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イノベーター理論で見るモッズ:上

 イノベーションって言いますよね。よく、スターバックスでiMac広げてそうな人とかが。こう、前のめりに経済について話す人とかが。
 辞書で引くと、『新しくする』とか、そんなニュアンスのことらしい。
 ふーん。

 そんな反応しかできないぐらい、マーケティングとか経済とかね、よくわからないわたしですけども。貯金とかできてないし、流行とかよくわかってないし。
 そんなわたしが、イノベーター理論っていうのをこの前習ったんですよ。


 ご存じですか? イノベーター理論。


 マーケティング用語でして、『新しいものが世間に受け入れられるのには、この図のような流れで人々に普及する』という理論だそうです。

 つまり、イノベーターが見つけて、アーリーアダプターが世間に流布し、アーリーマジョリティが流行に乗って買い、レイトマジョリティが流行が半ばを過ぎたころに買って、ラガートが『新しいもの・流行もの』が『当たり前のもの』になったら買う、ということです。
 ……日本語をしゃべれよコノヤロー! 
 って感じですよね。わたし、最初はピンとこなかったんですけど、コレiPhoneに例えるとわかりやすい。


こちらのサイトより持ってきました。

①イノベーター時代:時は2008年、iPhone3Gがソフトバンクより発売。
 その時の反応を思い出してみよう……当時auの店長だった友達は、「あんなのヲタクしか買わないから、失敗するよ」とうそぶいてたし、周りの友達もそんな反応。っていうかiPhoneって何?状態。
 唯一買ってたのはPKerの友達(当時MMOが流行ってた)で、彼は専用ブログ作ってまでiPhoneについて語りまくっていた。
 それから一年後の2009年、ツイッターにドはまりしてた私は、PKer野郎が語りまくってた事もあってiPhone3GSを購入。ガラケーと比べて快適なツイッター環境にさらにツイ廃度が増していくのだった。

②アーリーアダプター時代:2010年iPhone4発売。あんまり思い出はない。

③アーリーマジョリティ時代:2011年iPhone4S発売、au参入。元のキャリアがauだったこともあり、3GSを4Sに変える。
 3GS購入時、周りの反応は「またそんなヲタクなもん買ってw」だったのに、この時は友達もこぞって買っていた。
 機械に弱い友達や、親の世代はまだまだガラケーよ!という感じだった。

④レイトマジョリティ時代:2013年iPhone5S発売。もはやあるのが当たり前。ない生活など考えられないし、まわりの友人もみな当たり前に持ってて、スマホがないと成り立たない『LINE』などが浸透する。
 わたしはLINE嫌いでやってない。LINEやってる?どこ住み?という質問にも答えられない。

⑤ラガート…ここまできても、まだスマホは『当たり前』ではなく、持ってない人もいる。彼が持つのには、もう数年かかりそうだ。
 それとも、『当たり前』のものにならず、一過性の流行として消えてしまうのだろうか?(まぁケータイ各社がゴリ押しでスマホ一本にしてるから無さそうだけど、iPhoneというブランドが消えることはありうる)

 さぁこれでわたしもあなたもイノベーター理論マスター。
 あなたは一体どこだった?レイトマジョリティ?それともイノベーター?
 わたしは、iPhoneについてはイノベーター(の中でも遅い方だが)にあたるけど、これも友人のPKerのせいであるところが多い。
 まさに、身近にマジモンのイノベーターがいたからこそ、そしてわたしがツイ廃……必要としてたからこそ早くわたしの元にiPhoneが届いたのですな。


 で、このイノベーター理論を正しく使いマーケティングしていけば全く新しい商品を効果的に売ることも可能……なのだろうけど、んなこと知るか。

 わたしはこの話を聞いたとき、真っ先に思い浮かんだのだ……
 あ、これ、モッズを語るのに使えるなぁ、って。


しかし長くなったので、続きは次回。


モッズについて詳しくは……


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