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Youtube初心者向け、動画のネタ探し方 実例/アイデア一覧まとめ有り

こんにちは。
今回は、「Youtube初心者のための動画ネタの探し方」についての記事です。

ウケる動画ネタの探し方にはコツがあります。
この記事では、そのネタ探しの際に使える方法をシェアします。

【読んでほしい人】
・Youtubeを始めたが、ネタを出し切ってどうやって動画ネタを見つけたらいいかわからない
・Youtuberになりたいが、ネタ出しが難しいため対策を知りたい
・情報発信をしていてネタ切れに苦しんでいる

※参考までに、1年間運営してるチャンネルのアナリティクス画面です。
1万人超えるチャンネルはYoutubeの全体の中で3%未満らしいです。1年でそこまで達成するのは0.5%もいないようですので、地味ながら伸びている方だと思います。そこで得たノウハウを基に書いています。

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早速、今日のテーマを始めていきましょう。
ネタを探すには、2つの方法があります。

①すでにユーザーから求められている動画ネタを出す
②トレンドの動画ネタから考える

確実に伸びていくのは①の方法です。ローリスクミドルリターンな感じでしょうか。
②はいわばバズ狙いなので、簡単でもなく、確実でもありません。ハイリスクハイリターンの勝負です。

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①すでにユーザーから求められている動画ネタを出す

まずは王道でもっと確実な方法。
ユーザーから求められている動画ネタを出す方法です。

ユーザーから求められている動画ネタというのは、「検索されているキーワードを使ったネタ」です。

あなたがYoutubeで何かを調べたいとき、Youtubeの検索窓で検索しますよね。

その検索されているキーワードに沿った動画を出せば、ニーズがあるので、高い確率で見られます。

Youtube初心者の方は、まだ登録者も少ないでしょう。登録者が1000人いない場合は、検索流入に頼るのが最も確実に伸ばす方法です。

検索されているワードを探す方法は簡単です。
Youtubeの検索窓で、あなたの出したいコンテンツに関連する言葉で検索してみるのです。

英語勉強チャンネルをベースにやり方説明


具体的に、検索窓からネタを探す方法について説明します。

例えば、あなたが英語を教えるチャンネルをしていると仮定しましょう。
それでは、Youtubeアプリで"英語 初心者"と入れてみます。下の画面が出てきます。

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すると、"英語 初心者"に関連するキーワードで、ユーザーがよく調べているモノが出てきます。

上の画像にある、"英語 初心者 リスニング"というキーワードは、英語勉強中の初心者で、リスニングを強化したいというニーズがある人が調べるキーワードですね。

他には"英語 初心者 聞き流し"というのは、何か作業中に英語に関する何かを聞き流しをしたいニーズを持っている人です。

まだ"英語 初心者 リスニング"では広すぎるキーワードなので、もう少し深堀が必要です。
なので、もうワンステップ深堀りしてみましょう。

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リスニングというキーワードを追加しました。

すると、"英語 リスニング 映画 初心者"という良さそうなキーワードがありますね。あなたが英語チャンネルをしていて、もし映画が好きであればちょうどいいでしょう。

この4つのキーワードまであれば、どんなニーズがあるかわかりますよね?

英語 初心者の人で、映画を観ながらリスニングを勉強したいというニーズを持ってそうですね。

このキーワードを狙った動画ネタを作ります。
初心者の人にもわかりやすそうなシンプルな英語を使った映画をオススメしましょう。

ややこしくなさそうなストーリーのディズニー映画、アクション映画、ラブコメ映画なら英語はシンプルかもしれません。

それらの映画をまとめて、こんな動画をつくるのはどうでしょうか。
「英語初心者のリスニング向上のために映画まとめの動画をつくりました。最初に紹介するこの映画はアメリカニューヨークが舞台で、今どきの英語が学べますよ、Netflixで英語字幕をつけて観てみましょう、他には~」というイメージですね。

少し長くなりましたが、このように、「みんなが使うYoutube検索窓」から動画ネタを選べます。

自分の出したい動画ネタに関わるキーワードを入れて調べてみましょう。

検索流入を狙った動画ネタの注意点

その際に、注意点があります。

競合が強すぎたり、検索数が少なすぎるキーワードは良くないというポイントです。

後者の、この検索窓にオススメキーワードとして出てくるものは、検索数は一定数ありますので、少なすぎることはあまり心配しないで大丈夫です。

問題は、前者の「競合が強すぎる場合」です。

例えば、最初にあった「"英語 初心者 文法"が良いキーワードだ!これを動画ネタにするぞ!」となっても、他の人が出している動画のクオリティが良すぎる、つまり競合が強すぎると、あなたの動画を検索結果に出すことができません。

