見出し画像

今更人には聞けないXI[sai] #00

 こんにちは。あびっさんです。
 早速ですが、今更人には聞けないサイコロ転がし、やっていきます。

 本記事群は、「はじめてXIを触る人」「ダイスを転がし慣れていない人」が、ゆくゆくは「初代XIのTRIALモードENDLESSでXI VALUE XXXを出せる」「XI JUMBOのノルマアタック全問クリアを達成する」くらいの腕前になるとか、それに値するだけの十分な知識を得るとか、そんな感じのことを目標とするものです。XIゴはまただいぶ特殊なので今回は触れません。

 前置きが長くなりましたが、実はまだまだ前置きです。

だいたいのみとおし

 このゲームの上手い人たちが持っている、XIを上手くプレイするのに欠かせないモノとは何でしょう。何だろう。徳かな。徳だろうな。
 ……と思考停止するのは簡単ですが、それでは筆を執る意味もあったもんじゃあないですね。ちゃんと考えていきましょう。

CLASS C ~基礎技術~

 XIを上手くなるうえで何より先に身につけたいのは、「ダイスを自在に操る技術」といえるでしょう。
 詳細に言えば、「ダイスを『任意の場所に』『任意の目や向きで』『なるべく最短時間・最小手数で』置く技術」です。

 ……いや、「何より先に」の要求ライン高すぎませんか。
 しかしながら、この技術がないことには始まらないのです。でも大丈夫。公式用語の「セブン」「スリー」「スライド」も借りつつ、基本のキから丁寧丁寧丁寧におさらいしていきます。

CLASS B ~実践~

 ここでこのゲームの目的を思い出してみましょう。そう、「ダイスを揃えて消す」ことですね。
 ダイスを好きに動かせるようになったら、満を持してダイス消しに挑みましょう。といっても、先述の「ダイスを自在に操る技術」の練習を積むあいだに大体できるようになる気もします。

 せっかく自在にダイスを動かせるようになったので、ダイスの消し方も一工夫してみましょう。
「どこから消し始めるか?」
「チェインをどの向きに伸ばそうか?」
「今のダイスを繋げたら、次はどのダイスを使おうか?」

 盤面を広く見て、2手先、3手先まで組み立てていきましょう。そうして、「何手先も想像する」ことを常に続けられるようになれば、チェインを途切れさせないダイス運びができてきます。
 またこのステップでは、チェインを繋ぐうえで起こしがちな「誤爆」や「絶海の孤島」などのミスやその対策についてもご紹介します。

 思考しながらもサイコロを転がし、サイコロを転がしながらでも思考ができる。その境地に至れれば、あなたも立派なXI星人です。

CLASS A 〜モード別対策〜

 「ダイスを自在に動かせる」「チェインも途切れることなく続けられる」となれば、もう恐れるものはありません。XIを遊び尽くしましょう。

 しかしXI JUMBOには「ノルマアタック」と「ぼうけん」というゲームモードがあります。これらは「ただ消すだけ」ではクリアできない、一味違ったゲームモードになっています。最低でもこれらのお話をさせていただいてから、本記事群を結びたいと思っています。

CLASS X ~記録への挑戦~

「初代XI[sai]の絵画も集めたし、XI JUMBOの実績も全部MAXになったし。あらかた遊びつくしたなあ。XIゴもやってみようかなあ。」
 もしXI[sai]およびXI JUMBOを手に取ってここまで遊んでもらえたなら、XIプレイヤー冥利につきるというものです。この2本のゲームだけで、かなりの時間を費やしたでしょう。そろそろ休んで他のゲームに手を出したりしちゃってもいいんです。

……でも、このゲームに戻ってきてもいいんです。賽はいつでも、あなたとともにあります。振るかどうかはあなた次第。

 XI JUMBOのタイムリミテッドの実績「ちょうちょ」はゴニョゴニョ万点でMAXになります。正直この数字も相当な腕前を要求するものなのですが、どのゲームにも兵(つわもの)がいるもので、動画サイトに残っているものではなんと435万点という記録があります。

 また、XI[sai]シリーズの生誕から25年が経とうとする今、「RTA(リアルタイムアタック)」なる楽しみ方がごく一部で流行しています。タイムアタックの名の通り、本来時間を競うものでない「ノルマアタック」や「パズル」においてさえも速さを競ってしまおう、という遊びです。これがまた、やってみると案外新しい発見が多いもので、なんというか助かっています(語彙力急減)。

 このように、開発者の想定を第三宇宙速度で突き抜けたり、ちょっと斜め上にズレた遊びをしたりして、XI界隈はしめやかに(?)盛り上がっています。
 自分の、ひいては人類の限界に挑むという「遊び」が、ここにはあります。ここまでしろと無理強いをするものでは決してないのですが、「仲間が増えたら嬉しいなあ」と思っています。

おわりに

 こんなところでしょうか。最後の方はかなり余計な話なのでおいておくとして、自分の知識の棚卸しも兼ねて、今更解説する今更人には聞けないXI[sai]と題して書いていきたいと思います。対戦よろしくお願いします。

 それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?