全部望んでいる
こんにちは!ひろかずです。
先日は前職の同期がライブをしていて、その同期と内定者と会う機会がありました。
ふと思い出したのが、「とりあえずマネージャー」とめっちゃ言ってたこと。
この言葉の背景には、いろんな願い・恐れがぐるぐるしていると思い、書いてみることにしました。
しばしお付き合いください。
表面的な意味
学生自体は塾のバイトリーダーだったり、野球部で監督をやったり、人をマネジメントする機会が多かったです。
時には苦しんだこともあったし、成果を出して嬉しかったこともありました。
それもあって、「人を動かす」というところに魅力を感じ、向いている部分もあるなと思っていました。
当然、就活の自己分析をすると、「俺はマネジメントをしたい」という思いを抱き、「とりあえずマネージャーを目指す」とばかり言っておりました。
今年の4月に会社に入った時も、目指すのは「マネージャー」
会社の中でも「マネージャー」が「できるひと」に見えたんですよね。
自分の価値を見出すために「できるひと」になりたい。
そのために、「まずはマネージャーになりたい」という風に、自分に言い聞かせていました。
この言葉の裏にある思い
怖かった。自分と向き合うことから逃げていたんだなーって思います。
マネージャーになりたいんだ!って納得したように見せかけて、そうじゃなかったことがわかったら面倒くさいなって。
また自分がなにを目指したいのか決めないといけない。
その時の自分は、自分が何者でどんな未来を実現したいのかを考えるのが、すごくストレスだった。
人間ってどうしても、変わることを怖がる。人生の中で培われてきた価値観・思い込みから外れることを嫌がる。
当然、就活の時に「自分は何者でどんな未来を実現したい?」と聞かれても、その思い込みベースでした考えられないと思うんです。
僕の場合は、「価値がないといけない」という思い込み。
だからこそ、「価値がありそう」なマネージャーになることで、自分の価値を作ろうとしていた。
もっとやりたいことがあったはずなのに、そう思っていた。
居酒屋いいなーとか、人と向き合うコーチングの仕事いいなとか、溜まり場つくりたいなとか。カレーつくってふるまっていたいとか。
そういった僕が本当に望んでいることって、最初は「価値がある」かどうかわからない。むしろ最初は「価値」を感じてもらえない。自分でも「か違いある」と確信できない。
だから、声に出せなかった。踏み切れなかった。
できないのではない、しないことを選んでいる。
声に出せなかった。踏み切れなかった。と言いましたが、心の中って怒っていることは少し違います。
声に出さなかった→声に出さないことを選んでいた。
踏み切れなかった。→踏み切らないことを選んでいた。
全部そうだとおもんです。
できないことなんてない。最後は自分で選んでいる。
だからこそ、望んでそれを形にしようと頑張ることもできるし、怖いからやめるというのも選ぶことができる。
そう思うと、すこしゾッとしますよね。今苦しいのは、自分が望み、そうなることを選んでいるから。
望んだようにしかならないんです。
みなさんはなにを望んでいますか。惨めな状況になることを望んでいますか。望んでいるけど、怖くて選べない。そんなことはありませんか。
怖いのはしょうがない。「失敗したらどうしよう」という幻想が常に襲ってくるから。怖さは消えることはない。消そうとしてもむしろ大きくなる。
だからこそ、怖さを背負って、選んでほしい。
怖いけど、のぞんで選ぶ。その先に、みなさんの望んで実現したい未来が待っている。そう思います。
怖さを背負って一緒に進んでいきましょう。
毎週日曜に、そんなコンセプトでBarをやっています。
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