大英自然史博物館展 2017年4月28日

久々の博物館。
「大英・・・」と名前が付くだけで浮足立つのはミーハーの為せる技かな!?
本国の博物館の所蔵品の一部の一部の一部の一部の一部よりもっと遥かに少ない数の展示品なんでしょう。

何と言うか、
  「記録に残す」
という行為がどれだけ大事で貴重なことなのかを思い知らされました。
自然界では結果として何か残っている(地層、化石など)ことは数多あるとしても、故意に残すということは無いと思います。

蒐集という行為を行なうのは人間だけ、と聞いたことがあります。
蒐集する源泉は知的好奇心と思います。
その結果、この蒐集や記録が後世の発展の役に立つ、と。

もう一つ、「事実」をひたすら記録に留めるという行為。
現実をひたすら見つめる姿勢に感動しました。
見たくない、嫌い、という個人的な感情は排除し、
(もちろん好奇心が先に来るのが99%なんでしょうけども)
客観的に物事を観察する姿勢。

そして、桁違いの物量を蒐集すること。
昔だからできたのかな?
今だと自然保護のためと言って制約が掛かると思います。

・・・「 #ピルトダウン人 」の逸話は共感しました。
人間社会から ”思い込み” や ”先入観” を無くすことができたら、
どれだけ幸せなことか。

この展覧会、地球の歴史と向き合ういい機会だと思いました。

トラ

ミイラ
バステト
女神