フランコとアーノルド

ボディビルダー、フランコ・コロンブが亡くなったことに対して、親友のアーノルドがメッセージを出していたので、訳してみました。

雰囲気重視で意訳も多いですが、悪しからず。

原文 

https://medium.com/@Schwarzenegger/my-best-friend-6c3fca83e5b3


親友へ

フランコ

君は、僕が自分の力だけでのし上がった人間だと言われるのが嫌いなのを知ってるだろう。

君がいるからこそ、そんな言いぐさは認められないって言ったこともあるはずだ。

でも、それが何故なのか知っておいてほしい。

僕らがミュンヘンで出会ったその時から、君と僕は莫逆の友になった。2人で頑張りあい、競い合い、そしてその全ての瞬間を笑顔で過ごしてきた。

僕が初めてアメリカに降り立った時、孤独だった。自分の家族、母国、今までの人生を全て後ろに置いてきたんだ。だからジョー・ウイダーに君もアメリカに呼んでくれと頼んだのは、君という親友なくして自分を保てないと知ってたからだ。金が無くても、家族に会えなくても大丈夫だったけど、君がいなきゃダメだったんだ。

今、悲しみに打ちのめされてる。ただ同時に、君と共にした54年間の友情と苦楽に、深く深く感謝してる。トレーニング、チェス、建設のバイト、食事、いたずら、生きる教訓、全て一緒にやってきた。共に育ち、学び、楽しんだ。僕の人生がより楽しく、色どりに溢れ、満ち足りたものになったのは、君のおかげだ。

君がいなくて本当に寂しいけど、君の一部は僕とデビーとマリアの中に生き続ける。そして君がその生き様で夢を与えた何万もの人達の間にもだ。マリアとデビーの面倒は僕が見るから、心配せず安らかに。

大好きだよフランコ。君が僕の人生にくれた幸せを、助言を、決して消えることのない瞳の輝きを、いつまでも忘れない。君は僕の、一番の友達だ。

ずっと一緒だ。

アーノルド

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