母ちゃんは、たまに昼メシとして焼きめしを作ってくれる。

味つけはわりとチャーハンよりで、具は細かく刻んだネギとかハムとか。

味の濃さでいえば、まあ、天野は不満な濃さだと思う。俺は満足だけど。

余ってしまい、保温になってる銀シャリを使っているのが重要で、米粒が硬めになってて、パラパラしてる。

卵でコーティングということもないので、卵はダマになり、小さな卵焼きみたいになってる。

これは、本当に何物にも代え難い最高のごちそう。昼にこれが来ると、かなりブチ上がる。

たまに本格的な味の濃いチャーハンを食べたくなることはあるけど、そういう時はウエルシアでチャーハンおにぎりとか買えばいいし。

母ちゃんがボケ老人になる前に、この焼きめしを作れるようになりたい。