それの対策として、競合が強そうなキーワードを選ぶ時は、上位3~4個くらいの動画を軽くチェックしてみましょう。1本で30秒など、ざっと飛ばしながら見るくらいで大丈夫です。

そこで、「この動画には勝てない…」と判断したら、もう少しマイナーなキーワードや他のキーワードを選んで、キーワード探し、競合チェックを繰り返しましょう。

最初はあなたの動画のクオリティも弱くて、勝てそうなキーワードが少なくても仕方ありません。勝てなさそうでもOKです、最初はそんなもんです。笑

とりあえず、勝てそうなキーワードを見つけて、動画を量産していきましょう。

この戦略のいいことは、良いニッチのキーワードで検索流入をつかむと、基本ずっと再生され続けることです。

エンタメ動画のように一瞬流行って終わりではなく、ながーくずっと数年レベルで再生されるのです。その分ファンも増えて、再生数も増えていきます。

地味に聞こえるかもしれませんが、動画が10本20本と増え、10個20個とキーワードをつかめると、加速度的にチャンネルが伸びていきます。


補足:検索流入を狙うべき理由

検索流入を狙うのがなぜ良いのかYoutubeのアルゴリズムの話をまじえて説明します。
Youtubeのアルゴリズム上、登録者の少ないチャンネルの動画は拡散されにくいという特徴があります。

なぜなら、Youtubeの動画は5分、10分などの長いものが多いことが関係しています。

Youtube側としては「新しく始めた人の登録者の少ないチャンネルの動画」をユーザーに表示させるのは危険です。

おもしろいかどうか、役立つかどうかもわかりません。良くないコンテンツなら、「Youtubeって面白くないな」と思われてユーザーが離れていきます

Youtube側は「TikTokとかInstagramの方が良いじゃん」と思われたくないのです。


そのため、登録者が数万人いてファンもついている動画なら、ユーザーに好まれる可能性が高いため、どうしてもYoutubeはすでにファンが多いチャンネルの動画を優先的に表示させます。
ただ、検索されたときに人気チャンネルの動画がない場合は、登録者の少ない動画を(仕方なく)出します。

これが背景にあるので、「検索流入を狙うことが王道の戦略」ということです。もちろん、どんなクオリティでもいいわけではありません。

あなたの動画で、検索されてみてくれたユーザーを満足させる必要がありますよ。笑

※つまりYoutubeは参入障壁が高いということです。InstagramやTikTokに比べて、新規に厳しく、昔からの人に優しいのです。
初心者の人は「めんどくせえ」と思うかもしれませんが、裏を返せば、一度勝てると勝ち続けやすいという意味でもあります。頑張って初心者を乗り越えましょう!


少しマニアックな探し方

これは少しレベルアップした内容です。検索窓の内容を見て、こう思ったかもしれません。

・検索窓なんか基本的すぎるっすよ。もっと詳しい内容を知りたい。
・検索窓では検索ボリュームがわからないから良くないんじゃないの?

そうですね、それは正しい指摘です。私が説明したのは、「あくまで最初のステップとしては、検索窓を使うのがシンプルでオススメだ」ということです。

次のレベルを試したい人は、これらのツールを使ってみましょう。

ラッコキーワード

⇒Google検索用ですが、網羅的に他のキーワードを探したいときに優秀。

画像↓(ファッション 30代 メンズで検索した結果)

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他の関連キーワードがたくさん出てきますね。これなら説明できる!というキーワードを見つけましょう。

Googleキーワードプランナー

⇒Google公式のツール。登録は面倒だけど、検索ボリュームが知れるのがすっごく良い。愛用してます。(大阪 旅行で検索した結果、月間の検索数が1万〜10万とかの具体的な数字で見れる。ジャンルにもよりますが最初の最初は10〜100、100〜1000レベルを狙うくらいで良い。)

