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『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』 レギュラーステージ 第20試合ROUND1 VS レジャーランド戦

1. はじめに

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』teamレジャーランド所属 アドバイザー べあーです。

今シーズンも、レジャーランド各試合の戦略についてnoteを公開していきます。

今回の記事では、8/31(水)に配信された「第20試合 ROUND1 VS レジャーランド」の戦略、感想、舞台裏などを書いていきます。


<注目ポイント>
『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』公式サイトより引用


2. 対戦テーマの印象

「第20試合 ROUND1 VS レジャーランド」のテーマは以下の通りです。

■ 先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]
■ 中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]
■ 大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]

<対戦テーマの第一印象>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10] 出すぎじゃない?ってチーム一同 困惑してました。

中堅戦、大将戦は無難なテーマだと思いました。


2.1 オーダーについて~ドラフト会議(全試合テーマ発表)直後のタイミング~


ドラフト会議の直後にレギュラーステージ全試合のテーマは抽選で決定しています。

テーマ発表直後のタイミングで全7試合にどの選手を出すか一度検討しました。

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』のレギュラーステージは全7試合中4勝すればクオーターファイナル進出は確実ですが、引き分けなども発生する可能性があるためクオーターファイナル進出には3勝すれば十分と思い、抑えるべき試合は確実に勝利して勝ち点を積み上げていくことが重要だと考えていました。

そのため、レジャーランドの初期の方針として、「指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さである GAME PANIC 戦」「指定B (大将 LEVEL12) で最強クラスの強さである ROUND1戦」については勝利することは難しいので、優先度を下げコストを温存しつつも勝てる可能性残した選出する予定でした。(=上記2試合以外で勝利できるように強い選手を配置し、残ったコストで2試合の選出を決める。)

この時点では、ROUND1さんは「指定B (大将 LEVEL12)」が4試合あるため、「指定B (大将 LEVEL12)」の大将戦に4回U*TAKA選手を出す可能性が高く、「指定A (大将 LEVEL11)」の3試合のうち1つでU*TAKA選手が中堅戦に出場することになると予想していました。


ドラフト会議直後の時点でのROUND1の選出予想は以下の通りでした。

<パターン1>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];KUREI選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; I6VV選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; U*TAKA選手

<理由>
先鋒戦については、SOF-LAN(LEVEL8~LEVEL11)がU*TAKA選手を除いたROUND1の選手中で一番できそうなのがKUREI選手

大将戦については、先ほど書いた理由からU*TAKA選手が出る可能性が高い

中堅戦については 4巡目指名選手が出ることは中々ないため、 I6VV選手が出場する可能性が高い


場合によっては、以下のオーダーもあるかと思っていました。

<パターン2>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];KUREI選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; U*TAKA選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; I6VV選手

I6VV選手が大将CHARGEの課題曲にある「Aftermath」が非常に上手なため。先鋒戦・中堅戦でリードを作り、大将の自選を守って勝利を狙う選出



次にレジャーランドの選出についてですが、この時点では色々な候補を考えていました。以下が初期に考えていた選出例になります。

<パターン1> 1~2巡目 コスト温存のオーダー
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];U76NER選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; 1-PIN選手 or DINASO選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12];G*選手

CHARGE LEVEL12はG*選手の得意な楽曲もある+1~2巡目どちらかの選手のコストを抑えることができる。


<パターン2>
1~2巡目で固めるオーダー
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];U76NER選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; DINASO選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12];1-PIN選手

中堅戦と大将戦がGiGO戦と同じテーマ。GiGO戦と同じ選手が出ると練習効率がよい。

U*TAKA選手が出る・出ないに関わらず、テーマを考慮すると、この布陣がレジャーランドで1番強くて勝利できる可能性が高い。



全7試合のオーダーをこの時点でキッチリ決めているチームもあると思いますが、レジャーランドは大将戦に誰でも対応でき、柔軟にオーダーが変えられる点が強みのチームのため、最終的には第8試合までの結果を見た上で、再度オーダーを検討する方針としました。

ただ、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]については、昨シーズンも同じテーマを担当しており譜面の理解力があるため、U76NER選手にすることは確定していました。

又、GAME PANIC戦、SILKHAT戦も[テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]だったため、1人の選手が専任した方が他選手の練習負荷が減るというメリットもあります。

