文章ってなんだっけを思い出すための雑記

今日は朝からPCに向き合ったが、ろくな成果も出なかった。

今まで文章を書くことがずっと得意だと思っていたし、言葉を書く仕事を別に望んだわけでもないけれどたまたましているし、軽いエッセイならさらっと書けるなという実感もあったのだけれど、アカデミックな論文を書き始めてからというもの自分の中から瞬く間に文体が消えていく感覚を感じて焦る。

人の言葉を引っ張ってきて、論証しなければいけない。一つ一つ人の言葉を自分の血肉にして、そこから自分の言葉を編み出さなければならない。

修辞的に書くことは全く推奨されないし、いやそんな余裕もないのだが、それよりもただ、論を一つ一つ、言葉を使って積み上げていかなければならない。

このことは、作業としてはとても面白いと感じるし、内容は自分の興味ドンピシャのただの趣味なんだけども、思った以上に自分の中の文体をガシガシ壊していくようだ。内容を生み出す生みの苦しみはもちろん誰にでもあるが、それ以前に、この方法で文章を書く、というのは書くことが娯楽に近かった私にとってはかなり答えることであることがわかった。

そんな雑感を、論文執筆に疲れたのでこちらに書いてみている。

ああ、今日はあと500文字は書きたかったのだけど、このnoteは5分であっという間に500文字になった...

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