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「プログラミングが出来るとイイこと」をお金の面から考えてみる。

株式会社Academixの腰越です!
弊社はWEBアプリケーション制作やプログラミング教室を行なっているのですが、先日「そもそもプログラミングが出来るって…何がいいの?」という素朴な疑問を頂戴しました。
そこでプログラミングが出来るメリットを教育者目線ではなく、ゴリゴリの大人目線(=金銭的メリット)で考えてみました。


①シンプルに年収が高い

まずは最もわかりやすい年収比較から。
新潟県内は平均年収(正社員)が349万円で、業種は製造・卸売・医療福祉・建設業が多いようです。

新潟県の平均年収

参考:求人ボックス 給料ナビ
参考:令和2年国勢調査就業状態等基本集計結果 新潟県の労働力状態と産業・職業別構成

プログラマーの平均年収

そして、プログラマーの平均年収はこちら。
弊社の教室(ロボ団南魚沼校)で習うPythonだと、中央値が575.1万円となります。また、Pythonは数値計算や統計処理が得意でAI分野でも活用されているため、求人も増えている言語になります。

参考:SAMURAI ENGINNER BLOG

県内平均年収と比較すると、約226万くらいの差です。
ちなみに新潟県内のIT企業は近年少しずつ増えてますし、このご時世リモートワークOKの企業もあるため、東京の企業に在籍しつつ地方で働く方もいます。(湯沢町の実例がこちらにありました)

②プログラミング × 異業種で経費削減

またプログラマーになる気がなくとも、プログラミング学習をしながらITツールの活用に慣れておくことで、経費を大幅に削減することができます。(特に人件費!)

飲食・観光業の場合

過去に飲食・観光業オーナーからの相談でアルバイトの時給計算をする際、
例えば、
・週末時給:+100円
・深夜時給:1.25倍
などを含む計算が非常に大変で、手計算だと「月末は担当者が毎度深夜まで頑張っている」という方がいました。
そこで、スプレッドシート(エクセル)を活用して簡単に時給算出できる仕組みを導入したところ、時給計算にかける時間が超〜短縮され、人件費を削減された方がいます。

教育業の場合

(これは完全に弊社実例です)
過去に教室の生徒が感染症により大量欠席した週がありました。
私たちの教室は以前まで

  1. LINEで保護者から欠席連絡を受ける

  2. 別日の振替授業日を提案

という作業を人力で行っていたのですが、あまりにも振替の人数が多い時は対応漏れをしてしまうケースや、振替対象生徒の把握にかなりの時間と労力をかけていました。

そこで欠席対応をLINEでの直接対応ではなく、

  1. (保護者の方が)Googleフォームで欠席日、振替希望日を入力

  2. 自動で講師へchat連絡

  3. 振替日の前日にリマインド通知

というプログラムをつくり、対応にかけていた工数(人件費)の大幅削減 & 対応漏れによるクレームの減少をさせることが出来ました。

プログラミングを学ぶとITツールをガンガン活用するので、プログラマー(プログラミングを本職とする人)にならずとも、自分の業務効率化を進める上では、これからの時代は特に重要になってくるスキルだと私は感じています。
自分の思うがままに動いてくれるプログラミングを書けると、本当に仕事が楽になります。

③ライフスタイルに対応しやすい

また、プログラミングを習得するメリットとしては「高単価の在宅ワークが可能」という点もあります。
長い人生を生きていく過程で、結婚・出産・介護などを機に退職・休業せざるを得ないケースもあると思いますが、プログラミングさえできれば場所・時間の制限がなく出来る仕事もあるので、地方でも高単価の仕事に就くことが可能です。

まとめ

プログラミング教室は、指導者の専門知識も必要となるため他の習い事教室に比べ月謝は安くはありません。
しかし、投資的視点(将来的なリターン)という点で考えた際には、どんな仕事に就いたとしても活かすことが可能なため、「習得すべきスキルNo.1」といっても過言ではないと思っています。

なので是非1人でも多くの子どもたちに触れてもらいたいところなのですが、(私含め)保護者の皆さんは、自分自身が小学校プログラミング必修化の時代に学校で学んでいないため「プログラミングって何を学ぶの?」「学んだ先に、何が出来るようになるの?」といった質問をいただくことも未だ多く、イメージが中々つかない人もいらっしゃると思います。そのため今後もいろんな視点で情報発信をしていこうと思います!

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