私たちの住む家の　すぐ横の樹に　棲みついた　エゾモモンガの　暮らし　　　　2018年　5月
（Photo 47花・48陽・49花・50花・51山・52山・他112・他113・他114・他115・他116）

写真 47花　48陽
5月上旬、知床の季節は、早春。
山の中にあるミズバショウも花咲く頃、
5月9日、日の入り時刻は18時半頃。

前年の11月下旬から始まったエゾモモンガの家横での生活。
1月中旬には3匹から2匹での生活になり、家横の木に棲んでいたモモンガ達。
その共同生活に変化があった後、また落ち着いた日々が過ぎていき、
3月下旬には繁殖時季がやって来て、2匹はペアに。
4月中旬になり、ペアも終了して1匹での生活に。
その1匹がどうも雌のモモンガのようだった5月。

写真 他112
日の入り後20分ほどで巣穴から出る。

　家横の樹で生活していた、エゾモモンガたち3年目の様子のブログタイトル写真に使用している、お馴染みの構図。
もうすぐ母親になりそうな？　　その姿。

写真 他113
　4月末から5月上旬にかけては暖かめの日が多く、モモンガが巣穴から夕方出て来る時間も遅くなる。
また、居るのか居ないのか、わからないような、気配を消した生活になって来ている。
私の観察疲れも重なって、
その姿を見る日が減っていたのですが、
少し寒い日があると、日の入り後早めに食事に出て来るのです。
この2〜3日少し低めの気温だったので、見る事が出来た、5月9日、10日。

5月9日、日の入り後の気温はプラス3度ほど、日の入り時刻は18時半頃。
5月10日、日の入り後の気温はプラス4度ほど、日の入り時刻は18時半頃。

写真49花　50花
　この年2018年は5月のゴールデンウィークが終わると、サクラが咲き出すいつもの感じ。
1枚目は咲き出してすぐに満開気味の家横にあるエゾヤマザクラ。
2枚目は新緑と共に山で咲くエゾヤマザクラ。

写真 他114
　この日、5月21日、日没は18時40分頃、この時の気温はプラス6度ほど。
5月になっても家横の樹の穴に棲みついているモモンガ。
ただ私から見ると冬とは違い、
植物や木々達、生き物達が動き出している5月、
モモンガが生活しているという気配を
感じるのが簡単では無くなってきている。
気配を消しているような感じなので、
その姿は時折、ほんの少しの時間しか見れない。
もう居なくなったかなと思うと、
まだいたんだ、という感じ。
ペアになった日から見ると、もう2ヶ月近く経つので、
そろそろ子供産まれる？もう産まれた？

写真 51山　52山
 5月も終わり近くになると、低山の新緑は終わり、
写真1枚目の羅臼岳や、
2枚目の知床連山も雪がかなり解けてこんな感じです。

写真 他115 他116
まだ、いたんだ！
　家横の巣木で、住んでる気配が感じられず、居るのか居ないのか分からない状況が続いていたのですが、
この日5月29日はその姿を見る事が出来ました。
まだいました。
写真は巣穴から出てしばし、じっとしている所。
まだこの巣穴にいたという事は、もう子供が産まれたと思うのですが、
5月になってから、モモンガの事をちゃんと観察していなかった事もあり、この時点では良くわからなかった5月下旬。

この日5月29日、日の入り後の気温は
プラス15度ほど、
日の入り時刻は18:50頃。

^_^ 　
今回は48回目ですが、その 1〜47回目を見てみたい方は、
ブログの最初か最後の方にある、

丸い太陽の写真と、HIRO SHI RETOKO

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