進と隼人に告ぐ!!「スタメン奪取宣言」
3-1で勝利。試合終了の笛の音をピッチで聞くのは高揚感と安堵感が入り混じり、普段では味わえない格別な瞬間だ。
これは高揚感だけではこの格別な感覚を手に入れることはできない。
ここに安堵感があるからこそ、格別なんだ。
昨日の試合、勝利の瞬間に今までにはない感情が込み上げてきた。
僕らは勝利を求めて日々努力をしている。
それは負けた試合の練習も同じだけの努力をしている。
でもきっとその努力量には差があることに気がついた。
僕はプレシーズンのときはスタメンを取るつもりで練習に挑んでいた。
41歳のオールドルーキーが何かムーブメントを起こす好奇心がそこにあった。
でも気がつくと、プレシーズンが進むに連れ、進や隼人との差を感じ始め、自らスタメン奪取から目を逸し、18人のメンバーインを目指していた。
その結果、いつもメンバー発表の際にはドキドキしていた。
メンバーから外れることをとても怖がっていた。
このマインドは、そう意識してなるものではなく、生存本能として自然と人間の脳は安定を求めてしまうのだ。
だから成長したければ無理難題を自分に課し、そこに向かって突き進むマインドの環境づくりが必須だ。
僕はそれに気がついてから、再度「スタメン奪取」を掲げ、そこに揺るぎない努力をする覚悟を決めた。
するとどうだろうか、メンバーインするしないに興味はなくなった(全部と言えば嘘になるが)
僕が目指すのはスタメンだ。
得点を量産している2大ストライカーからポジションを奪いYSCCのFWは安彦だと証明することが僕の目の前の目標だ。
出場やゴールではない。
それはスタメンを目標にする上での過程に過ぎない。
この覚悟を持って努力を繰り返せば、例えばメンバー外になっても僕はブレることはない。
自分の努力の価値は自分で作る。
その評価を周りがする。
評価を気にするのではなく、自分が何を目指しそのために何をしているかが重要だ。
目を覚ませ!
リミッターを外せ!
甘えるのは終わりだ!
僕はスタメンを取る。
チームが調子いい時にあの二人からスタメンを奪う。
だから進、隼人よ、ゴールを決め続け勝利に貢献してくれ。
そこにこそ僕の存在意義がある!
次の北九州戦に向け戦いは始まっている!!
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