見出し画像

退職代行を使ってホワイト企業を辞めた話


2022年5月、私が退職代行を使って2年勤めたホワイト企業を辞めた話をします。
辞めたくても勇気が出ない、パワハラが辛い…等、
退職に思いとどまってる方の背中を押せたらと思い、記事に起こします。


1.職場について

・在籍期間 ☞  約2年(在籍期間中は完全テレワーク)
・職種 ☞  BtoBの営業職
・業種 ☞  IT系ベンチャー企業
・年収約300万円、インセンティブなし、賞与なし
・有休消化率ほぼ100%、年間休日120日以上

給与はまあまあ低めですがテレワークでプライベートの時間も多かったし
有休もすごく取りやすかったのでホワイトだと思います。
営業なので入社後合わない方は割と早く辞めてしまう印象。
新人の通過儀礼である新規開拓のテレアポに耐えられたり、
一人で黙々と作業ができるメンタルがある方は続く、という印象です。

あと、ベンチャーなので人事異動が常日頃。
社長の気分で様々な施作が常に動いていました。

営業でありがちな(ドラマとかでよく見るやつ)上司のパワハラ系は
私の知る限りはなかったです。
良い意味でも悪い意味でもドライな人が多かったです。
仲良い同僚も決まって居なく、数回飲みに行ったことくらい。
テレワークで向き合って接することがなかったのでこれは仕方ないですね。

こんな感じで職場のことを友人に話すと大体羨ましがられます。
業務内容は置いといて、条件的には楽そうですよね?
昇給も僅かながらしますし。
じゃあ何でホワイトな職場をわざわざ退職代行で辞めたのか、
きっかけを次でお話します。

2.退職代行を使おうと思ったきっかけ

退職代行を使わなくても常に辞めたいとは思ってました(笑)
理由は「仕事内容がつまらない」「会社がケチ」「上司が頼れない」が主です。

まず、「仕事内容がつまらない」
これは仕方ないです。私には合わなかった。
課長クラスになればそれなりに+αの業務を与えられますが、
平社員はひたすら営業活動の日々。
完全にトップダウンの会社だったので平社員の考えや決定権は不要です。
企画・プレゼンだったりよく耳にする仕事は一切なし。
ある意味楽な会社でした。

次に「会社がケチ」
IT企業のくせにPCスペックがかなりの低スペックでした(笑)
数世代前のi3のHDDとか。
在宅手当なし、テレワークで必要なものがあるのなら自分で買って〜スタイル。
どんなに売り上げが良くてもインセンティブや賞与もないのでモチベーションも上がりづらかったです。

最後の「上司が頼れない」、これが退職の大きな理由です。
決して嫌な人ではなかったです。
ミスをしたときに一緒に考えてくれるけれど、味方にはなってくれなかった。

3.退職までのカウントダウン

休み明け、天気悪くて気分も下がるという最悪の状態のときでした。
仲の良いお客様からの入電で私は更にどん底へ突き落されました。
「頼んでいた製品と違うものが納品された。」
・・・私の確認不足でした。
例えば、型番の最後一文字が付くか付かないかでお客様が一番求めていた機能が変わってしまう。みたいな致命傷タイプのミスをやらかしてました。
しかも価格もかなり高額。
一番厄介なのは「弊社はいかなる場合でも返品返金一切受け付けない」といったポリシーでした。
お客様の事前確認不足だとしても、自信満々で「これならいけます!!」と言って売った私が一番の原因・・・。
お客様の要望としては「返品返金をし、正しい製品を購入したい。
今後も油ギト子さんとは取引したいのでどうにかお願いできませんか」とのこと。
今後のためにもお互いが気持ち良く終わらせられる着地に持っていきたい!
私はすぐに上司に報告・相談をしましたが、返品返金はNG。
仕入れ先に確認するも返品できず。メーカーも対応不可能。
この確認だけで2.3日経っていました。
お客様 ー 弊社 ー 仕入先 ー メーカー
仕入れ先とメーカーを挟むのでラグが発生します。
この2つはいくらお尻を叩いても対応が遅いです。

