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1対1の戦闘機同士の戦い

1対1のドッグ・ファイトなんて、WWI初期を除けば基本的にはありえないんでしょうけど、マルチプレイヤー・ゲームとはいえAces Highだとちょくちょく起こりえます。

そもそもゆき丸は部隊長をしているといっても、隊員は幽霊部員なのでたいていソロ狩りになります。すると、できるだけ単独行動している敵を狙う事が多いので敵に気付かれた場合や奇襲に失敗した場合は、1対1のドッグ・ファイトになります。

そうなると、勝つ(負けない)ためには、如何に機体を使いこなすかにかかってきます。相手の機体と自分の機体の長所短所を比較して効果的な機動を取る必要があります。

そういう状況というのは、滅多にないのですが、そういった状況を作為可能なアリーナがAces Highには存在します。それがマッチ・プレイ・アリーナ(以下「MPA」という。)です。以前、似たようなアリーナでデュエリング・アリーナ(以下「DA」という。)がありましたが、DAよりも簡単に1対1の戦いが可能です。

DAとMPAの違いは概ね次のようなものになります。
1 DAはお互いで決めた基地から出撃しましたが、MPAは空中からスタートします。
2 DAはだと途中で別のプレイヤーが参入してきてしまうことがあるが、MPAは完全に閉ざされた空間での1対1の戦闘となる。
3 DAは燃料の続く限り逃げ続けることも可能でしたが、MPAは戦闘時間が15分に限定されている。15分で勝敗が付かない場合は引き分けとなる。
4 DAはどこにでも飛行することができるが、MPAは戦闘エリアが限定されている(見えない柵に囲まれており、その柵に触れると敗北となる。)。
5 DAではスコアは無関係ですが、MPAでは勝敗からプレイヤーのELOレーティングを算出します。
6 DAでは相手をある程度限定して戦う事ができましたが、MPAの場合はランダム(キュー登録の早いもの順?)なので、戦いたい人と戦い続ける事ができない場合がある。

空中からスタートする点は試合の流れを円滑にしますし、初期会敵高度が同一になったので腕の差が出やすくなっているとも言えます。
しかしながら、機体、武装、燃料搭載量のチョイスは各プレイヤー任せになっているため、Me 262を出してくるプレイヤーやテンペスト対隼等相当非対称な戦いも起こりえます。それこそ爆撃機をチョイスするプレイヤーも稀にいます。
また、これは戦術の一つになるのかも知れませんが、1対1の戦いでは機体の軽さが重要になってくるため、通常燃料の搭載量を25%にまで減らすプレイヤーが多いかと思います。ところが、スピットファイア等航続距離の短い機体(25%の燃料ではミリタリーで15分飛べない。)とP-51等25%の燃料でも15分以上飛行可能な機体があたった場合、最悪P-51の方はスピットファイアの燃料が無くなるまで逃げ続けて、滑空状態になったところを始末する、という戦術も可能です。

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