202004142219家ごもり
誰とも会わず、家にいても生きて行けて楽しめる人間だった事を思い出す。
こう毎日家に篭る事を推奨されるというのは、
平和な世界としては珍しい事なのかもしれない。
いつもしていた己の生活、
旅行だったり、出張だったり、意味もない外出、
また友達と会ったり、飲みに出たり、買い物をしたり。
そんな日々の一面は必要ではない事、無駄な事も多かったけど、
それがまた自分自身を豊かにしてくれたのだなと感じる。
だから今が退屈。
というのは簡単な話である。
普段しない事、しようと思っていたけど忘れていた事。
それを楽しもうという意気込みが、
こんな世の中でも前向きに生きる方法なんじゃないかと感じる。
少なくとも外に出ない事を強制されてもないし、かと言って目的地に行く事を強制されてもいない今は、
僕にとって学生時代以来の気楽な生活、ストレスのない生活を送れて心地いい。
積まれた本を読んで、朝起きて空を撮って、料理をして、
それはやらずに貯めておいた幸せなのかもしれない。
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