初めて病院に行くことが怖くて通院する事が出来なかった。

緑内障の診断をされてから２年くらい。手術をしてからは１年くらい。

日々、視野が欠けていく恐怖。安定してくれない眼圧。

目の事を考えると気が滅入ってしまい吐き気がする。

普段は緑内障の事や目の事は考えないように過ごしている。

でも眼科への通院の日は嫌でも考えてしまうし現実を突きつけられる。

「次、眼圧が下がっていなかったらまた手術を検討しましょう」

前回の通院でそんな風に言われていた。

とても怖かった。また手術耐えられるかな？

怖い。怖い。怖い。

診断を下されたくない。

そして15時に予約していた眼科へ行くことが出来なかった。

最後の気力と言うか力を振り絞って眼科へ電話。

都合が悪く行けなくたったことを伝えて予約を取り直した。

都合が悪いと言うか怖さに負けただけなんだけどね。

まだ目は見えている。これ以上、悪くしないために。一生、視力を維持できるように。
その為の通院だよ。
病院は病気を良くする為に行くところだよ。
放置して手遅れになったらどうするの？
何事も早期発見が大切。
大丈夫。今までもたくさんの辛いことを乗り越えてきた。
眼圧も安定しているかもしれないよ。きちんと眼圧が下がっているかもしれない。
怖いのはわかるけど通院は大切だよ。
次回は頑張ろうね。ずっと応援してるよ。

自分の親友が同じ立場に居たら私はこんな言葉をかけるだろう。

自分に対して自分の親友に接するようにしてみた。

もう何かも嫌で死生観がずっと逆転している。

毎日、楽しかった子供の頃。あんな風にまたなりたいな。

先伸ばしにした通院。次こそは必ず。