映画プラスチッック・オーシャンを見て一人ひとりの行動が未来を守る

こんばんは。

映画、「プラスチック・オーシャン」を3年ぶりに鑑賞する機会がありました。

2016年に公開された海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー映画で、今では観たことがある方も増えているのではないかと思います。

世界中の海でプランクトンより多く見つかった、プラスチックゴミ。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実や、海鳥の体内から、234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっているリアルな状況が伝えられています。

そして、食物連鎖からみれば、人間にも害を及ぼす可能性があり、生態系への影響や、この数十年でのプラスチック製品の使い捨てが、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることが分かります。

映画を観るまでの私


恥ずかしながら、めんどくさがりな私は、映画を観るまでは、食品トレーを洗わずに捨てていたり、ついペットボトルの飲料を毎日のように買っていました。
ゴミの分別はするけれど、分けて捨てていれば勝手にリサイクルされるもの、自分が変えても大して影響はないだろうと、安易な考えもあったと思います。

映画を観て思ったこと


プラスチックのゴミが数百年と残り続けることや海洋生物たちを苦しめていたり、私たちが海でプラスチックを飲み込んだ魚を食べることで、週にクレジットカード1枚分のプラスチックを摂っていることことも知って、「まあいっか」では済まされない状況だと思いました。
プラスチックが悪いものというわけではなく、有害な化学物質を吸着しやすいことや、細かなマイクロプラスチックになって残ってしまうことで魚や動物たちが飲み込んでしまうことが問題なのです。
そして、一人ひとりの行動が、未来の綺麗な海を守ることにつながるのなら、取り組めることはやりたいと思いました。

自分に何ができるのかを考える

1、マイボトルを持つ

ペットボトルは買わなくてもいいように、マイボトルを持つように変えました。
できるなら春夏秋冬持てるようにと、保温もできるものを選んで、1年以上同じものを使っています。
また、どうしても飲み物を買いたいタイミングでも、出来る限り紙パックのものを選ぶようになりました。

2、分別の徹底
食品トレーなどのゴミも、洗って捨てるのと汚れたまま捨てるのでは、リサイクルされる物が変わるため、食器と同じように汚れを落としてから捨てるようにしています。

3、容器が再生PETかどうかを確認する
最近では、メーカーや企業も環境問題に着手しているところも多くあります。
仕事柄、健康にも興味はあったのと、年齢も重ねるうちに安いものというよりは、少し値段は上がっても体に良いものや、長く使えるものを選ぶようになってきました。
中身の質と同じように、外身に使っているものにもこだわるようになりました。
容器が再生プラスチックだったり、プラスチックフリーなものを選ぶなど、こだわるのあるメーカーのものを選ぶようにしています。

4、川や海に流れることまで想像して商品を選ぶ
最近は、紫外線対策に日焼け止めが欠かせないですが、そちらも海に流れても、サンゴに影響が無いよう紫外線反射剤のものを選んでいます。ハワイでは、すでに紫外線吸収剤の日焼け止めの使用が禁止されていますね。
また、洗剤や手洗い用の石鹸も植物由来のものを選んで、生活の中で変えていけるのばかりだと思っています。

最後に

使っているものを変えてみるだけで、意識も変わります。
ものを選ぶ、一人ひとりの選択が未来を明るくするような気がします。

プラスチック・オーシャンを観たことが無い人は、ぜひ観てください(笑)
一度観たことがある方も、ぜひもう一度観てみてください😊



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