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TubeBuddy

⇒Youtubeの検索結果に特化した最強ツールです。
検索ボリューム、競合の強さ、あなたのチャンネルとキーワードのマッチ度がわかる。私は愛用しています、これなしでは動画ネタ探しできない鉄板ツールです。

英語のツールですが、数字とグラフで結果がでるだけなので、英語を理解しなくても大丈夫ですし、日本語でキーワードも検索できます。

あなたが使ってみたいキーワードのスコア(あなたのチャンネルにどのくらいオススメか)だったり、Search Volume(検索量)やCompetition Strength(競合の強さ)がグラフでみれますね。いやー優秀なツールです。現時点では1日25キーワードまでは無料で使えます。

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さて、ここまでが検索されているものから動画ネタを探す方法について説明しました。

次はトレンドに乗る方法について説明しますね。



②トレンドの動画ネタから考える

次は、トレンドにのっかる方法です。

この動画ネタで伸ばそうとするには、正直①よりも難易度は上がります。

狙ってバズらせるような方法なので、もしこれが打率3割(10個の動画トライして3個バズったら)でもできれば正直あなたはイチローレベルです。世界で戦えます。

ただ、不可能ではないことと、こんな動画ネタの探し方もあるということ、大きなバズを狙わずとも小さいバズで十分ということで、紹介します。

※なお、②のトレンドで探したネタを①の検索需要に合わせて調整するといいところ取りのベスト戦略となります。

さて、能書きが長くなるとダメですね。本題に入りましょう。


SNSのトレンドに乗っかった、動画ネタを探す方法です。

SNSと言っても、Youtubeだけではなく、InstagramやTikTokも動画が強いので、その2つも参考にできます。

・Youtubeから動画ネタを探す


まずはYoutube。Youtubeには、「急上昇」というコーナーがあるのを知っていますか?

そこには、今伸びている勢いのあるチャンネルや動画が載せられています。

ひたすらにヒマで本当に退屈しているユーザー、いや失礼ですね、新しいもの好きなユーザーがそこを見ます。笑

そこの急上昇でユーザーにもっと評価されると、Youtube上でより拡散される流れになります。

その急上昇入りしているコンテンツを参考にするのです。

見方は簡単です。Youtubeを開き、下の「探索🧭」というボタンを押すと、この画面が出てきます。

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急上昇を押して、いま流行っている動画をチェックしましょう。

この中身もユーザーごとにカスタムされているので、共通ではないのですが、自分の趣味嗜好に近い急上昇している動画が表示されます。

僕の場合は、「新しいゲーム」「新しい人気の映画」「Vlog」「コメディ」などが出てきました。今ウケている鉄板のネタが表示されます。それに関連した動画を作ってみるのをオススメします。

シンプルに考えると、「新しい人気の映画のレビュー」「ゲーム予告動画に関するリアクションビデオ」「急上昇動画に似たようなVlog動画」などが作れそうですね。

参考にする場合、丸々のパクリではなく、あなたの個性を活かした動画を作ってみましょう。

全く同じ内容をマネするのではなく、あなたのオススメしたいポイントや、あなたの経験、知識を交えたトークにするなどで、あなたの個性を活かせます。

そうすると、ユーザーが気になっている動画ネタなので、それなりの流入(関連動画からの視聴)が狙えそうです。

※わかりやすく急上昇のことを説明しましたが、そこに入れる必要があるというわけではありません。

公開してエンゲージ(ユーザーの反応)が良いと、急上昇タブに載らないでも、色々な動画の関連動画やユーザーのトップページに勝手に表示されます。

私の実体験でも、急上昇タブには入らないものの、トップページに表示されて、いきなり先日の100倍再生されるようになるとかもザラにあります。

・Instagramから動画ネタを探す

次はInstagramです。Youtubeの説明でネタの探し方は伝わったでしょうか。

「今人気のある動画やコンテンツ」に近い動画ネタを出せば良い反応が得やすい、ということです。

Instagramも、同じように🔍アイコンがあります。この画像の通り。

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この🔍を押すと、あなたの好みに近いコンテンツがざーっと流れてきます。

