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日本からスペイン(EU)へ犬・猫を輸出する手続きについて その2検疫所編

3.ねねを動物検疫所に連れていく

羽田空港でおびえながら職員さんの運ぶカートからでてきたねね....
私のスーツケースと共に今度は国際便の搭乗手続きをしなければなりません。

流れとしては
動物検疫を受けたあと搭乗手続きです

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羽田空港で久しぶりに会う長男にくねくねしながら到着ロビーでしばしの再会。しばらくイチャイチャさせたいところですが、
色々と手続きがあるので 
さっと排泄に散歩させたあと
動物検疫所前でケージに収め、
地元の獣医で書いてもらった
・健康診断書
・輸出検査依頼書(NACCS登録して作成)
を持参して動物検疫所に行き、
輸出条件を満たしているという証明書の書類を持って
搭乗カウンターに行き 搭乗手続きをして
いざ!出国です

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ねね! 無事にむこうであおうね!
ちなみに ねねは出発の前夜夕ご飯をあげましたが
朝ごはんはたべていません。
ケージのなかで便をしては何かと大変だからです
長時間のフライトになるので
水分補給だけはできるように水受けをつけることはできます

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今回ねねの輸送に用意したケージのサイズ 
バリケンネル Pウルトラ 幅70cm×奥行101cm×高さ75cm
クレートの重さ11kg
ねねの体重25kg 合計36kg
追加手荷物費用
ANAのコードシェア便 ルフトハンザ航空の規定で500€でした


外国へ犬又は猫を連れていくときは、日本を出るための条件と相手の国に入るための条件をクリアする必要があります。
そして動物検疫の手続きをする必要があります
動物検疫は、動物の病気の侵入を防止するため世界各国で行われている検疫制度です。

各空港 国際線の近くに必ず動物検疫所があります
https://www.maff.go.jp/aqs/sosiki/attach/pdf/aqs_contact_list_dogcat.pdf

https://www.maff.go.jp/aqs/sosiki/index.htm

まず出国前に動物検疫所において狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ症)についての検査及び輸出検疫証明書の交付を受けなければ出国できません。
出国7日前まで*に動物検疫所に連絡し、輸出検査申請書を提出するか、
NACCS(動物検疫関連業務)にて申請する必要があります。
自分が出国する動物検疫所に近ければ直接出向くこともできるでしょうが
そうでなければNACCS のWeb サイトで登録・申請のほうが便利です
NACCSのサイトは以下にて
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/system/pdf/20131013import-export.pdf

詳しくは上記NACCSをご参照ください

出国の絶対条件は
マイクロチップ挿入していること
狂犬病またはその国の入国に際し決められた予防接種を受けていること
出国時健康であること

また

日本国外にペットを連れだす際には
IATA 国際航空運送協会 の基準を満たすケージでないと
搭乗不可となります。

大まかにいうと犬が立って頭がつかずぐるりと身体の向きを変える余裕があるこ

輸送コンテナの寸法に関するガイダンス

コンテナの正しいサイズを確認するためのガイドライン、
自然な位置に立っている動物に関連しています。

A = 動物の長さ (鼻の先端から尻尾の根元まで)。

B = 地面から肘までの関節の高さ。A + 1/2 B = コンテナの長さ。

C = 肩または最も広いポイントの幅 (大きい値)。C x 2 = コンテナの幅。

D = 頭頂部または耳先から床までの自然な立ち位置の動物の高さ

(いずれか高い)/容器の高さ(上部平らまたはアーチ型)

最小内部コンテナ寸法:

A + 1/2 B = 長さ
C x 2 = 幅
D = 高さ


Traveler's Pet Corner
Are you traveling with your pet or planning to ship your anim
www.iata.org

また、私の使ったANAに 航空貨物についての専門部門
ANAcargoというサイトに詳しくルールが説明してあります


http://www.anacargo.jp/ja/int/regulations/animal.html





https://www.maff.go.jp/aqs/animal/aq12-1.html

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