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こいぬ が わがや にやってきた

訳あって知人の仔犬ちゃんをしばらく預かることになりました。
 ペロデアグア デ アンダルシアというスペインの南アンダルシア地方発祥の犬種です

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↑ 写真参照 https://www.perrodeagua.com/

主に漁師の仕事や牧羊犬、狩猟犬として人間の補助をする為に飼われてきた犬種で、特徴はもじゃもじゃの毛と泳ぎが上手、ということぐらいしか知りません。スペイン人の認知度もそんな犬がいるらしい、フーンといったところ 
秋田犬とか柴犬の方が今のスペインでは認知度あるんじゃないだろうか?

日本人の知人はスペイン駐在の思い出としてこの犬種を選んだのですが
家族の帰国にワンちゃん日本入国許可の手続きにかかる日程が合わず
(手続きの詳細は後日詳しくまとめようとおもいます)
入国可能になるまで我が家でお世話することになりました。


さて、我が家には5匹の猫と大型犬ラブラドール8歳のねねがいます
広くもないボロいピソ 庭なし 
もうこれだけでもカオスなアニマルハウス 

ねねがこの家に来た時 猫がもう1匹 計6匹おり 
慣れるまで何回か場外乱闘が起きました。
いまは 仲良くはないですが 一定の距離を置いて一家の平和が保たれています

そこに跳ねる毛玉みたいな元気なもじゃもじゃが転がり込んできました


ねねにまず赤ちゃん犬の遊び相手を頼みました
犬です メスです 8歳のおばさんです 妊娠した経験はないけれど
野生の本能で可愛がって 犬の掟とかも教えてくれるだろう

という期待をしたのですが

甘かった。全くの塩対応です。
仔犬が来た瞬間 匂いを嗅ぎにじゃれつく仔犬に対し明らかにめんどくさそうなまなざしをむけて
タッタッタっと逃げていきました。
母犬がまだ恋しい時期なのでしょう
ねねが逃げても逃げてもチビちゃんは追いかけます
ついには うるさいチビだなぁ 迷惑なんですよ
と、
チビちゃんが登れない高さのソファに上って全拒否

ずるい

遊び相手が視界から消え困ったチビちゃん 

今度は猫に興味を示して追いかけだしました。

たまにネットで猫と犬が仲良く遊んでいる姿を目にします
ああなってくれたらいいなぁ
猫集団に期待しました
何でも興味をしめす猫集団は正体不明の動く毛の塊になんだ?なんだ?と寄ってきました。
各々顔や尻付近を囲んで興味深く 丹念に匂いをかいでいます
チビちゃんもまんざらじゃない表情でじっとしています

その調子 その調子
次の瞬間 遊ぼう!と猫集団に飛び跳ねていきました。
その相手が悪かった。
 
一番身体も大きく 常になめんじゃねぇ 俺最高最強 イエー! 
と人間ならコンビニでたむろってそうなヤンキー気質のオス猫 

俺様に気安く近寄るんじゃねぇ、シャーの後の猫パンチ一発見舞われました
可愛そうなチビちゃん
キャンって鳴いて私の足元に逃げてきました。
そして悔しさを晴らすために私の手をガブリガブリ....
私の手を噛んで憂さ晴らしか。


しかし懲りないチビちゃんは何度も猫集団やねねおばさんに遊ぼうと挑み、
シャーっと猫に威嚇されたり ねねにガゥって吠えられても
気にせず元気いっぱい 
動く謎の毛玉度が増しています
よく食べよく動き、疲れたらどこでも寝て
水辺があれば飛び込み、泥があれば寝転がり、ものおじせず
今日も元気に早朝起床 
起きてよーと私の顔をなめにやってきました。
さ、散歩に行くかとトイレに行こうと廊下を歩いていた時に
ぐにゃっと柔らかい何かを踏みました。

もう出てるやん!
その後おしりなめて
私の顔舐めに来た?

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