気がついたら持病のことを話していた

【2019年3月に書いたもの】

疲れている。ひたすら疲れている。
仕事にしろあそびにしろ、半日も外出すれば次の日丸一日を休みにあてたくなるほど疲れやすく、疲れが取れにくい。
昨日仕事に行ったので、今日は休日である。つまりきょうの私はほぼポンコツだ。
外出中でも電池が切れるとぼんやりしてしまう。座りたくなる。
典型的なうつ病症状とも言える。
というか、もはやこれは私の体の問題であって、病気ではなく特性なのでは、と思うくらい、何年もの間こんな感じである。

欲しいものは体力と気力。あと集中力。
三つとも本当に底の方にちょっぴりあるだけなので、思ったように発揮されない。

Twitterではあまり病気のことにはふれないようにしている。
病気自慢や不幸自慢、なんやかやと取られかねないから。
あと絶対に説明しきれない。
なにがしか過不足になる。
なのでできるだけぼかしてつぶやくし、まあ、ときどき隠しきれずに漏れていることもある。
Twitterで繋がっているひとたちには割と、そう割と直接会って話してみたいと思っているし、会ったことのあるひともそれなりにいるので、やはり、そういう相手には心配をかけたくない、と思ってしまう。
私の『これ』はよくあることで、そんなに心配しなくていいですよ、と毎回説明するのも面倒だ。

本当によくあることなのだ。
胃腸の弱いひとの腹痛や頭痛持ちのひとの頭痛のように、予想もしないときにふわっとやってくる。
苛むだけ苛んで、そしてふわっと去っていく。
長い付き合いだから、だいぶ予防や予兆や気分転換の術も身につけたけれど、来てしまったら自分ではほとんどどうにもできない。
浅いときも深いときも、短いときも長いときもある。
短くて数十分、長くて数時間。
いわゆる『抑うつ状態』。
まるまる一昼夜や、数日間苛まれ続けることがなくなっただけでも、よかったと思いたい。
どういう気持ちなのか、どんなことを考えるのかは、あまり説明したくない。
調べれば結構書いてあることでもあるし、本当にひとそれぞれだと思う。
深さも長さも、どんな体調になるかも、ひとことでは言えない。
説明もしづらい。
それであまり…理解というか、分かられないことも多い。

想像はそのひとの経験や知識を踏まえた上でしか想像されない。
心や想像で起きたこと、起きていることはそのひとにとって事実である。
他人の想像がひとりの事実に追いつけないこともある。

よく、接し方がわからない、と言うけれど、基本そのひとに無理を強いることを避ければ大丈夫だと思う。あと暗い表情や気分が悪そうにしていたら、お茶なり飴なり差し入れて、休憩させてあげるとか。身体症状に出るひともかなりいる。悩みを聞いてあげるとか、そういうことは本当に信頼関係ができている相手でないとできないので、そうでもないなら無理をさせないように、無理を強いられていたら助け舟を出すとか、そういうことで十分だと思う。

持病のことを書くつもりではなかったのだけれど、うつの話がメインになってしまった。
こんなだけれども楽しいこともあるし、ひととお茶するのも好きだ。
結局、病気とは言うものの自分の一部分のようになっている。
それはそれで受け入れているし、これからも、なるようにしかならないと思っている。

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