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運動不足解消とコロナ滅却の念をこめてオイリュトミーやるか!…な話。

2020年4月。
私は3月いっぱいで退職し、しかもその3月も全日有休を取ったため、もうずっと家で座りっぱなし、ゴロゴロしっぱなし。
ステイホーム絶賛実行中で、週1の買い物が唯一の運動。
娘も1月末から大学に行くことなく、コロナのこともあってバイトも減らし、とにかくほぼ家にいた。オンライン授業もまだ始まっていなかった。

2人とも明らかに運動が足りていない。
私は週1の買い物ですら息切れがする。
娘はガリガリだったのが、なんとなくふっくらしてきた。

そんな時、娘がおっぱじめたのが、オイリュトミーである。

◆オイリュトミーって?

まずオイリュトミーという言葉を聞いたことが無い方がほとんどだと思うので、そこから説明。
深~い話ではなく概要だけサラッと。
(単に深い話ができる知識も経験もないだけw)
ってゆーか、引用(;^ω^)

オイリュトミー(Eurythmy)とは、オーストリアの神秘思想家、教育家であるルドルフ・シュタイナーによって新しく創造された運動を主体とする芸術である。
ある種の舞踊ないし総合芸術、パフォーミング・アーツであるとも言われる。
ギリシア語のευ(eu:美しい)、ρυθμός(rythmos:リズム)から名付けられた。

《引用》Wikipedia

要するに、ダンスのような身体芸術だと思ってもらえれば、想像しやすいかと。
文字や音階に合わせたポーズや動きがあり、詩や物語、音楽に合わせて動く。
1人でやる場合もあるし、大勢でやる場合もある。

大勢の時は、常に相手と自分の存在を意識し、信じ合うことで、複雑な陣形や動きができるようになる。

…と、めちゃくちゃザックリな説明。
本質はもっと違うところにあるかもしれないけど、私には説明不能なので、もし気になった方は検索していただきたい(;´∀`)

◆ルドルフ・シュタイナーって?

そして、オイリュトミーの引用説明文の中に、また何やら謎の人物が記載されている。
ルドルフ・シュタイナー だ。

誰なんだ?と思う人がほとんどとは思うが、教育関係者や、子育て世代の方々には、馴染みがある、あるいは聞いたことがある名前かもしれない。

ドイツやオーストリアで活動していた、哲学者・思想家・教育者である。

このルドルフ・シュタイナーが提唱してきた教育「ヴァルドルフ教育(ウォルドルフ教育)」、そしてそれを実践する学校「ヴァルドルフ学校(ウォルドルフ学校)」というものがある。

日本では、ルドルフ・シュタイナーの名前をとった
「シュタイナー教育」「シュタイナー学校」
という呼び方をするのが一般的になっている。

これまたザックリな説明なので、気になった方は検索していただきたい。
またかー(;´∀`)


◆シュタイナー教育、シュタイナー学校って?

シュタイナー教育では、自由な自己決定ができる人間になるための教育を目指している。
自然と共に暮らし、手や足を動かし、大人も子どもも1人の人間として尊重しあう。

教育の実践の場として、シュタイナー幼稚園や、シュタイナー学校がある。

子どもが小さいうちは、TVやゲーム等に触れさせないようにすることで有名かもしれない。

学校の特徴は以下。

・数値による評価は行わない(数値による通信簿は無い)。
・教科書は使わない代わりに自分たちで美しいノートをまとめる
 (本や参考書等を使う場合はある)。
・毎日第1時限目は100分間の授業で、2~3週間程度連続して同じ科目を学習する。
・1~8年(小1~中2)までは担任が変わらない。
・9~12年(中3~高3)は教師は担任ではなくアドバイザーとなる。
・芸術科目(音楽・美術)に力を入れている。
・特徴的な教科がある(にじみ絵、フォルメン、手仕事、演劇、オイリュトミー 等)

これらの大きな特徴だけ見ても、一般的な学校とはだいぶ違うことが分かると思う。
いわゆる“自由学校”の1つであるともいえる。
日本では数校しかないが、世界には1000を超える学校がある。

多くの有名人を輩出しており、日本では 俳優の斎藤工、村上虹郎、坂東龍汰 などがいる。
保護者が有名人であることも多い。

娘は中1~高3まで、某シュタイナー学校に通った卒業生である。

◆ふまえた上で本題の、オイリュトミーやるか!

やっと冒頭へつながる (*´Д`)=3ハァ・・・
そう、娘がオイリュトミーをおっぱじめた話である。

娘「オイリュトミーで コロナ立ち去れ! ってやってみよー!」

私「えー!面白そう!教えて~(*゚▽゚*)」

そう、オイリュトミーはダンスのようなものだが、前述したように、文字を1つ1つ動きで表現することができる。

娘「コ(C)、ロ(R)、ナ(N)、立ち(T)、去れ(S) かな」

私「ふむふむ。で?Cってどうやるの?」

娘「えっ…」

私「ん?Rは分かるよ!こうでしょ」←自慢げにやってみせる

娘「いや、それ、Lだから。Rは反対に回すの」

気に入ってRをやり(ついでにLもやり)、Nは分からない、でも、TとSもできる。
私自身はオイリュトミーを体験したことはないが、娘達がやっているのを見て、なんとなく覚えたものもある。

◆ん?で?出だしのCは?

娘「あれ?私、もう忘れちゃった?いや、そんなことないよ。おかしい!Cだけ思い出せない!」

えーっ、Cだけ思い出せないって、何でそんなピンポイントでー?

娘「え?違う!Cなんて無いわ!

えーっ、Cが無いとかあるのーーーっ??? ( ;´_ゝ`)

娘「ドイツ語だとchだから、C単独って無いんだよ。
  しかも、chの読み方、ツェとかってなるから、コじゃないし!」

マジかー。
じゃ、ドイツ人、「コ」どうすんねん?!

娘「そしたら、Kでやる?でもそれじゃあ、コロナ(CORONA)じゃなくなっちゃうしなー」

…ということで、「オイリュトミーで コロナ立ち去れ! ってやってみよー!」は、出だしからできないと判明。
うわー、私も娘もかなりノリノリだったんだけどねー。

しかたないので、「コ」だけ口で発して(笑)、RNTSを2人でやった。
なんか知らんが大笑いで大はしゃぎで繰り返しやったよ。
でもやっぱり「コ」がねー、なんかフッと我にかえったさ。
気まずいカンジになって、静か~に、やめたよねー
(´o`;)トホホ

とはいえ、娘のオイリュトミーが、たったの数文字なのに、あまりにも美しくて感動。
特にTからSの流れ。
オイリュトミストになったら?と言ったら、絶対ないとソッコーで返されてしまった。

…というわけで、2020年4月7日のTwitter投稿のスピンオフ
「運動不足解消とコロナ滅却の念をこめてオイリュトミーやるか!…な話。」
でした。



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