さらになんと上司の口からは「お客様でどうにかその製品活用してもらえないか。活用方法を僕と油ギト子さんで一緒に考えよう!」との提案。
意味不明。
お客様側からは「既存製品で所持しているので手狭になるだけ!活用方法もない!御社のミスで違う製品を買うのは納得できません。」と。
私は会社とお客様から板挟みにされてしまいました。
100社近くある既存企業の中でもかなり仲のいいお客様に、当たり前ですが厳しいことを言われ私は泣いてしまい(ショボスギ)、謝罪ともう一度上司を説得してきますとしか言えませんでした。

正直、この時点で逃げたい度合いはMAX!!!でした。
その後上司に改めて報告するも「一緒に使い道の提案を考えよう」の一点張り。
アタッチメントも付けられない製品とわかっているはずなのにこの発言は意味が分かりませんでした。
今思えば、「お客様は今後も弊社と取引をしたいと仰ってますし、相見積もりもされずに購入していただいているし、今後の確定案件もある状態です。今後も関係を維持する為に今回は返品許可していただけませんか。」と上司を説得するべきでした。
しかしあの時の私は、もう打つ手なし。よっしゃ逃げるか!!としか思えませんでした!!!!
こんな精神ズタボロながらもその日はしっかり仕事をこなし、残業までして業務終了させました。

夕飯を食べ、お風呂に入って気持ちをリセットしましたが「もう辞めよう逃げよう」の気持ちは消えず・・・。
気付けば【退職代行 おすすめ】 で検索していました。

4.出会ったのは「退職代行ガーディアン」

退職代行にもたくさん種類?があるらしく、値段もピンキリ。
そんな中ガーディアンに決めました。

・やりとりはLINEで。
・クレジットカード決済可
・料金一律¥29,800

なんといっても一番の決め手は、
24時間365日LINE対応可能。
・即日退職可能。

・・・そんなことある!?

公式HPより

すぐにLINEを送りました。

5.担当者さんのおかげで不安が晴れぐっすり眠れた

即日退職可能って本当か?と不安な中、退職代行予定日を【翌日】にして返事を待ちました。

すると、ヒアリングシートへの入力と費用の支払いを求められました。
・本人情報
・会社情報(人事担当者名等)
・退職理由
・その他(会社への伝言や確認事項等)
費用はクレジット決済を選択しました。口座振込も選択できるようです。

一通り必要なことは行ったので、本当に明日実施していただけるのか確認しました。

なんと心強い!!こんな簡単に仕事って辞められるんですね。
こちらからの「明日は宜しくお願いいたします。」に「かしこまりました(^^)」と返信してくれるのも嬉しい。
あと、一番安心できたのはすぐに返信が来ることでした。
苦しい時にすぐに対応して頂けたのは本当に助かりました。

この時私は既に小躍りをして喜んでました。
スマホに入れていたチャットツールもOutlookもアンインストールし、ぐっすり眠って翌日を迎えました。

6.無事決行、晴れて無職になった

受験の合格発表を待つかのようなドキドキワクワクな朝を迎え、ガーディアンからの返事を待っていると、無事会社から退職を認めていただけたとの連絡。

ガーディアンに感謝を伝えやり取りは終了しました。
その後会社とのやり取りは全て郵送で行い、嫌な気持ちをすることもなく無事退職できました。

7.私が退職代行を勧める理由

「退職したい」と心で強く思っていても、実際上司には言いづらいですよね。
あんなに良くしてもらったのに・・・。
大嫌いだから話したくもない・・・。
退職届を受け取ってもらえなかったらどうしよう・・・。
様々な理由があると思います。
でもそんな辞めたくても辞められない状況を、LINEのやり取りと費用だけで抜け出せるのです。
私は本当にやって良かったと思っています。
新しい環境を見つけるきっかけにもなりました。

以上、私の「退職代行を使ってホワイト企業を辞めた話」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!

退職代行ガーディアンのサイトはこちら☟


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?