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【独占インタビュー・前編】声優・小野大輔さんが語る「おはなしゴッホ」

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弊社公式音声ガイドアプリ『聴く美術』、もうダウンロードいただけましたか?アプリ内有料コンテンツ「おはなしゴッホ」でフィンセント・ファン・ゴッホ役を務めるのは、声優・小野大輔さん。音声ガイド収録後にたっぷりとお話を伺いました。独占インタビューです!!

■ファン・ゴッホを演じることの嬉しさとプレッシャー

――2016年「ゴッホとゴーギャン展」(東京都美術館ほか)の音声ガイドでファン・ゴッホ役を演じていただいて以来、2度目ですね。

小野さん 私自身、美術館や博物館で音声ガイドを聴いて楽しむのが好きなので、こういったお仕事をいただいて大変光栄に思っています。「ゴッホとゴーギャン展」の音声ガイドはファンの方々からも、お仕事でご一緒する方々からもとても反響が大きくて。それまで美術館に行ったことがなかった方が足を運ぶきっかけになったのかなと、とても嬉しかったです。

私は美術館に行くと必ず音声ガイドを借りますが、絵を見るだけでは知りえない、人が生きた軌跡を知ることができるのが好きなんです。だから、音声ガイドのお仕事というのは、すごく意義があると思っています。こうしてまたファン・ゴッホを演じることができて、嬉しさと、それから責任、プレッシャーもありました。

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■ゴッホは「人たらし」だったんじゃないかな

――ファン・ゴッホの人生を演じてみて、彼はどんな人だと思いましたか?

小野さん ガイドで演じる前、ファン・ゴッホには“孤高の天才”というイメージを持っていました。でも「ゴッホとゴーギャン展」や今回の「おはなしゴッホ」で演じてみて、実はすごく周りの人とコミュニケーションをとっていた人物なんだなと知りました。

まず、弟テオ。画商の弟がいないと生活することすらままならない。でも反対に言えば、弟に「そうしてあげたい」と思わせる人だったんだなって。絵が一枚も売れなくても支え続けたい。そう思わせるくらい、フィンセント・ファン・ゴッホは人として魅力的だったんじゃないかなって。その後のゴーギャンとのやり取りにおいても、本当にすごく好きになれる友達がいたのだなとよくわかりますし。

演じてみて感じるのは、ファン・ゴッホは「人たらし」なんだなということです。とても純粋で、周りの人がみんな彼のことを好きになってしまうようなところがある。そういうたくさんの人たちとの交流から、ファン・ゴッホは自分の芸術を高めていったんだろうなと思います。

■言葉に宿る「生きる熱さ」を伝えたい

――ガイドの台本は、ファン・ゴッホが残した800通程の手紙から引用した言葉を軸に構成しています。架空のキャラクターではなく、実在した人物を演じるという点で、何か気を付けたことはありますか?

小野さん このガイドに出てくる言葉は、フィンセント・ファン・ゴッホが実際に生きた証です。でも彼がその言葉を残した時、実際にどんな感情だったのかはわからない。想像するしかないんです。ファン・ゴッホは「生きる熱さ」を持った人だったと思います。だから、その体温や熱量を感じられるようなお芝居を声にのせることができれば、と思いながら演じました。

独占インタビュー・後編の記事へ続きます。近日配信予定。
後編では、プレゼントキャンペーンの情報もお届けしますのでお楽しみに!

(聞き手:アコースティガイド・ウエムラ)

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フィンセント・ファン・ゴッホ役:小野大輔
語り:藤村紀子
価格:860円(税込)
企画・制作:アコースティガイド・ジャパン

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