虐待サバイバーやる夫

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毒親サバイバーが連ちゃんパパに抱く既視感

連ちゃんパパがここ数日で話題に上ったのは皆様もご存知のことであろう。自分もご多分に漏れず読んでみた。いわく「お薬飲めたねゼリーでコーティングされた毒薬」……。言い得て妙である。 それにしてもこの漫画、どこかで見たことがある。作品自体を読んだのは初めてなのだが、連ちゃんパパこと主人公の日之本進・妻の日之本雅子など登場人物が毒親そのものなのである。「明らかにこんなクズどもは毒親だろう!」ということではない。そうではなくて、彼らの行動が現実の毒親の行動パターンにそっくりなのだ。これ

    • 虐待親の特徴① 学習態度について

       底辺家庭は再生産されるというのが世の定説である。もちろん、そこに例外はいくつもあるが、ここでは割愛する。(この例外の発生条件を知りたいところではある)  また、あくまで自分の親(とりわけ養母)を見てのことなので、どれだけ当てはまるかは確信が持てないが、皆様で答え合わせをしてくださればと思う。 第一段階:勉学を見下す  底辺親の特徴は「学校の勉強なんか役に立たねえ」と言うところである。「学校の勉強をしたって実生活で役に立たない、その証拠に自分は学校の勉強なんかしなくても生き

      • 歯の抜ける夢は何故あんなにもリアルなのか

         僕はそれを夢だと気づかない。いつもそうだ。口の中にある歯の根本がグラつく。小児の頃、乳歯が抜けそうになっていた時と同じように、舌を歯と歯茎の間にねじ込むことが出来る。歯の下側はギザギザだ。舌をそのギザギザに擦りつけていた感覚を懐かしく思いながら繰り返す。  それを何度か繰り返すと、歯が取れる。一瞬前まで歯に覆われていた歯茎は柔らかい。その感触も懐かしい。小学校以来か。ほんのり血の味。ジュクジュクした歯茎。僕はそれを堪能する。  しかし平和な時間もそれまでだった。グラつく歯

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      • 七転八倒九屈十潰
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