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アーカイブ配信:ゴッホとゴーギャン展の音声ガイド再び!

アコースティガイド・ジャパンのnoteへようこそ。

2016~17年の開催時、とても話題になった展覧会、「ゴッホとゴーギャン展」。記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?

展覧会の内容のみならず、音声ガイドにも大きな反響をいただきました。5年近い時が経っても、「あのガイドは印象的だった」とお声をいただくことがしばしば。いつかチャンスがあれば、また聞いていただきたいと、弊社スタッフも思いを温めておりました。そして、満を持して、アプリでの期間限定配信となりました!

制作担当者が今だから明かすガイドの秘密―ゴッホとゴーギャンの絆の物語

ゴッホとゴーギャン展の音声ガイドは、二人の画家の交流と絆の物語。
全く性格の異なる二人の画家のキャラクターに、息を吹き込んでくださったのが、人気声優の小野大輔さんと杉田智和さん。

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ガイドの物語は、ゴッホ(cv.小野さん)とゴーギャン(cv.杉田さん)が実際に交わしたという手紙のやりとり等を軸に、ドラマ仕立てで進みます。二人の出会い、共同生活、そして、黄色い家で起こった“あの事件”と別れ・・・

注目(注耳?)していただきたいのは、二人が「対話」をする場面がほとんどないということ。えっ?物語は、ゴッホとゴーギャン、二人の人物が出てくるドラマなのに対話をしないってどういうこと?と思いますよね。
でもよく聞いてみると、きっと気が付くはず。二人は一緒に話しているようで、実はずっとそれぞれがそれぞれにつぶやく、モノローグでおはなしが進んでいくのです。すれ違ってばかりの二人・・・しかし最後のエピローグで、ゴッホも、ゴーギャンも亡くなってしまったそのあとに、とうとうゴッホがこう言います。―――「ゴーギャン、聞こえるか?」。

おっと!これ以上書くとネタバレになってしまいますね。この演出は、ゴッホとゴーギャンという二人の画家について、資料を詳しく調べていく中で、思い浮かびました。物語が進むにつれて変化する、小野大輔さん、杉田智和さん、二人の声の温度を感じながら、どうぞ、ゴッホとゴーギャンが生きた時代に思いを馳せてみてください。

「ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」開催記念

今回のアーカイブ配信は、2021年12月12日まで東京都美術館で開催され、現在は福岡市美術館で2022年2月13日まで開催中の「ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」を記念しての企画です。(2月23日から4月10日までは名古屋市美術館で開催予定

ゴッホ福岡

「ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」を展覧会会場で楽しんで頂き、さらに「ゴッホとゴーギャン展」の音声ガイドをアプリで聴くと、様々な視点から、ゴッホを知ることができておススメです。

配信情報

アコースティガイド・ジャパン公式アプリ「聴く美術」で好評配信中!
▶iosの方はこちらから ▶androidの方はこちらから
2022年4月末までの期間限定配信ですので、お早めに。
※アプリ内で作品画像の表示はありません。

ゴッホとゴーギャン_アーカイブ配信宣伝看板_A4_twitter

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