親指先を傷付けて気付いた
おっちょこちょいの私は、スライサーの刃に右手の親指を突っ込んでしまい、見た目以上に深く傷付けてしまいました。
3週間もの間、高級ナノコロイド絆創膏を奢り続けてようやく絆創膏無しにすることが出来ました。
ナノコロイド絆創膏を貼れば大抵の傷なら5日もあれば絆創膏を外せるのにおよそ4倍もの日数が掛かってしまったのはなぜか?
ひとえに右手の親指は力が掛かる作業をする時に欠かせない存在だからに相違ありませんね。
たとえば男性用シャツのボタンは左手でははめづらく、結局右手の親指と人差し指、中指を使ってはめるとき、大抵ボタンのエッジが当たる親指に結構なチカラがかかっていたことを普段は気付かずに過ごしていました。
ましてや重量級の私がズボンのボタンをはめる時に至っては、右手の親指の先に何十キロものトルクが掛かっているのではなかろうか。
最初気付かずはめようとして傷口が開いて頭に雷が落ちたような痛みを感じてビックリしたものです。
それ以外にも、ペットボトルを開けようとするような何ということもない作業でも親指の傷口が引っ張られてまた傷口が開くを繰り返し、
極め付けはチャックの小さなツマミを持ち手にした場合、思わず悲鳴をあげそうなほど右親指が痛むのでした。
結果としてなかなか完治しなかったのでありました。
あとは、iPhoneのキーボードをタッチタイプしたくても絆創膏が邪魔して文字が全然打てない。打てても50%以上の確率で違う文字を打ってしまうという体験は、ひとつ不具合があるだけで、日常のものごとの進み具合の違いがとんでもなく変わってしまう様をまざまざと見せつけられた感じがしました。
服を着ることひとつなんと大変なことだったということを体験して、これから年齢を重ねたり何かによって身体に不具合が発生した時のことを案じました。
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