ワイヤーの編み方(アイスプライス)
皆さんどうもこんにちは、阿武町地域おこし協力隊の古金です!
集材の際に必ずと言っていい程使う、玉掛けワイヤー、今回はそのワイヤーの編み方(アイスプライス)を研修で学びましたので、自分の復習も含めて編んでみたいと思います!
1、用意するもの
今回のワイヤーロープは9mmの6×24を用意しました!
2.ワイヤーロープのカット
まず初めにワイヤーロープをカットしますが、使いたい長さ+おおよそ160cm程度でカットしてください。
例えば、2mの玉掛けワイヤーを編みたい場合、3m60cmでカットという感じです。
3.カットできたらストランドの分解
上の写真でストランドが6つに分かれているのがわかります、これを3:3に分けます。
その際、どちらかは芯を残した状態で分けます。
こんな感じで80cm程解きます。
3.アイを作ります。
芯が残っている方が下側になるようにアイを作ります。アイの部分は大体20cmになるようします。
その後、芯の付いていないストランド側を芯の付いているストランド(右側から)へ戻していきます。
全部戻したらこんな感じです。
下側に出ている芯部分は不要なのでカットします。
4.実際に編んで行く
ここまできたら、ひたすら編んで行く作業になります。
上の写真の①を解いて、シノで青のストランド2本を救い、そこへ刺します。
こんな感じです。
刺せたら手前に引っ張り、かしめます。
こんな感じです。
そしたらまた、上の写真②を解いて青のストランド2本をシノで救いそこへ刺します。
こんな感じです。
そして残った③を同じように青いストランドへ刺します。
こんな感じになります。
反対側も同じような感じです。
ひっくり返して、同じことをします。
ここで両サイド刺せた状態です。
そしたら、1番最初に刺したストランドを青いストランドをシノで救いそこへ刺します。
こんな感じになります。
そして、②を青いストランドへ刺します。
全部刺せば片側から6本ストランドが伸びている状態になります。
そしたらまた、ひっくり返して手前側のストランドを最後に刺したストランドの両側を救いそこへ刺します。
こんな感じです。
この工程をまた反対側が6本になるように行います。これを後2回行います。
1回
2回
これで刺す工程は終了です!
伸びているストランドは1cm程度余るくらいにカットします。
こんな感じです。
最後に赤の部分を金槌で叩いて締まりを良くします。
これで完成!!
自分で編めば多少のコスト削減にはなるので、雨の日や現場入れない時などに編むのもありですね!
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