相談しないひとたち

ふとこれまでの人生で、人に相談した経験があまりないことに気づいた。

買い物などの些細な相談はしょっちゅうダンナさんにしてはうざがられてるんだけども、進路や転職、独立するときや、旅先を決めるとき。そこそこ大きな岐路に立っているときに、わたしには『人に相談する』という選択肢がないらしい。

メンターに「相談に乗るよ」と言ってもらったときは、ただ話がしたかっただけなので、「このままでいいんですかねえ?」というふわっとした相談を絞り出したし、人生で一度だけ知人の占い師に会うことになったときは「うまくいきすぎてるんだけど、大丈夫でしょうか?」という、占ってもらう必要なさそうな悩みを作り出したりしていた。(占いの結果は「大丈夫です」だった。時間が余ってしまったので、ほとんど雑談をしていたのを覚えている。)


そもそも他人が経験したことは、実話として参考にしたいけど、他人の経験していない『想像』を参考にする気はないのだ。

前職を辞める前に、会社を辞めたこともない人から「デザイナーなんて掃いて捨てるほどいるのに、独立してやっていけると思うんですか?」と言われたときは、頭にきてむしろやる気が出たけれど。

別に立派な話ではなくて、『もしわたしに人に相談するという選択肢があったら、今とは違う道に進んでたのかな?』と、ぼんやり考えていただけなんだけど。

その話を独立してる先輩に話したら、先輩は『相談はするけど答えはもう決まってるから、反対されても聞かない』タイプだそう。「つくづくわたしたちは、他人が敷いたレールが嫌いなんだね」と笑いあった。いいのか悪いのかわからないけど、わたしたちの答えは自分でしか決められないらしい。

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