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羊を洗う。糞との奮闘記

さあ、ゴミ袋いっぱい。
私にとってはお宝だ。

とはいっても普通の羊さんよりは
毛が短く、思ったより量もなかったのですが
ありがたい、とにかく命感じましたから。

さて、師匠のお庭をお借りして
二人でこれからこの子を綺麗にしなければいけません。

いきなり洗い始めるとフンがついた毛は
全体にフンが広がり取り返しのつかないことになる。
という師匠の経験を元に、
まずは毛先のフンがついたところをハサミでチョキチョキ削ぎ落としながら取り除くことになりました。

1日目、2日目、
徐々に慣れていく作業。
なぜだか日に日に強くなる匂い。

実はこの頃に妊娠が発覚するのです。笑

手についた羊さんの匂い。
ここでまた、あ〜生きてるのなぁって実感するのです。

やっとのことで取り除き、
気づけばバケツいっぱいになった汚れた部分。
こちらは肥料になるそうな?捨てるところがありません。

さすが、羊さん♡

さて、次はいよいよ洗う工程です。
とりあえず綺麗な順に
羊さんに勝手ながら
一軍、二軍を決めさせてもらいました。

まずは一軍を樽にお湯を張り
師匠が以前作った廃油石鹸を溶かし
一晩、温度を保ちながらつけ置きします。

翌日引き上げて
小分けにしながらすすぎ
脱水。

籾殻やゴミも多くできるだけ取り除くことで
精一杯な感じでした。

改めて、手作業って時間がかかる。
昔の人に尊敬した時間でした。

なかなか何日もかかりました。
やっとのことでまずは洗うことに成功しました。

次は染色になります〜

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