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知ってますか?「にじさんじ」。マーケターなら抑えておかないと。

みなさんこんばんわ!プライベートでは家族が増えたり仕事もそれなりに忙しかったりで久々のnote投稿になります。はい、言い訳です!w

今日は「にじさんじ」についてです。そうそう「いま、なんじ?」「えっとね、にじさんじ」というただの会話の切り取りみたいな単語ですが、これちゃんと知っておかないとまずいよね、ということで今回は「にじさんじ」についてです。

「にじさんじ」って何なん?


ちゃんと説明できる自信は全然ないのですが、うわべだけでも整理していこうと思います!「10分でわかるかもしれないにじさんじ」というブログに書いてあったのですが、


「にじさんじプロジェクト」は多種多様なインフルエンサーが所属するVTuber/バーチャルライバープロジェクトであり、各種イベントやグッズ・デジタルコンテンツの販売、楽曲制作などを通じて次世代のエンタメを加速させていくことを目的としています。 現在、約100名の所属ライバーが個性を存分に活かし、YouTube等の動画配信プラットフォームにて活動しています。


ということで、主にYouTubeで活躍するVTuberさんですね。その数約100人。「にじさんじ」の公式サイトでは、YouTubeのチャンネル登録者数等をもとにランキング形式でVTuberさんたちが紹介されています。ちなみに2022年7月現在1位の壱百満天原サロメ(ひゃくまんてんばらさろめ)さん。登録者数149万人。2位は葛葉(くずは)さん。登録者数は134万人。ひょえー。

色々見ていくと、それぞれ設定(アニメキャラじゃなくてVTuberさんだから設定というかプロフィールというほうが正しいかも)が面白い。百聞は一見に如かずということでお暇なとき見てみてください♪

ちなみに、これまでの1位はずっと葛葉(くずは)さんだったそうなのですが、壱百満天原サロメ(ひゃくまんてんばらさろめ)さんが彗星の如く現れ瞬く間に1位に輝いたそう。モーニング娘。の後藤真希さんのような存在ですね。

渋谷駅に「にじさんじ」新人ユニット。「VOLTACTION」の駅広告が登場!持ち帰りできる広告、ノベルティは即終了!

そんな「にじさんじ」ですが、面白いことやってました。そう、プロジェクト内でユニットができるんです。つい先日できたのが「VOLTACTION(ヴォルタクション)」。躍動感のあるビジュアルもかっこいいですよね。そしてこのデビュー告知がまた面白い。“持ち帰りできる”駅広告”なんです。

https://www.nijisanji.jp/news/p58tfdf72a

壁一面に貼られた4種類のカード型ノベルティを用意しましたが、掲出2時間後にはノベルティ配布は終了となる人気っぷり

広告業界では「ピールオフ(剥がす)広告」と言って、本当に昔からある手法なんですけどね。「にじさんじ」でやるから面白い。手法じゃなくて「企画」って大事だなぁと思いました。ついつい「手法ファースト」で新しい手法を取り入れたはいいものの自己満ダダ滑りになる施策ってあるので肝に銘じようと思いました。(大事なんですけどね、陥りがちという意味で)

あの「応援広告」にも賛同を表明している。さすが。「チアリングアド」と公式連携。

韓国発のカルチャー「応援広告」。またの名を「センイル広告」。センイルとは日本語で「誕生日」の意味。はじまりは、韓国の若い女の子たちが推しのアーティストの誕生日をお祝いするために、自分たちで広告枠を購入して「●●くん、お誕生日おめでとう!●●くんファン一同」みたいな広告を出して楽しむアクティビティから。なんと韓国ではすべてのOOH(アウトオブホームメディア。電車や駅の交通広告や街中の屋外ビジョン等)の3割を占めるんだそうです。この広告を見るためにわざわざ日本から渡韓する人もいる程。面白いですよね。

この「センイル広告」、日本でも「INI」や「JO1」といったアーティストを中心に、徐々に街中で見かけるようになってきましたが、これからは「にじさんじ」のVTuberさんを多数みかけるようになるかもしれません。

おそらく応援広告としては初?、公式に応援広告を取り扱うサービスの「チアリングアド」と公式連携しているようです。チアリングアドのnoteにも記事がありました。

広告代理店の視点で考えると、こういう推し活がらみ、応援広告とかって著作権とかの権利関係グレーだなとか、一歩引いてというか若干冷めた感じで見ちゃうんですけど、「にじさんじ」は公式にきちんと規定を作って実施の際の指南(チアリングアドを紹介)までしている。これならファンも安心して楽しめますよね。

ちょっと海外での人気まではわからないのですが、この「にじさんじ」の応援広告をみるために、世界中から訪日する人が増えたり、日本経済まで引っ張っちゃう存在になる日も近いのかもしれません。

さてさて今日はこんなところで。

「にじさんじ」から、今後も目が離せません!

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