一方で、1人が専任となった場合、各試合で負けた楽曲を連続して選曲されるリスクもあります。(=U76NERさんは昨シーズン先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]に出場していたものの、ドラフト会議直後の時点では苦手な曲がいくつかありました。選曲は各試合終了後に次回試合の楽曲提出となるため、苦手な曲がバレるとその曲を各試合で選曲されることになりかねない)

ただ、U76NER選手だったら試合までに全曲仕上げてくれると信じて、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]を任せる方針としました。

「レジャーランドは先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]多くて引きがいい」という意見を見たことがありますが、レジャーランドとしては先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]の同じテーマが多くて、嫌だと思っていました。理由は前述の通りです。

最終的には、U76NER選手が試合までの期間で猛練習したことで課題曲全てを仕上げ、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]が多い嫌な状況を打破してくれました。

2.2 オーダーについて~第8試合終了時点(6月の収録終了時点)~


この時点でレジャーランド、ROUND1の成績は以下の通りです。
【レジャーランド】
勝ち点:6 (2勝)

<残りコスト>
1-PIN選手:100
DINASO選手:100
G*選手:100
U76NER選手:140

<ストラテジーカード残数>
どこでも使えるFREE 1枚


【ROUND1】
勝ち点:4 (1勝1引き分け)
<残りコスト>
U*TAKA選手:90
KUREI選手:110
I6VV選手:110
MAKO-G選手:130

<ストラテジーカード残数>
先鋒戦、中堅戦、大将戦1枚ずつ
どこでも使えるFREE 1枚


又、各チーム第9試合~第20試合(レジャーランドはVS GAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦の3試合分)のオーダーを纏めて提出する必要がありました。ここが戦略的にかなり重要で、相手チームの選手選出を予想しながら、各チーム3試合の中でどこの試合で勝利を狙っていくかがポイントとなります。

上記の状況下で、ROUND1の選出予想、レジャーランドの選出を検討しました。


【第8試合終了時点のROUND1の印象】
・U*TAKA選手がコストを90残している。ROUND1の残り5試合はLEVEL12大将が4回、LEVEL11大将の試合が1回で、LEVEL12大将戦に3回出場の可能性が非常に高い。
(=ドラフト会議直後はLEVEL12大将戦に4回U*TAKA選手が出場すると考えていたが、残りコストは90のため、LEVEL12大将戦に1回出場できない試合がある。そのため、レジャーランド戦のLEVEL12の大将戦に出場しない可能性がある。)

実際、第9試合以降にROUND1 はLEVEL12の大将戦 VS TAITO戦はU*TAKA選手ではなく、KUREI選手が出場していました。

・2~4巡目選手のコストはバランスよく残っており、試合のテーマから出場選手を予想するべき


【ROUND1のオーダー予想】
<パターン1> U*TAKA選手が出場するケース

先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];KUREI選手 or I6VV選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; I6VV選手 or KUREI選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; U*TAKA選手

<理由>
初期の選出予想とほぼ同じパターン。
試合テーマ的に1~3巡目選手が出場しそう。

先鋒戦については、SOF-LAN(LEVEL8~LEVEL10)がU*TAKA選手を除いたROUND1の選手中で一番できそうなのがKUREI選手。又、第5試合のVS SILKHAT戦の中堅戦で [テーマ: SOF-LAN LEVEL10]にKUREI選手が出場しており、練習効率が良い。

I6VV選手が「GRADIUS -FULL SPEED-」が昔 全国TOPだった時期があったので、 I6VV選手が先鋒戦に出場して、中堅戦をKUREI選手にする場合もありそう。

このパターンがROUND1の一番強い選出のため、この選出で来ないで欲しいと考えていました。

<パターン2> 大将戦にU*TAKA選手が出場しないケース

先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];MAKO-G選手

中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; KUREI選手 or I6VV選手

大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; I6VV選手 or KUREI選手

MAKO-G選手にSOF-LANのイメージがあまりないが、SOF-LAN要素が少ない楽曲もあるので、先鋒戦の出場があるかも。

レジャーランドとしてはパターン1の選出が嫌だったので、パターン2であって欲しかったですが、可能性としてはかなり低いと思ってました。

【レジャーランドの選出について】
以下のパターン1想定でレジャーランドの選出を決め、試合に向けて練習をしていました。

<パターン1>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];KUREI選手 or I6VV選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; I6VV選手 or KUREI選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; U*TAKA選手


第8試合終了時点のタイミングで、各チームの残りコストと勝利数から、全チームの第9試合以降のオーダー予想をした上で、残り5試合についてレジャーランドの選手選出をおおよそ決めています。

