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KING&QUEEN展で英国王室の歴史をたどる~音声ガイドは女優・明日海りおさんが担当

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芸術の秋🎨🍁みなさん、満喫していますか?本日は、上野の森美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展─名画で読み解く 英国王室物語─」をご紹介。出品作品ほぼすべてが日本初公開という、とっても貴重な展覧会です!

―テューダー朝からウィンザー朝まで、貴重な肖像画など約90点

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世界屈指の肖像専門美術館ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー。所蔵作品が外部へ貸し出されることはめったにありませんが、本展では、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、英国の5つの王朝の肖像画や写真など約90点をみることができます。

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肖像画の表現の変化をたどるとともに、描かれた人物の運命や人間模様といったストーリーにも着目して、英国王室の歴史を紡いできた王や女王たちを紹介する展覧会です。

6人の妻をめとったヘンリー8世や“ヴァージン・クイーン”と称されたエリザベス1世。映画『英国王のスピーチ』で有名なジョージ6世や、現在の女王エリザベス2世まで。物語を知れば、もっと面白くなる!途轍もなく個性的な王や女王たちの超濃厚なドラマを堪能してください😲

―女優・明日海りおさんが音声ガイドに初挑戦!

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音声ガイドは、元宝塚男役トップスターで女優の明日海りおさんがナレーションをつとめます。冷酷な絶対君主から威厳あふれる女王まで。様々な王や女王になりきったセリフを交えながら、英国王室の歴史を読み解きます。

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例えば、このエリザベス1世の絵の前で聴くことができるのは、こんなセリフ。「私はこの国と結婚しました。イギリスがわが夫、あなた方すべてが私の子どもです」。まるで絵画の中から語り掛けてくるような迫力満点のボイス!7色(いや、それ以上!?)の声色を使い分け、皆さんを作品の世界へ誘います。

―音声ガイドBGMは王室ゆかりの名曲がいっぱい!

音声ガイドのBGMに使用されているのは、戴冠行進曲など王室ゆかりの名曲です。ウィリアム・ウォルトン作曲の『王冠』、『宝玉と勺杖』のほか、ヨハン・シュトラウス1世がヴィクトリア女王のために作曲したワルツ『ヴィクトリア女王讃歌』なども収録。

『ヴィクトリア女王讃歌』は、1938年5月10日、戴冠式に先駆け行われた舞踏会で、ヴィクトリア女王が上機嫌で踊ったと伝わる1曲です。この音楽が流れるトラックでは、明日海りおさんが「そこのレディ、お手をどうぞ。」と声をかけてくれますので、ぜひ優雅なワルツの調べにのって、展示エリアをぐるりとまわりながらお聴きくださいね。

▼下記のプレイリストから全曲お聴きいただけます!

この秋イチオシの展覧会です!ぜひお出かけください。
それではまた😉(ウエムラ)

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ー展覧会情報

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「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―」

会期:2021年1月11日(月・祝)まで開催中
会場: 上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
開館時間:午前10時~午後5時 金曜日は午前10時~午後20時
<ただし、1月1日(金・祝)は17時まで> ※入館は閉館の30分前まで

ー音声ガイド情報

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▶サンプルボイス試聴はこちらから
語り:明日海りお(女優)
特別出演:デヴィ・スカルノ(本展サポーター)
収録時間:約35分
当日貸出価格:600円(税込み)※おひとり様1台につき。

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