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【アドカレ2023】気楽に描こうぜ!iPadアプリConceptの紹介【UGDG】

この記事は『Unityゲーム開発者ギルド Advent Calendar 2023』19日目の記事です。
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企画書描くのって大変

企画書って描くの大変。
最後は人に見せるのだから、体裁を整えたデジタルデータとして作りたい。
でも、アイディアをチマチマとプレゼンテーションソフトに落としていくのもなんだか違う。そんな、硬い作業の前に自由に筆を走らせたい。
しかしアナログスケッチで書き起こしても、人に見せるには清書が必要で……
の、堂々巡りで全然筆が進まないッ!!


それだったらプレゼンテーションツールじゃなくて、いっそクリップスタジオのようなドローイングソフトならどうか?
とも思ったけれど、レイヤー管理だのページ設定だのもめんどくさい……まだページ数とか決まってないのにそこらへん決めないと先に進まなくなってしまう。

ああ、デジタルデータなのに自由気ままにアイディアを描いていける、フォントも打てて読みやすく出来る、そんなものってないのかしら…………


いろいろ試して早幾年……ノリで買ったiPadとApple pencilが役に立つ!
iPadアプリconceptがこれらの需要を満たしてくれることがわかった。


気楽に描こうぜConcept!

ConceptとはiPad専用いつのまにかiPhone、Android、Windows版も登場したスケッチアプリ。ペイントアプリほど絵を描くことに注力してないけど、メモアプリほど機能不足でもない。
まさにノートに色鉛筆や色ペンで図を書き込むような使い心地。
機能の面で言えばそりゃ、ペイントソフトのクリップスタジオだのProcreateの方が描くことには特化しているわけだけど、機能が多いは多いで迷いの原因になるのよね。なんの機能を使おうか悩む前に必要な機能だけに絞ってあれば悩みようもない。何事も機能が多けりゃ良いってもんでもないのサ……
そして、ConceptにはConceptにしかない、唯一無二の機能があるのだ。
それが……

無限大のキャンパス

キャンバスが無限大。もう、これが最高。
ペイントソフトでアイディア出しする上でのストレスがこの無限大のキャンバスによって緩和される。


普通だったら、レイヤー構成やファイル名について考えながら切り分けていたものが……


ちょちょっとキャンバスをズラすだけで描ける!


これだけ。紙の大きさを気にする必要はない……思いついたままアイディアを書き出すことだけに集中できる……この無限大のキャンバスという点が他の全てを圧倒する使い勝手の良さを誇るのだッ

思いのままに書いたら、外部に出したい部分を画面内に収めて……

画面を保存、で画像として保存できる!


料金体制が色々あるのに明瞭

更に、スケッチ、お絵かき系のアプリって課金前提のものがほとんどなところ、このconceptは無料で基本的な機能を試せる。


基本的な機能でも、レイヤー5枚まで重ねられたり……

いにしえのオタクには嬉しいコピックと提携した多彩な色も使えて……


アーティスティックなペン先も一通り揃っている!


わるくないけどちょっと機能が足らないなぁ……と言う場合は欲しい機能を購入して追加することも可能。


わたしは選択・編集ツールなどが使えるようになる買い切りのエッセンシャルを購入。これで自由気ままに描いたアイディアをいい感じに位置を配置して書き出せるぜ……


かっこいい筆、便利な図形、PDF書き出しなど別途買い切りで追加可能。

機能は充実させたいけどたまにしか使わないし月額課金はちょっと、という場合はバラ売りで機能が追加できる、今時珍しい親切課金設計。


もちろん、全部の機能をガッツリ使いたいゼェーー!って人向けに月額制度もあり。多種多様な課金制度で自由にカスタマイズ出来るのも魅力。


随時アップデートで機能が追加されており、最近はチームで共同作業出来るとか。
現在はクロスプラットフォームで使えるように頑張っているらしいのでiPadで書いたものをWindowsで編集、保存とか出来るようになるのかもしれない。更に便利になってしまう……!


Conceptの作例

とにかく無限大のキャンバスでちまちまアイディアを描いていく快適さは他で変えられないのだけど、実際何に使っているというと例えば……

企画書の下書き

表題の通りにまずはこれ。conceptでぶわ〜って描いて、整えて、画面サイズで保存して、そのままnotionに貼っても良いし、プレゼンテーションソフトで清書しても良い。
わたしはクリップスタジオで清書しましたけどね〜


シナリオの絵コンテ、ネタだし

企画だけでなくシナリオにも大活躍。
こんな感じのシーンなんだよ……をconceptでささっと描いて、組み立ててシナリオにしていく。
ただ文字だけで追っ付けていくより断然イメージが湧きますね。ゲームシナリオで最後は画面になるのだから、図があるに越したことはないのだ!

『触手を売る店』は無限大キャンパスに縦横無尽にシーンイメージを描きまくって……これは全体保存してみた画像だけど、節操なくあちこちに描いてますね。



スクリーンショットサイズで保存、notion上で整理してシナリオにしてました。



気軽にクロッキー練習

もちろん、そのままお絵描きの練習にも使える。紙の量を気にせず思うままにクロッキー練習!


iPadの標準機能、スプリットビューを使えばPinterestとかで課題を表示させながら描くことも可能。一画面で済むから描くことに集中しやすい!


その他、ここでは見せられませんが会社の資料作成とかにもバンバン活用中!


iPadとApple pencilをノリで購入したものの持て余していて、すっかりYouTube再生機となっていたが、conceptとの出会いによって創作や仕事に活用することができるようになった。
同じくApple pencilを持て余している人は一度試してみてね!


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