ドラフト会議(全試合テーマ発表)直後のタイミングではROUND1戦については優先度を下げる方針でしたが、オーダーの検討を進めていく中で、ROUND1戦に1-PIN選手とDINASO選手を大将戦・中堅戦に出場させてもコスト的に問題ないと判断しました。

そのため、初期に考えていたパターン2の選出となりました。



<パターン2>1~2巡目で固めるオーダー
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];U76NER選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; DINASO選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12];1-PIN選手

中堅戦と大将戦がGiGO戦と同じテーマのため、GiGO戦と同じ選手が出ると練習効率が良いメリットがあります。又、U*TAKA選手が出る・出ないに関わらず、レジャーランドが一番勝利できる可能性が高い布陣となっています。
(U*TAKA選手が出ない可能性が少しでもある以上、強いオーダーで攻めるべき。実際に他チームもROUND1戦の大将にはエース選手を投入している)

最終的に対戦相手は、先鋒戦; I6VV選手、中堅戦;KUREI選手、大将戦 ;U*TAKA選手となりました。先鋒戦はKUREI選手が出場する可能性が高いと思っていたので、少し予想外でした。


U*TAKA選手が大将戦に出場することから勝利することは非常に厳しい戦いになることは予想されていましたが、レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」が1番可能性としてあり、次点で「中堅戦2タテ+大将戦1勝」でした。

大将戦が非常に厳しい戦いになることから、先鋒戦と中堅戦を全勝して引き分けに持ち込むことができたら、勝ちと同じくらい大きいと思っていました。先鋒戦と中堅戦を全勝は容易にではないので、基本的にはないものだと考えています。

第8試合終了時点で2連勝しているチームがレジャーランドだけだったので、第9試合以降レジャーランドのマークが緩くなることを期待していたのですが、先鋒戦:3巡目選手・中堅戦:2巡目選手・大将戦:1巡目選手と強いオーダーをROUND1さんから選出されることになりました。

期待と裏腹に、レジャーランドは5試合行った中でGiGO戦以外の4試合は「1~3巡目の選手選出+中堅~大将に1~2巡目選手選出」とマークが厳しい形となっています。



3. 先鋒戦 I6VV選手 vs. U76NER選手 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]

<試合結果>
それぞれの選手が自選曲を勝利し、引き分けとなりました。


#自選曲、他選曲予想など

<U76NER選手 自選曲について>
GAME PANIC戦、SILKHAT戦、ROUND1戦と [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]に出場することもあり、U76NER選手は全部の試合で2タテをするために、課題曲全てを徹底的にやりこみ、全曲自己ベストで I6VV選手に勝利していました。

GAME PANIC戦、SILKHAT戦で自選で選んだ曲は再度選曲できないため、残り7曲の中でU76NER選手が自信のある「era (nostalmix)」が自選曲となりました。

又、試合前の直前練習では「era (nostalmix)」ではなく、あえて「era (step mix)」だけをプレイして、選曲を読まれないようにしていました。


<U76NER選手練習時のリザルト>
GAME PANIC戦、SILKHAT戦、ROUND1戦に向けて、先鋒戦[テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]の課題曲をやり込んでました。


I6VV選手はU76NER選手の選曲は、op.31 叙情だと読んでいたようです 笑




< I6VV選手 選曲予想について>
U76NER選手が課題曲のスコアをかなり詰めていたため、全曲自己ベストは I6VV選手に勝利していました。


I6VV選手=「GRADIUS -FULL SPEED-」のイメージが強かったというのもあり本命は「GRADIUS -FULL SPEED- (自己ベストが5点差)」、次点で「Agnus Dei(自己ベストが11点差)」の2択だと考えていました。



# I6VV選手 自選曲 「Agnus Dei」

<楽曲について>
beatmania IIDX 12 HAPPY SKYの楽曲です。(2006年AC稼働開始作品)
NOTES数;1051
スコア理論値;2102
BPM;70-168


<試合結果について>
I6VV vs. U76NER
☆2086 - 2074


「Agnus Dei」のメインBPMは168で、部分的にBPM70,150,160になる楽曲です。

ほとんどの箇所がBPM168なので、[テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]課題曲の中では速度変化が大人しめな楽曲ですが、BPMが遅くなる箇所についてはfastになりがちなのと、ズレ譜面になっている部分が特にスコアを出すのが難しいです。

