見出し画像

デザインで若者のココロを掴み、文化をつくったタカラ缶チューハイ。


チューハイ。がダサイもの?
平成生まれのわたしにはあまりなじみのないイメージです。

このスタンダードを確立したのがこれ。


タカラ缶チューハイ。

1984年発売という、時代を感じさせないデザインとチューハイのど真ん中で飽きの来ない味。

これは、革命でした。


今日、ふと電車の広告で見かけたこれ↓

で復刻版デザインが限定発売!とありまして、パッケージがそもそも変化していたことすら知らなかったわたし。
調べてみると、いつも手にしていたデザインは5代目。


そんなに、工夫を重ねていたのか!と驚きもあり、変化を続ける中でスタンダードであることとは?、ひとの印象に訴えかけるデザインの重要性を感じました。


そんな、タカラ缶チューハイは日本で初めての缶入りチューハイ。
当時、居酒屋でしか飲めなかったものを缶につめて販売しました。

そして、若い世代のココロを掴むデザインにしたのです。

いつの時代も、若いひとは見た目のおしゃれさを気にするもの。



最近では、400mlくらいの小容量のビン入りビールをそのまま飲むのがカッコイイぜ~ということで、各社小ビンのビールを出しています。
何か、ハイネケンとかコロナとか、そのまま飲んでるとおしゃれやん!っていう感じ。
理屈じゃなくて、スタイルやフィーリングですね。

あ、そういえば、この前原宿のど真ん中でアサヒがイベントしていたな~
小ビンのビールが200円で飲めますよ~という宣伝です。
若者のビール離れが進む中で生まれた策ですね!



少し、話がずれましたがチューハイがオヤジくさいイメージだったものを変化させたタカラ缶チューハイ。
何と、かなり衝撃的なCMで宣伝をしていました。


これが当時、ココロを掴んだかどうかはわかりませんが…笑

かなり、印象には残りますよね。


という、風にして現在の若いひとでも抵抗なくチューハイを頼む文化が醸成されたということだと思います。


もちろん、中身(味)は最重要な項目です。
でも、それだけじゃ伝わらない。
それを伝えるために、デザインがある。

すべては、得意分野をもつひと達の最高のコンビネーションによって生まれるのだと。
ひとは一人では、何もできませんが、こうやって協力し合えることこそ、大切で歴史にすら残す文化をつくれるのだと思いました。


発酵のこと、毎日更新中。コメントにてネタや知りたいことも随時受け付けています♪ わたし自身も学びながら書いていますので、みなさんも一緒に発酵のものしりになりましょう^^