殺しのリハーサル 2018年4月12日

殺しのリハーサル 観てきました。

有名な原作だということも知らずに観て、・・・面白かったです。
なるほど、こういうこと!?

「ビキニーズ」と同様にたなおが「観に来い」とSNS等で盛んに宣伝していたので行った次第。

30年以上前の原作だし、有名とのことでストーリーについては特に書きません。しかし、以下ネタバレあるので念の為ご注意を。

歌もダンスも勿論無いストレートプレイ。
休憩無しの2時間5分です。

奈緒ちゃん、
ビキニーズのときより遥かに良かった。
ビキニーズでは緊張でガチガチの印象が拭えなかったけれども、
今回は肩の力も大分抜けて演じていました。

一番ビックリしたのが「声」。
役柄上、世間の垢に余りまみれていない女性だったので、
とても可愛らしい声を作っていました。
SHOWROOM配信のときの声(落ち着いた低い声)とは全く違います。
更には、ヒール無しの靴だったので、他の出演者との身長差が目立ち(演出上目立たせたのでしょう)、非常に可憐な女性像でした。

分かり易く言ってしまうと、ブリブリぶりっ子アイドルの声。
アイドルを仕事とする奈緒ちゃんとしては一番嫌がるであろう声じゃないのかな。

奈緒ちゃん自身もSHOWROOMで言っていたけど、
彼女演ずる登場人物が居なければ、息苦しさで最後まで観ることができないであろう舞台です。
彼女演ずる登場人物が正しく一服の清涼剤になっています。

主役の山口さん、膨大な台詞は大変だったろうなと推察。
身体の演技というより、台詞のバトル、という舞台です。

滑舌良かったのは、峰さお理さん、月船さららさん。
あ、あ、当たり前か・・・
峰さんの宝塚現役時代は知らないけれど、推して知るべし。
月船さんは現役時代から知っています。
あんまり美人さんでスタイル抜群なので、奈緒ちゃんのこと忘れて見とれてしまいます。

笑っちゃいけないけど笑ったのがプログラム。
奈緒ちゃんの紹介記事が当然あるわけで、
  「・・・現在でもAKB48として・・・」
・・・現在でも?
・・・でも?
どういう意味じゃ???

ロビーのお花。
奈緒ちゃんへは4本ありました。
 トヨタ関連、
 ファン一同、
 個人連名(本名だろうと推察)、
 個人名(SHOWROOMでお見掛けする名前)
AKB48メンバーが出演する外部のステージ等では「ファン一同」からのお花は必ずある。
でも、最後の方、ハンドルネームで1名で送るなんて気合入っているなと感心。もしかすると(奈緒ちゃんの)知り合いかもしれませんが。

そうか、
握手会を行なうAKB48グループメンバーだったらリターンは期待できるね。
送った人の顔と名前は(メンバーは)当然分かっているだろうから、
  「お花ありがとう!」
と直接聞けるのでしょう。
メンバーの心象は急上昇間違いないですよね。
(愚痴っぽい言い方になりました。その昔、宝塚OGに同様のことをしていましたが、握手会がある訳でもなく、リターンは皆無でしたので。ま、当然のことですが。リターンを求めるのは筋違い。)

全労済ホールは観やすいです。
客席をシネコンのように作るので(普段は平らなスペースらしい)、前の人の頭がほとんど気にならない。
私の席は3列目の下手側でした。
新宿駅南口から分かり易い道順で到着します。

  ・・・1年前、ここで雪プリ観たな~~