U76NER選手はSILKHAT戦と同じく安定をとり、固定オプションのMIRROR、 I6VV選手はRANDOMを使用していました。

前半に I6VV選手が点数をリードし、そのリードを保ったまま最終的に I6VV選手が2086 (MAX-16)と非常に高いスコアを出して敗北となりました。

U76NER選手はSILKHAT戦のスコアより6点伸ばしたのですが、 I6VV選手のスコアはANSA選手と同じスコアで、仕上がっていたの一言につきます。

そのため、ここの敗北は仕方がないと思っており、「ドンマイドンマイ!切り替えていこう」とチームメンバーで言った記憶があります。

SILKHAT戦のU76NER選手のプレイを見て「Agnus Dei」であれば勝てると思って選曲したのだと思います。同じテーマで同選手が出場することのリスクを感じた試合でした。



<先鋒戦 出場選手のツイート>



# U76NER選手 自選曲 「era (nostalmix)」

<楽曲について>
beatmania IIDX 3rd Styleの楽曲です。(2000年AC稼働開始作品)
NOTES数;786
スコア理論値;1572
BPM;90~180



<試合結果について>
I6VV vs. U76NER
1504 - 1524 ☆


「era (nostalmix)」のメインBPMは180で、中盤とラストにBPMが90になる楽曲です。中盤のBPM90地帯を遅い速度のままやるか、適正な速度になるようにハイスピードを調整するか人によって分かれます。

BPM90地帯を遅い速度のままやるとfastが出やすくスコアを出すのが難しく、ハイスピードを調整した場合はBPM90から180に戻る箇所で調整が必要となり失点が出るため一長一短です。

試合ですが、中盤のブレイク地帯に入った時点でU76NER選手が4点のリードと、ほとんど点差がない試合展開でした。

この楽曲の鍵となる中盤のBPM180から90になる地帯ですが、 I6VV選手はBPM90地帯を遅い速度のままプレイ、U76NER選手はハイスピードを2.50から5.00に変更しています。

U76NER選手がハイスピードを適正数字に変更したことによって20点以上リードすることができましたが、BPM90から180に戻る箇所での失点がどうなるかドキドキしながら見守っていました。

BPM90から180に戻る直前に皿チョンして、ほぼ失点なくBPM180地帯に突入しました。コンボ繋ぎつつ速度変更できてるの職人技すぎる。


スコアの失点が怖かったBPM90➡180に変わる地帯を抜けた時点で30点以上リードしていたので、その後は安心して試合を見ることができました。

U76NER選手が勝利した瞬間の喜びを見ると、今でも目頭が熱くなります。



又、U76NER選手は3回 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]に出場していますが、対戦相手は全て3巡目選手の中、3勝3敗の結果を出しており、本当に凄いと思います。


先鋒戦は引き分けとなり、勝利するためには次の中堅戦で2タテできるのが理想となるため、DINASO選手に託すことにしました。


<先鋒戦 出場選手のツイート>



4. 中堅戦 KUREI vs. DINASO [テーマ: PEAK LEVEL11]

<試合結果>
DINASO選手が2タテしました。


#自選曲、他選曲予想など


<DINASO選手 自選曲について>

DINASO選手が自信のある楽曲で、同じテーマ [テーマ: PEAK LEVEL11] GiGO戦では使わずに温存していた楽曲がありました。

その楽曲こそが「Farewell to Marrakech」で、自選曲はすぐに決まりました。


<KUREI選手 選曲予想について>
KUREI選手が全国TOPの「Rising in the Sun(original mix)」を一番警戒していましたが、課題曲のスコア水準がどれも非常に高く、これまでの対戦相手の中で1番選曲が読めませんでした。

「選曲予想は諦めて、選曲されそうな曲を中心に満遍なく課題曲を練習し、選曲された楽曲を頑張る」方針としました。


# KUREI選手 自選曲 「Nasty Techniques」

<楽曲について>
beatmania IIDX 27 HEROIC VERSEの楽曲です。(2019年AC稼働開始作品)
NOTES数;1338
スコア理論値;2676
BPM;150


<試合結果について>
KUREI vs. DINASO
2638 - 2647 ☆


選曲が発表された瞬間、Nasty Techniquesは全く想定していない楽曲だったので、曲が発表された時にレジャーランド一同驚くと共に、どのオプションが良いのかざわついていました。

DINASO選手も「どんな譜面だったっけ?」って言っていたのが記憶に残っています。

???な選手達


KUREI選手は固定オプション、DIANSO選手はRANDOMでプレイしています。KUREI選手が固定オプションなのを見た瞬間、固定オプションでかなり仕上げてきたことを察し、心配ながらも試合を見守ることにしました。

冒頭のトリル地帯でKUREI選手に8点リードされましたが、じわじわと点差を詰め、中盤までにリードを奪うことができました。

その後も一桁点差の推移が続き祈るような気持ちで試合を見守っていましたが、9点差で勝利することができました!

