aba社員インタビュー Vol.1

こんにちは!
株式会社 abaでインターンシップをさせて頂いている、加賀美(カガミ)です。

abaでは、介護機器を取り扱う中で「テクノロジーでだれもが介護できる社会」を築くことを目指しており、その言葉どおり、様々な背景をもった社員さんが介護事業に携わっています。

そのような社員さん達のことをもっと紹介できるのではと思い、
今回、介護現場に作業療法士として携わっていたご経験のある aba社員、
沼田一恵さんにお話を伺いました。

▶︎質問のまとめ

なぜabaで働き始めたか

abaのビジョン・ミッションの第一印象

以前・現在のお仕事の内容

これからの目標

▶︎インタビュー

代表の宇井との出会いは、大学院での授業


加賀美:本日はよろしくお願い致します。
さっそくお伺いしたいのですが、abaに入社されたのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。

沼田:まず代表の宇井さんに出会ったきっかけなのですが、
当時、研究をするために大学院に通っていてそこに宇井さんが授業で来たんです。

そこで最新の福祉用具の紹介っていうことでHelppadの話があったんですよ。
そこでとても良い製品だなと思ったのがきっかけで、入職したきっかけはさらにその1年後です。
介護現場の調査をしていて、私にインタビューの依頼が来たんですよ。
そこでまた宇井さんと再会して、色々お話をした時に、ちょうど人を募集しているということで。

加賀美:そこで二つ返事だったのでしょうか。

沼田:はい。

加賀美:すごいですね。では何か縁みたいなものが感じられたのかもしれないですね。

沼田:ご縁かなと思って、はい。
私もどういうお仕事ができるか分からなかったのですが、現場でずっとリハビリのお仕事をしていたので、abaに出会ったのもせっかくのご縁なので、すぐに返事しました。

加賀美:大学院の時の1回の講義で出会えたのも偶然だったんですね。

沼田:あのときに宇井さんが登壇して、
当時通っていた大学院が、福祉用具の専門のコースだったんですけど。
先生が新しい取り組みをしてる会社をゲストスピーカーで呼ぶのが好きな方で。
宇井さんにうちの大学で喋ってよって、お声がかかったみたいです。

加賀美:最近も、宇井さんは結構ひっぱりだこですよね。

沼田:お声がかかると思うんですね。

加賀美:そうですね。私もabaに来たのが、今後さらに発展しそうな時でよかったと思っています。

沼田:変化が見られますものね。

加賀美:はい、すごく新鮮です。

Helppad という製品に衝撃を受けて

加賀美:ところで、もう一つの質問の方に移りたいと思うのですが、
abaのミッションについて思ったことや、最初に聞いた時の印象をお聞きしてもいいですか。

沼田:正直なところ、ミッションもいいなと思ったんですけど、製品の方がすごくいいなと思ったので、製品の方が印象が残っていました。
入社するときに、憧れとか会社の理念が良くて選ばれることもあると思うのですが、私は宇井さんが持ってきたっていう製品に衝撃を受けて。なぜかと言うとにおいセンサーで、ベッドに敷くだけなんですね。

加賀美:なかなかないですね。

沼田:完全に競合する製品は、多分日本国内で売られてないと思い。海外にまで行かないと見当たらないかもしれないですね。

加賀美:なるほど。確かに珍しいのかなと。
とくに、沼田さんは介護の現場にも携わっていたので、そういった介護現場でどのような機器があるのかもご存知の上で、さらに珍しく感じられたのでしょうね。

沼田:排泄ケアを良くするための福祉用具を、私も色々試してきたことがあるんですよね。もちろん。
調べたり試したりしていたのですが、ヘルプパッドのような製品は出会ったことがなかったです。


沼田さんのこれまでと現在の業務について

加賀美:沼田さんは福祉介護の用品などに携わり、福祉の現場にいらっしゃったと思うのですが、その時のお仕事はどのようなことされてましたか。

沼田:その時のお仕事は、高齢の病気になった人とか障碍者の方に福祉用具を提供していました。
ちなみに、加賀美さんはおばあさまがいらしたり、リハビリなどされたことはありますか。

加賀美:いいえ、老人ホームには行ったことがあるのですが、特にないです。

沼田:以前は高齢者の方とか障碍がある方に便利な福祉用具をお勧めしたり使い方を指導したりする仕事してました。

加賀美:そうなんですね。では介護機器を専門とされていたということですよね。もう今のお仕事にぴったりですね。

沼田:メーカーに問い合わせたりして、やっていたのである程度どんなものがあるか分かっていたんですけどabaがやってることは初めて見ました。

加賀美:現場にいたからこそ実感されるのですね。
そのようなお仕事されてから、今のお仕事と違うことや、ギャップみたいなものがありましたか?

