見出し画像

新生SPYAIR、始動!O-EAST公演を見た!

2023.07.17. SPYAIR AIR-GATE LIVE 2023 -JLT Extra- @Spotify O-EAST

久しぶりのSPYAIRです。
2022年3月末のIKEさん脱退からおよそ1年4か月。
新ボーカルのYOSUKEを迎えて初のライブが名古屋と渋谷で開催されました。
ライブとしてはBEST OF THE BESTツアー以来1年半以上ぶりで、本当に久しぶりのSPYAIRでした。

JLT Extraと題された本公演は、SPYAIRが毎年夏に富士急ハイランドコニファーフォレストで開催している野外ライブ「JUST LIKE THIS」の前哨戦的立ち位置で、ファンクラブ「AIR-GATE」会員しか申し込みができないライブとなっていました。YOSUKEのお披露目をまずファンクラブ会員の皆さんの前で、ということですかね。

期待と不安が混じる中、私はちゃんと申し込んでちゃんと当選してちゃんと参戦してきました。

まずセットリスト。

  1. サムライハート

  2. 現状ディストラクション

  3. WENDY ~It's You~

  4. One Day

  5. アイム・ア・ビリーバー

  6. My World

  7. BEAUTIFUL DAYS (Acoustic ver.)

  8. INSIDE OF ME

  9. We'll Never Die

  10. RAGE OF DUST

  11. イマジネーション

  12. RE-BIRTH

  13. 轍~Wadachi~

  14. SINGING

会場は個人的には初めてのSpotify O-EAST。キャパ1300という、SPYAIRにしては小さい箱です。
整理番号はほどほどでしたが、圧縮の波に乗って前から6列目くらいまで行けました。

定刻になると客入れBGMから流れるように登場SEへと変貌。手拍子が巻き起こりました。その手拍子に乗って下手からメンバーが続々と登場。

最後にYOSUKEが登場し、いきなり「タオル出せ〜!!」と。
少し予想はしていましたが、新体制一発目はサムライハートからでした。

演奏後、拍手が鳴り止まぬ中、YOSUKEは口に指を当て「静かに」とジェスチャー。
そしてSPYAIRお決まりの

「ようこそ、SPYAIRのライブへ!!」

某ロックユニットのオマージュはしっかりYOSUKEにも受け継がれていました。
そのまま現状ディストラクションへ突入。ギターソロ後半、MOMIKENNとIKEは向かい合ってステップを踏んでいましたが、YOSUKEは無し。ここは受け継がれず。
盛り上がりすぎて正確に把握しきれていなかったのですが、おそらく両曲とも原曲キーに戻っていました。
前任者のIKEは、喉への影響を考えて活動休止前 (2014年以前) の楽曲を半音から1音半ほど下げてライブをすることが多かったのですが、ここは若さで原キーに戻したようでした。

WENDYではYOSUKEが左手でマラカス (?) をシャカシャカ。少しぎこちない姿がかわいらしかったです。
シャカシャカ終わったあとは下手にマラカスをぶん投げ、それをスタッフがキャッチしていました。

ONE DAYからアイム・ア・ビリーバーの流れはアニメ・ハイキューの主題歌だなと。
アイム・ア・ビリーバー後にYOSUKEが「まだまだだな」と呟いていた (ように見えた) のが印象的でした。

その後、間髪を入れずに始まったUZのギターアルペジオ。
サクラミツツキかな?と思っていたら、まさかのここでMy World。
New Versionがリリースされていますし、UZのインスタにリハの動画が上がっていたので演奏することはわかっていましたが、やはり驚き。
しかも原キー。泣けますね。SPYAIRの中で1, 2を争うほど好きな曲、号泣してしまいました。

曲終了後、メンバーが捌けていったので「え、もう終わり?」と思ったらスタッフさんが椅子等を準備。
アコースティックコーナーでした。
まずはKENTAの小粋なトークが披露され、MOMIKENも散々盛り上げたあとに「きもちぃ〜」と一言。