本人もほとんど練習していなかった楽曲で、前述の通りチームレジャーランド一同もNasty Techniquesへの理解度も低かったのですが、そんな状況下でKUREI選手相手に勝利したことに驚くと共に、めちゃくちゃ盛り上がっていました!DINASO選手凄すぎる。

DINASO選手の活躍にお祭り状態
勝利したことにDINASO選手自身も驚いていました


KUREI選手の自選曲に勝利したことで、レジャーランドが流れを掴むことができました!!



# DINASO選手 自選曲 「Farewell to Marrakech」

<楽曲について>
beatmania IIDX 28 BISTROVER の楽曲です。(2020年AC稼働開始作品)
NOTES数;1162
スコア理論値;2324
BPM;144


<試合結果について>
KUREI vs. DINASO
2238 - 2289 ☆


Farewell to Marrakechはノーツがズレて降ってくる箇所が多くスコアを出すのが難しい楽曲なのですが、DINASO選手はズレ譜面を得意しています。

DINASO選手は正規、KUREI選手はMIRRORでプレイしており、ズレ譜面の箇所でDINASO選手がどんどんリードを広げていくので安心して試合を見ることができました。

安心して試合を見守る選手達


レジャーランド一同DINASO選手が勝利して喜ぶと共に、スコアを見て驚きました。なんと歴代スコアだったのです!

大会の一発勝負で歴代スコアを出すDINASO選手が凄すぎる。

歴代スコアを出して驚いている様子は映像からも伝わると思います。


歴代スコア出ていることに気が付いたU76NER選手


喜びを爆発させるDINASO選手


歴代スコアに沸く選手達


又、ROUND1戦の様子は、チームサポーターのSYU Xさんが四コマ漫画で書いてくれています!

DINASO選手が2タテしたことで、1-1から5-1となりリードすることができました!

U*TAKA選手はここまでレギュラーステージ無敗の最強選手ですが、どんな勝負にも100%はないので、1-PIN選手が自選曲での勝利を信じて大将戦を見守ることにしました。


<大将戦 出場選手のツイート>




5. 大将戦 U*TAKA vs. 1-PIN [テーマ: CHARGE LEVEL12]


<試合結果>
U*TAKA選手が2タテしました。


#自選曲、他選曲予想など

<1-PIN選手 自選曲について>
U*TAKA選手が相手ということで、1-PIN選手が課題曲の中で一番自信のある楽曲「Valanga」となりました。

U*TAKA選手は非常に強く、課題曲の自己ベストで勝利している楽曲はほとんどなかったため、U*TAKA選手の選曲を勝利するよりも、1-PIN選手の自薦曲を勝利することが大事だと考えていたので、自選曲の練習に集中して貰っていました。


<U*TAKA選手 選曲予想について>
BPL ZEROの決勝戦にU*TAKA選手が選曲した「Painful Fate」、「TITANS RETURN †」、重めの楽曲である「Sinus Iridum」「共鳴遊戯の華」辺りを予想していました。

選曲を見た時の選手達の反応

「ABSOLUTE EVIL」はそこまで予想していない楽曲だったので驚くとともに、U*TAKA選手の髪が青くなっていた理由がようやく分かりました。

又、U*TAKA選手は [テーマ: CHARGE LEVEL12]はどの楽曲も詰めており、自信があることから、この試合に最後の1枚であるストラテジーカードを「使用しない」と思っていました。

# U*TAKA選手 自選曲 「ABSOLUTE EVIL」

<楽曲について>
beatmania IIDX 29 CastHourの楽曲です。(2021年AC稼働開始作品)
NOTES数;1778
スコア理論値;3556
BPM;200

<試合結果について>
U*TAKA vs. 1-PIN
☆ 3484 - 3388

U*TAKA選手の自選曲ということもあり、U*TAKA選手が非常に上手で敗北しました。大将戦は直前練習から時間が空くのですが、BPM200の速い曲を自選できるの凄すぎる。

