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日本のたてもの 2020年12月25日

#日本のたてもの #自然素材を活かす伝統の技と知恵
#東京国立博物館 #表慶館 #平成館 #2020年12月25日
#今西家住宅

感染者がこんなに急増しているのであれば、何時また休館になるかもしれないと思い、開幕二日目・クリスマス・金曜日(の夜)に行って来ました。展示の内容からそんなに混むような特別展じゃないだろう、と高を括っていましたが、果たしてその通りでした。いえ、つまらないと言っている訳じゃありませんよ。建造物の意匠や建築の技術に興味ある方、模型マニア、寺社仏閣などが大好きな方等々、色んな切り口で楽しめる展覧会です。私は・・・模型マニアに近いかな。表慶館内のショップでお城等々の模型(紙製、木製、樹脂製、・・・結構高額)を多数販売していて足が止まりました。制作時間の目安が書かれていて、細工の細かいものは何10時間、何100時間と書いてあり、・・・老後の楽しみにピッタリですな。

さて本題。一点を除いて写真撮影OKだったので以下写真集とします。その一点とは、「明治度大嘗宮模型」(式部職、明治時代)。皇室の大事な儀式を執り行なう際に建造する宮だと思います。模型で見ると全体像が分かって面白いです。丁度一つの小さな村を造った感じです。

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1.塔婆建築

以下、各テーマの説明パネルの写真では照明光が強く反射し非常に見辛くなっていることご容赦下さい。

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2.古代の仏堂

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3.中世の仏堂①

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あの重たそうな鐘をどうやって釣るしているのか? これぞ知恵ですな。もちろん、大きな建造物の大屋根を支える仕組みも知恵の賜物。コンピュータが無い時代よくぞ考えたなと(素人は)思う。人間の頭脳ってすごいなと唯々感心するばかり。

4.神社

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2階の回廊に色々な解説文が掲示されていました。中でも年表は分かり易いと思うので載せておきます。

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2階の回廊から下を覗くと・・・

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上を見れば・・・

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5.住宅の歴史

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6.書院と茶室

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持仏堂なんだけど屋根裏の仕組みが分かり易かったので敢えてこの写真を。

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茶室にしてはとても大きかった。

7.民家

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今西家住宅 ↑ は今回の展示品の中で一番のお気に入り。土間がとても広くて使いやすそう。1階部分の3分の1位の面積を占めている。建物内の空間が広々伸び伸びしていて気持ちがゆったりできそう。家が広くて掃除が大変そうとか、そういうみみっちいことは考えるの止めましょう。
・・・ここで大失態。この建築物の説明パネルの写真を撮っていなかった。しかも一番のお気に入りのこれだけ・・・。

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8.中世の仏堂②/近世の仏堂

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その昔(学生時代)、大仙院にも行きました。ここの枯山水の庭園は印象深いです。では、当時の写真も・・・(写真は変色しています。)

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9.門・舎

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10.城郭・宮殿

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首里城正殿の模型だけは、平成館1階のガイダンスルームに展示されています。だから常設展の観覧料金だけで観ることができます。

プラモデルは子供の頃から大好きだけど、お城などのそれには興味無かった(戦車とか、サンダーバードとか、ラジコンとか、動く模型が大好き)。だけど、この展覧会を観ると・・・チョー面白そう! 試しに小さいやつを買ってみようか。ハマったらどうしよう・・・

2021年2月21日追記
ぶらぶら美術・博物館 ↑ は前半で「日本のたてもの」を紹介しています。