Instagramは動画の長さも短いため、HowTo動画は少なく、エンタメ動画が多いのでエンタメ系のチャンネルの人に適した動画ネタの探し方ですね。

これをひたすらにスクロールして、「あなたでもできそうなネタ」がないかを見つけてみましょう。

私のInstagram上では、「健康的なフルーツの食べ方」「簡単便利DIY」「メイクUPのビフォーアフター」「デザイン関連」などが出てきました。

健康やデザインに関するコンテンツをその人気動画を参考にして作ってみるのもありかなと思いました。

メイクはできませんのでスルーです。笑


あと、このタイムラインはInstagramアルゴリズムがあなたの注意を1秒でも長く惹こうと必死に動画や画像を見せてきます。

あなたがしているのは動画ネタ探しなので、ペンとメモを用意して、あくまでプロとしてしっかり調査しましょう。
だらだらと1時間も見てはダメですよ。笑

・TikTokから動画ネタを探す

次はTikTok。ここまで来たら説明は不要ですかね。

TikTokにも🔍アイコンがあるので、それで探してみましょう。動画だけのプラットフォームなので、よりYoutubeに近いかもしれません。

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ただ、一点の問題点として、TikTokは短い動画専用なので、長めの動画のYoutubeとは少し勝手が違います。

10秒で観たい動画と10分間も観たい動画は違いますよね。

Youtubeで長尺動画をする場合

・TikTokよりも詳しい動画
・より情報が網羅された動画
・よりストーリー性のある動画
・より深堀りした動画

これを意識して、動画ネタ探し⇒動画つくりをしてみましょう。


①②まとめ


さて、以上が動画ネタの探し方でした。

役立ちコンテンツ系は①のネタ探し方法がオススメです。
エンタメ系では、②の方法がオススメですかね。

ただ、エンタメ系の動画だけでチャンネルを伸ばしていくのは難しいのもあり、どんなチャンネルでも①をベースに動画数を増やしていくのがおすすめです。

検索キーワードを掴んだ分だけ確実に伸びるからです。


「動画ネタがない!」と苦しむ人は、自分の内側からネタや企画を探そうとしているからかもしれません。

動画ネタは「外側、ユーザーの嗜好や流行」から探してくるべきです。そうなるとネタ切れにならずにずっとコンテンツを作っていけます。

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深掘り:鉄板ネタや考え方のヒントの一覧リスト

おまけとして、深掘りです。

これを実践すれば初心者はすぐに脱出できるはずです。

一覧リスト

・HowTo系や役立ち系は初心者向け動画ネタを出す。初心者が情報を欲しがって困っている。「おれは媚びねえ!」みたいな謎のプライドがあることにより、中級者向け情報ばかり出す人が多いですが、アウトです。

・エンタメ系は今の流行りをつかむ。人が今興味があること、人々が会話をしていることに関して動画を作る。そうするとアルゴリズムの流れにのって再生数が伸びる。

・バズを目指さない。バズは再現性がない、バズった後は流入がなくなるのが問題。

・Youtube初心者は、動画の「量か質」で勝負する。中途半端なものはしない。

・量で攻めるなら、「20代後半向け男性ファッション」「30代前半向け」「30代後半向け」だったり、「夏物ファッション」「秋物」などのようにターゲットを細分化する動画をする

・質で攻めるなら、「この動画だけでファッションセンス向上ができる全情報まとめ」のように、網羅的な動画を出す。内容が濃ければ長くても良い。

・他の似た競合チャンネルで再生数が多い動画をあなたなりにカスタムして出す。

・2021年時点ではまだGoogleで見つけれるブログやHPの情報に比べてYoutubeの動画はまだまだ足りない。Googleのキーワードで人気のものでまともな動画がないキーワードはまだまだ無数にある。リサーチに時間をかける。


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最後に


以上が、動画のネタ探しについてでした。

短くまとめるつもりが、「あれもこれも役立つはず」と入れてたら長くなってしまいました。

このように、Youtube運営には正しいノウハウが重要です。

あなたがYoutubeで得たいことは何でしょうか?収益か、登録者数か、影響力か。いずれにせよ、新規ユーザーに注目され続けることが重要になります。

正しいノウハウで攻めて、注目度や再生数を増やして、あなたの目標を達成しましょう。

「企画以外のポイントとか、具体的にはどうすればええんすかね、」という人のために、情報はこちらの記事にまとめています。よければどうぞ。

あと、反応があるとまた近いコンテンツや、より深い内容も書いていきますので、気に入ってもらえた方は「イイネ」や「フォロー」をお願いします。


それではごきげんよう。ありがとうございました。

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