モーグル競技の基本ルール

今日はモーグル競技の基本的な事について書いてみようと思います。

これを読んで下さっている方の大半は、基本的な事は知ってるよ〜って方が多いとは思いますが、あまり知らない方々にも知ってもらいたいなという気持ちで書きます!

(その人たちにはどうやったら読んでもらえるのだろうか....)

モーグル競技とは、コブ斜面を滑るという行為と、エア台でジャンプを飛ぶという行為が合わさった競技です。

簡単に言えば、
コブ滑ってジャンプしてを繰り返します。笑

モーグル競技の面白いところは、
"コブを滑る"ことと"ジャンプをする"というふたつの要素がひとつのコースに入っていること。

なので選手によって、"コブが得意"とか"ジャンプが得意"など様々です。

そんなモーグル競技は採点競技なのですが、、
意外と知られてないのが採点の配分です。

実は、、100パーセント中、、

ターン (コブ) 60%
エアー(ジャンプ) 20%
タイム(スピード) 20%

なんです!!

モーグル競技ってエアー(ジャンプ)が華やかで目がいきがちなのでエアー(ジャンプ)が凄い人がポイント高いんでしょ!て思われがちなんですが、、

意外にもエアー(ジャンプ)のポイントは全体の20パーセントだけ。

半分以上を占めているのは、ターン(コブ)なんです!!

そして採点の形式は減点方式。

ジャッジの方々は選手の滑りとジャンプを見てそれぞれベースポイントというものをつけます。

ミスをしたらその分をベースポイントから減点され、それぞれのポイントが出されます。

そのポイントを足したり、難易度をかけたり、スピードポイントを足したりなんやらしたのが、さは最終的に順位が決まるポイントです!

ベースポイントから加点されることは基本的にないため、少しのミスでも順位がガクッと落ちてしまいます。

そのため、選手はミスのない滑りを目指します。

大会当日の流れとしては、、

女子公式インスペクション

女子公式トレーニング

女子予選

男子公式インスペクション

男子公式トレーニング

男子予選

男女決勝公式インスペクション

男女決勝公式トレーニング

男女決勝
(世界大会は大体16位以内、国内大会は12位以内や8位以内など様々です。)

男女スーパーファイナル
(男女共に6位以内)

表彰式

だいたいこんな感じが多いですが、
稀に男女が入れ替わったり、、
予選から男女一緒だったり、、などの変更は試合によってあります。

これがシングルモーグルと言われる、一般的なモーグル競技です。(オリンピックは予選が2回あったりします。)

そしてもうひとつあるのが、デュアルモーグル。

デュアルモーグルは勝ち上がりのトーナメント制で、
2人で一斉にスタートします。

早くゴールした方が勝ちなの?と思われがちですが基本的なモーグル競技と採点形式は一緒です!

滑り降りたらジャッジの方々にどっちが良い滑りだったかを判断してもらい、勝った選手がトーナメントを上がっていけます!

モーグル、デュアルモーグルも選手によっては得意不得意、好き嫌いが分かれます。

見ていて楽しいなぁと思うのはデュアルモーグルだと思います。(岩本調べ)

私は滑るのもデュアルモーグルの方が得意でした!
隣にライバルがいるといつもより集中できる感覚がありました。

と、ここまで自分の言葉で書いて見ましたが、、
調べてみると、Jスポーツさんが分かりやすくルールをまとめて下さっているのでurlを貼っておきます!!

モーグル競技は、採点競技なのでルールや採点方法を知らないとなかなか楽しみにくいのかな?と思います。

モーグル競技の特性上、ちょっと分かりにくい部分があるので少しでも分かりやすく発信していけたらなぁと思うのですがなかなか難しいですね。

とりあえず今回は基本的なルールでした〜!

いつかもっと技術的な事も書けたら嬉しいなぁと思っております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?