レジャーランドとしては自選曲勝負だと思っていたので、この敗北に関して引きずることはありませんでした。


1-PIN選手を信じて応援してました


# 1-PIN選手 自選曲 「Valanga」


<楽曲について>
beatmania IIDX 20 tricoroで収録された楽曲です。(2012年AC稼働開始作品)

NOTES数;1647
スコア理論値;3294
BPM;186


<試合結果について>
U*TAKA vs. 1-PIN
☆ 3274 - 3239

1-PIN選手・U*TAKA選手共にRANDOMでプレイしています。

レジャーランドとしてはRANDOMの配置がある程度叩きやすい譜面を引き、精度勝負に持っていきたかったのですが、RANDOMの配置が難しく、U*TAKA選手が非常に上手く敗北しました。

この配置でMAX-20のスコアを出すU*TAKA選手が本当にお見事でした。

レジャーランドは初の敗北となりましたが、ROUND1戦は大将U*TAKA選手選出が確定した時点で勝利するのが非常に厳しいと思っていたので、悔しさはあるものの落ち込むことはなく、先鋒 I6VV選手+中堅KUREI選手+大将戦U*TAKA選手と一番強いオーダーである ROUND1相手に5-7まで迫ることができたことを前向きに捉えていました。



<大将戦 出場選手のツイート>



6.最終試合結果


レジャーランドは5-7で敗北となりました。勝利まであと一歩の所までいけましたし、チームレジャーランドの強さを他チームに見せることができたと思っています。獲得ポイントが稼げたのも大きい。順位についてですが、第20試合終了(全チームが5試合終了)時点で4勝1敗のレジャーランドが1位となっています!

レギュラーステージも残り2試合ということもあり、上位2チームに入ってセミファイナルに進出を確定できるか意識するタイミングになってきました。

レジャーランドは残り2試合のうち1勝することができれば2位以上が確定する状況です。

<詳細>
5試合終了時点で2~3位は勝点10のROUND1、APINA VRAMeSです。
この後 第22試合でROUND1 VS APINA VRAMeSの直接対決があります。

第22試合でROUND1がAPINA VRAMeSに勝利した場合、ROUND1の最大勝点は16、APINA VRAMeSの最大勝点は13
(APINA VRAMeSが勝利した場合は、APINA VRAMeSの最大勝点は16、ROUND1の最大勝点は13)

➡レジャーランドの勝点は12なので、残り2試合のうち1勝すれば勝点15となるので2位以上が確定


又、他チームの試合結果によってはレジャーランドの勝敗に関係なく、2位以上になる可能性があります。


チームレジャーランドは、残り2試合、2勝して1位通過でクォーターファイナルをスキップし、セミファイナル進出確定を目指したいと思っています!チームレジャーランドを応援をよろしくお願いいたします!!!!



7. チームの振り返り配信や、記事等

第20試合 ROUND1戦について、チームレジャーランドで振り返り配信も行っています。選手自身が感じたことを話していますので、良かったらご覧ください!

今後の振り返り配信も試合に勝っても、負けても放送終了後の23時にやりたいと思ってます!



レジャーランド公式のYoutubeアカウントのチャンネル登録をすると配信開始の通知もいくので、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします!!!


ROUND1さんは9/3(土)22:00から、 第16試合 SUPERNOVA Tohoku戦 第20試合 レジャーランド戦 2試合の振り返り配信を行うようなので、こちらも要チェックです!



8. 最後に


最後まで読んで頂きありがとうございました!

レジャーランドの試合について今後もこういった記事を書いていきます!

次の試合は9/14(水)で、レジャーランドはTAITO STATION Tradzさんとの試合になります。


後1勝できれば2位以上が確定する状況のため、とても重要な試合です!

TAITO STATION Tradz戦のオーダーは9/7(水)に発表されるので、どのような対戦カードになるか楽しみにお待ちください!

繰り返しになりますが、チームレジャーランドは優勝を目指して引き続き頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!!



9. オフショット写真


ここでは、試合前に撮影したオフショット写真をのせていきます。
オフショット掲載の許可を頂いたオフショット掲載の許可を頂いた「株式会社コナミアミューズメント様」、「チームROUND1のオーナーである株式会社ラウンドワン様」、「レジャーランドのオーナーである株式会社 山崎屋様 」には、この場をお借りしてお礼申し上げます。


<U76NER選手 & I6VV選手>



<DINASO選手 & KUREI選手>



10. 関連記事

<BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- レギュラーステージ これまでの記事>




<昨シーズンのROUND1戦の記事>


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