話題は「久々の声出し」というところに。
初日の名古屋ではまず手拍子が聞こえて「あぁ、みんな声の出し方忘れてるのかなぁ。まだコロナに気を使って声を出さないのかなぁ」と思ったとのこと。
で、いざ入場したら途端にものすごい歓声。今日もすごかったが、かなり驚いたそうです。UZは驚きすぎて一瞬立ち止まってしまったようでした。
MCの中で「2019年に一回活動休止して充電期間に入って、半年くらいで充電を終えるつもりが気づいたら4年くらい充電していたような気がする」と。
確かに、1年お休みして2020年から思い切り活動再開!というのを想定していたのでしょうが、その通りには行かず。2021年頃からだんだんと規制も解除されてライブが行えるようになってきましたが、やはりどこか100%ではない部分もありました。そんなこんなでやっと100%を出せるライブが開催され、喜ばしい限りです。

またここで「最後の二曲は動画撮影がOKだよ」と説明がありました。で、YOSUKEからは「名古屋ではKENTAが説明をすっぽかした」と暴露。
また、撮影はOKだけれども棒立ちにならないでくれ、と。君らはカメラマンじゃないよ?との注意もありました笑
その後はYOSUKEの語り。話す中で「美しい日々を〜」と言ったところで観客も察したようで、メンバーもニヤニヤ。
アコースティックバージョンでBEAUTIFUL DAYSが披露されました。
超良かったです。"Oh try you self"と"だから"は合唱。YOSUKEと一つになれた気がしました。

アコースティックは1曲で終わり、またまたバンドセットへ。
一発目はまさかのINSIDE OF MEでギャップ。カッコよすぎました。
YOSUKEの「後半戦行くぞ!!」の煽りに負けじとフロアも熱狂。
続くWe'll Never Dieもかっこよすぎました。
その流れのままRAGE OF DUSTが披露されるというセトリのエグさ。YOSUKEのシャウトも炸裂しすごいことになってました。

続いて披露されたのはイマジネーション。こちらも原キーでの披露で、楽しすぎました。

そうこうしているうちに最後の二曲になってしまったようで、YOSUKEから動画写真OKとの合図。

MC中

まず披露されたのは新体制一発目のシングル、RE-BIRTH。
かっこよすぎました。シャウトえぐいです。ファルセット交じりのAメロやSPYAIRらしさのあふれるサビなど見所十分でした。


演奏中

本編最後の曲は轍。
これよこれ、と。声出しアリの轍は初めてでしたが、超楽しかったです。

新ボーカル・YOSUKE

YOSUKEも大はしゃぎといった感じで、最高のラストを飾れました。

続いてアンコール。
まず手拍子からだったのですが、段々と思い出したのか途中からSINGINGの合唱。懐かしいです。
程なくして楽器隊登場。SINGINGのアルペジオが始まりました。
遅れてYOSUKEも登場し、「声出していこう」と。
サビ前でメンバーがドラム前に集まる恒例のパフォーマンスはYOSUKEもやってくれていました。
声出しアリのSINGINGは最高ですね。

最後はYOSUKEも控えめに (IKE比) ありがとう、と。

演奏終了後はYOSUKEとUZがハイタッチする場面も。

恒例の写真撮影ではKENTAがマイクを持ち、場を回してました。
「はいチーズ (無言) 」のあと「はいチーズ (イェーイ) 」パターンも。
サポートギターのタスクさんを紹介した後は物投げタイム。
UZはピック、KENTAはスティックといつも通り。
YOSUKEは最前列の人とハイタッチし、最後にはタオルをぶん投げてました。
最後に残ったYOSUKEは大歓声を受けマイクでひとこと。「ありがとう」と言って終演となりました。

その後はドリンクを交換して、撮影した写真等をTwitterに載せることでステッカー貰えるキャンペーンに参加して終わり。
1時間半14曲、大満足でした。

YOSUKEは「This song is called~」構文が好きなようで多発していました。個人的にはこの構文好きなのでテンション上がりましたね。

新ボーカルYOSUKEのライブを始めてみた感想としては、まず高音が綺麗だなと。
RE-BIRTHのAメロにあるようなファルセットは本当に綺麗でした。
またシャウトも激しくてよかったです。IKEの重いシャウトとは異なり、LINKIN PARKのチェスターを彷彿とさせるようなスクリームでした。
福岡県出身の24歳 (現在25歳) ということもあり、今後の伸びしろに期待ですね。
あと、一挙手一投足がかわいい。
煽りにしろ座り方にしろ話し方にしろ。これは沼に落ちるオバサマが多いんじゃないかなぁと思いました。
(Twitter見てると案の定沼に落ちている人が多数いました笑)

今後のSPYAIRに期待です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?