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東寺 空海と仏像曼荼羅 2019年5月24日

#東寺 #空海と仏像曼荼羅
#東京国立博物館 #平成館 #2019年5月24日

もう1回行ってきました。
混んでた。前回(2019年4月12日)より遥かに混んでた。
会期末だし、テレビ等で放映されたからね。

真言密教の教えは分からないけど、個々の展示品が持つ力強さは圧倒的。教義を知らない人にも訴えかける迫力は他に類を見ないと思う。それを”押し付けがましい”と全く感じさせないところに感心する。

「帝釈天騎象像」の写真は皆さん上げるだろうから説明パネルの写真を。これも係の人に「写真撮って良いですか?」と聞いた上で撮ってます。念の為ね。

お気に入りは前回書いた通り「大威徳明王騎牛像」ですが、今回は別の像で新しい発見を。

阿弥陀如来坐像 江戸時代・天保5年(1834)

頭部だけ昔造形したものを使い、胴部は比較的新しいもの、という像です。だから螺髪が他の如来様と違い細かいです。この阿弥陀如来様のお顔をよくよく見ていると、なかなかいいんです。微かに惚けた表情を感じます。

以下、余談。
東寺はかつて何度か行きました。京都に行くと必ず寄っていました。今回、講堂の立体曼荼羅が出品されていますが、金堂に安置されている月光菩薩も好きです。像に近付くと、目がピッタリ合う位置があります。震えます。