見出し画像

日記:2024/01/07 アキバに買い物に行く

仕事ではPCを活用し、家でも娯楽の一環としてPCを使う。原稿に行き詰まると、ノートPCを外に持ち出すこともある。

マウスに付いている「DPI切り替えボタン」。
押しても何が変わったのか、どうもピンとこない。
古(いにしえ)の言い伝えでは 未知の力を持つ伝説のボタンと言われ、今現在に至るまでその秘密は謎のままとされていた…。

…とここまで原稿を書いた時点で、何かおかしいと感じた。

ダメだ…マウスが気になって原稿が進まない

私は今、外出先で外出用のマウスを使って原稿を書いている。
このマウス、ずっと昔に買ったマウスなのだが クリック感が異常に硬いのだ。
実は、仕事用と自宅用のマウスは 全く同じタイプなのだが、外出用のマウスだけ違うタイプである。
これは前にも経験しており「なんとか解決したいなー」と思って放置していた。
このクリック感、一度気になり始めると、その硬さがずっと気になってしまう。

ダメだ!マウスのクリック感が(カチッ)気になって(カチッ)記事の先が書けない(カチッカチッ、カチカチカチ….)。

そこでひらめいた。
職場用、自宅用、外出用として同じモデルのマウスで揃えればよいのでは?よし!安いマウスを買いに行こう!

この素晴らしいヒラメキを実現にするため、私は早速 秋葉原に向かった。
なお、秋葉原は もはや電子部品の硬派な街ではなく、萌え文化の中心地となってもう何十年も経つ。
ジャンク屋を探すより、メイドさんのビラ配りにエンカウントする方がはるかに多い。

近年の秋葉原ではメイド姿が正装と言われて久しい

今回探しているマウスの要件は次の通りだ。

  • 何と言っても安く済ませる
    新品3個は予算オーバー気味だが、安価なマウスなら問題ないはずだ。安ければ 薄汚れた中古であっても、アルコールで消毒&掃除してキレイにする手間は惜しまない覚悟。

  • 最低でも3個
    職場、自宅、外出用と分けるため3個買う。自宅用PCは配線が多く、毎回持ち出すのは面倒だから外出用も含めて合計3個買う。ネットの市販品は安くても 900円程度っぽい。上手くいけば中古 600円程度のが見つかればラッキーと考える。

  • 5ボタン
    マウスは5ボタンの「戻る」「進む」ボタンがないと仕事の効率が落ちてしまう。マウス操作しているときはほぼブラウザなのでキーボードのショートカットより直接マウス操作の方で「戻る」「進む」ができるほうが効率が良い。
    なお、Windows95の時代(1996年) ホイールがついたマウスがマイクロソフトから「インテリマウス」という名称で発表された。当時 結構な値段していたのが懐かしい。

  • 有線式
    無線はUSBレシーバでUSBポートが埋まる&本体の電池切れの心配もあるという点が気になる。「電池切れなら電池を買えばいい」とかいう問題ではなく、バッテリ管理そのものが煩わしいので無線はやっぱり却下。なお、社用PCとして頒布されるPCはセキュリティの観点からBluetooth禁止になっていることも多く、ここはやっぱり有線が無難。

電気街に着いて「じゃんぱら」や「あきばおー」といういつもの店頭を回った結果、超高級ショップ(嘘)である「ショップ インバース 1号店」にてサンワサプライのMA-BL191Rを発見。

アキバといったらここ!
みんな大好き インバース(中古ショップ)!

通常価格1500円するものがセール品として800円になり、さらに新年価格として半額となり400円で新品が店頭に並んでいた。サンキュー新年!
今年に入って6日が経過したが 初めて新年らしさを味わった瞬間。
(なお、中古のマウスは300円であった)

以前使っていたマウスより更に小型で、バッグ内で邪魔にならない。
チルトホイール機能がついて左右のスクロールまで可能。
ただし、色は「赤」しかない(多分 黒は売れ筋なのであり、赤は売れ残りなのだろう)。
ええい ままよ、背は腹に変えられぬ。乗るしかないこのビックウェーブに。
ということで、3つ購入(400円✕3個=1200円)。

もう、こういう安いタイプでいいんだよ。
「ザクでいいのだよ!ザクで!」

どのポイントをとっても、今使っているマウスより格段に良い。
今回は 大金をはたいて いい買い物をした、と満足。

なお、思い切った買い物をした後は、その商品について 良い点に焦点を当てて満足するようにしている(逆に買い物後に 上位モデルや最安値を調べると落胆しかないから、しないことにしている)
時にはYouTubeでその商品のレビュー動画を見てさらに満足感を高める。

これは買い物で「お得感」を高めるための小さなコツ。

【マウス】サンワサプライ製 MA-BL191Rの使用感

クリック音:静音設計ということでコツコツというくぐもった音しか鳴らない。隣で赤ちゃんが寝てても起きないくらい静か。
ホイールのクスロールタッチ:なめらかな感じ(フリー スクロール式)ではなく ノッチ式(ラチェット スクロール式)。コルル…というくぐもった音であり、いずれにせよ 静音。
ホイールのチルト:スクロールを左右に傾けることによるチルトもできるが、チルトは比較的音が出る。カタッカタッという感じ(特別に静音処理されているという感じはしない)。あまり使わない機能だからいいのかも。
つや消しボディ:つや消し加工されたボディなので指紋がつかないのが良い。ただ、このタイプは 数年間 使い続けると塗装が剥げてみすぼらしくなる予感がする(しかし、そうなったら またショップインバースに買いに行くのだ!)。
ケーブル:他の製品に比べて ケーブルが比較的 硬い気がする。束ねるとケーブルにクセがつくタイプ。もし、持ち運びするのであれば 巻取りリールなどと併用するほうが良さそう。

そんなわけで、私は マウスのクリック感を気にすることもなく、平和な気持ちで落ち着いてPCの前に座っている。

さーて、この新しいマウスでFPSでもやってみますかね。

原稿を書くのを忘れて ゲームを始める…の図

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?