見出し画像

老いるということ

老いるということ2006年の日記です。まだ46歳だったんだけど。
これからだいたいパワーは同じままを保ってるな。
性欲以外は。(;゜ロ゜)


 ミンデルの「身体症状に宇宙の声を聴く」の「老いと仏教」の章を読んでいる。
 老いとともに肉体がゆるんでくるのは、ドリームランドではゆだねの感覚に関連しているとある。なるほど・・・。だんだん弛緩して、最終的には永遠の世界に溶けるんだなあ。
 この「やたらめんどくさくなってくる感覚」は、ゆえあるものであり、中年以降にそれに抵抗すると抑うつ状態になるんだと思う。もう抵抗するのはやめよう。
 だんだん、人々との関係がめんどくさくなり、永遠なる世界に焦点があってくるとも書いてある。なるほど、だから隠遁する人もいる。ていうか、隠遁するのが普通であった文化のほうがまともで、いつまでも一線にいることを求められるのは、過酷ではないか。
 老いと死を周縁化しないことは、なにごとも周縁化しない生き方の最終段階か。そう考えると、心配することは何もないようにも思えてくる。

もしも心動かされた作品があればサポートをよろしくお願いいたします。いただいたサポートは紙の本の出版、その他の表現活動に有効に活かしていきたいと考えています。