沼田:販売の仕事で、Helppadを購入してくれそうなお客様の営業と購入いただいた方のサポートをしています。
あとは、aba labという調査などのコンサル事業があるのですが、私もそのaba lab事業のほうで、コンサルが必要なお客様に介護現場の情報をお伝えしたりしています。
※ aba lab についてはこちらの記事をご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000044112.html

加賀美:では、前職のご経験を活かしてそのコンサルと同時にHelppad について伝えるというようなことですね。すごくいいですね!

沼田:やはり abaならではと言いますか、エンジニアもいて、現場を知っている人もいるということで、それが、abaに頼んで頂けたら、一気に両方の知見をもらえるよ、というのが aba labの強みかな、と。
普通はモノを作るだけであったり、市場調査だけという風にコンサルさんが分かれていると思うのですが、abaは両方できるんだよってところで、私も aba lab 事業に携わっています。

加賀美:そうなんですね、やはり専門的な現場に即した知見も必要ですし、同時にコンサル的なちょっと抽象的な部分も必要だと思います。

沼田:そうなんです、その通りで、なかなか各種メーカー様、介護現場で力になりたいとか社会課題を解決したいといった企業様もいらっしゃるのですが、
じゃあ具体的にお年寄りの人に何したらいいんだろうというニーズを捉えるのが難しくって。なので私たちが具体的な現場のニーズを調査したり、幅広にアンケートをとっていくよりもピンポイントに絞って、知人など人脈を生かしてコアなヒヤリングをしたり、それをフィードバックしたりしています。
加賀美:フィードバックする時は、例えばどのような感じでされるんでしょうか。

沼田:フィードバックよりも、どちらかと言えば通訳と言うんでしょうね。現場の方がやっていることが、メーカーさんにとってはこういう風にとっていただいていいですよ、みたいな。

加賀美:はい。例えば、介護を受けていらっしゃる方を、利用者と言い変えたり。

沼田:そうですね、そこを丁寧にわかりにくそうなところを翻訳して伝えて差し上げる。

加賀美:なるほど、それもすごく大事ですね。
最後に、沼田様がabaで今後取り組んでいきたいことであったり、抱負などあればお聞かせ下さい。

沼田:宇井さんみたいに経営者の方であれば、長期目標とかね、先を見ることが慣れてらっしゃる。だから経営者をされていると思うのですが、私は現場の人間だったので、こう、先を見て夢を語るというような視点が経験上あまりなくて。どちらかというと明日の利用者さまにこれをしてあげたいとか、わりと身近な目標でやっていました。
それとabaに入った理由の一つが、ご縁があったというのもそうなのですけど、ちょっと巻き戻るのですが、高齢者や障碍者に福祉用具をお勧めする仕事をしていた中で、もっと工夫してくれたらいいのにとか、値段が安かったらいいのにとか、そういう課題感を感じていたので、作り手に回ってみたかったという思いもありました。
逆にabaに入って、願いがいったん叶ってしまって。

加賀美:成就してしまったんですね。笑

沼田:そうですね。笑
Helppad、今の製品をもっと良くしたいっていうのも一個ありますし、まだ完全に現場にとって100点満点の製品ではないと思っていて、宇井さんもおっしゃっているのですが、まだブラッシュアップする部分はあるので。短期目標としては、Helppadをもっと良くしていくことを考えています。

加賀美:はい、そうですよね。ご自身がすごく地に足の着いた、やはり介護での現場の経験を生かして着実な視点で考えていらっしゃるので、abaの支えとなるのではないかなという風に思いました。

沼田:はい。

加賀美:本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

沼田:ありがとうございます。

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〜 沼田さん、ありがとうございました!

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