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備忘録うちのサーブの時計は止まっています

GWも今日でおしまい。なんでお休みはあっという間に過ぎてしまうのでしょう。

去年からスタッドレスタイヤを履かせっぱなしだったうちのサーブ900カブリオレは、1年半ぶりにようやく夏タイヤを履きました。

それにしても東京のタイヤ交換料金の高いこと。東北だったらだいたい4,000円前後が相場のタイヤ交換(タイヤホイールセットで付け替える作業)費用なのですが、東京は倍前後の金額でとてもツラく、次は自分で作業した方がいいかもと思ったことを備忘録がわりに書き留めておくのです。

さて、saabmaniaさんが、サーブのターボの加速について書かれていました。

Saabの低圧ターボの効きは、主体的に運転をするということに応えるターボの効き方だと言われていて、なるほどと感じます。今の時代のターボの効き方の先駆けであったとも感じました。

今や多くのメーカーが内燃機関エンジンの排気量をダウンサイジングさせるために加速装置ではあるターボの利かせ方をコントロールを積極的に取り入れていて、サーブの先進性は先見の明があったことが証明されました。ところが先を行き過ぎたサーブは時代以上に燃費改善にも利用しているのはみなさまよくご存知のことかと思います。

しかし、昔ならV6 3Lエンジンを搭載していたような車格と重量の車輌に1.3Lとか1.4Lにターボを組み合わせてリッター当たり20km前後の燃費を出すとか当たり前になっていて、うちのサーブは街乗りと高速道路まるめてリッター当たり9km前後。この倍は走るのかと思うとクラクラします。

サーブに乗っていて、意外にリッチな燃調で野太い排気音に慣れていて、今どきの薄くてカリッカリにリーンバーンなエンジン音に触れると、求めるものが全く違うのだと、自分は旧い化石のような価値観の中にいることを思い知らされます。

何より渋滞にハマるとエンジンがヤバいとか、今どきのクルマではあり得ない感覚自体ナンセンスな時代ですよね。すみませんそんなクルマばかりの人生です。

サーブ900カブリオレで走り回っていたら、ありがたいことに一日で3回も、「いいクルマですね〜」といったお声掛けをいただきました。

「完調ですか?」と聞かれて「はい」と答えたものの後になって気付いたことがあります。

「時計は手に入れた時から止まったままです」

毎日乗るわけではない私にとっては少なからずバッテリー上がりの原因になるので止まってくれていた方がありがたいのですが、「完調ではない」理由になっていることを聞かれた時に思い出せなかったこと、期せずしてウソをついてしまったことになるので懺悔の気持ちから書き残しておきたいと思いました。

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