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LIFULL社員向け講演イベント「えらんでエールWeeks」とは?

こんにちは。
LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL公式noteです。
LIFULL HOME’S ACTION FOR ALLが取組む活動「えらんでエール」。DV被害を受けた人や虐待を受けた子どもなどが、一時的に安心安全な住まいを得られるよう支援する寄付プロジェクトとして、2019年からスタートしました。
今回は、このえらんでエールの取組みを紹介するLIFULL社員向け講演イベント「えらんでエールWeeks」について、主催者の新垣優美が紹介します。

「えらんでエール」についての以前の記事はこちら

 

えらんでエールWeeks とは

えらんでエールWeeks は、えらんでエールを通じてエール(寄付)を送った日本全国の民間シェルターに、支援の現状や活動の内容についてお話しいただくイベントです。

えらんでエールでは、毎年9月に寄付先や寄付先の活動をご報告する「えらんでエールレポート」を発行しています。
第2回の今回、皆さまからいただいた応援は計3,087エール(投票期間:2020/9/1~2021/8/31)。レポートでは、このエールをもとに、DVシェルター5団体、こどもシェルター4団体、難民シェルター1団体、生活困窮者シェルター1団体の計11の支援団体に寄付を行ったこと、各団体の方々から届いた声などを紹介しています。

▼第2回レポート
https://actionforall.homes.co.jp/erandeyell

えらんでエールWeeksは、このレポート公開のタイミングに合わせた8~9月にかけて、社員が直接シェルターの方からお話を聞く機会を得られるよう、企画しています。各講演はすべてお昼の時間帯にオンラインで開催し、前半と後半の2部制で開催しています。
前半(15分):えらんでエールの取組みの説明
後半(45分):団体講演

▼講演でのスライド(一部抜粋)

AFA_えらんでエール

過去の寄付先

過去2年間で計20団体にエールを送らせていただきましたが、そのうち12団体にえらんでエールWeeksで講演いただいています。
社員の参加率も高く、昨年は延べ300名、今年は延べ370名の社員が参加してくれました🎉


えらんでエールWeeksを開催した理由と参加した社員の声

ではなぜ、えらんでエールWeeksを企画し開催したのか。
それは、社会課題を解決していくソーシャルエンタープライズのLIFULLにとって、社会課題を知ること、現場の生の声を聞くことはとても重要だと考えているからです。
特にえらんでエールが取組んでいるシェルターへの支援は、その秘匿性の高さゆえに広く社会に認知されておらず、需要と供給のバランスが崩れているという現状があります。
民間シェルターはどうしてできたのか、民間シェルターとはどんな住まいか。民間シェルターで仮住まいをする方々のバックグラウンドにはどのような社会背景があるのか、民間シェルターを運営している方々は日々どんな想いを持って活動しているのか。
それらを本や記事などから知るだけではなく、実際の生の声を聞くことによっても知ってほしい。
そして参加した一人ひとりに、知識以上のなにかを持ち帰ってもらいたいと思い、開催することとなりました。

では実際参加した社員はどのような感想を抱いたのか、その一部をご紹介します。

▼参加した社員からの声(一部抜粋)

ネットカフェ難民の存在は知っていたものの、その人たちの多さと、今回のコロナ禍における問題を知って、課題の大きさにびっくりしました。そして、そういった方々への支援をしてくださっている方々のおかげで、たくさんの人たちが救われていることを思うと、金銭的な支援だけでも積極的にやっていくのは大事だなと思いますし、それを実践しているLIFULLを誇らしく思いました。
こどもシェルターの建物(家)は、自殺防止のために建具を変えなければならないというのを初めて知り、かなりショックでした。
こういうことは現場をご存じの方からしかお聞きできない情報だったと思うので、参加して非常に良かったです。
ニュースなどで取り上げられる社会問題だけでなく、通常だと目に触れない部分にも多くの社会課題とそれに対して取組まれている方がいらっしゃるのだということを知る機会になりました。また、住まい領域という観点で、何か自分にもできることがないかを改めて考えていきたいと思います。
今週LIFULLに入社しました。勉強会に100名もの人が参加していること、内容がとても深くためになったこと、井上さんが目指す社会課題解決企業が言葉だけでなく解決策まで話されていて、非常にスピード感をもって取組む現状に驚きました。
LIFULLに入社して良かったです。

こちらはほんの一部にはなりますが、課題に直面して衝撃を感じている社員が大半でした。

社会課題解決のためにはまずそれを認知すること。

LIFULLは、社員一人ひとりがさまざまな社会課題に向き合おうとしている企業です。

一人ひとりがこのイベントを通してなにかを感じ、次のアクションにつなげてもらえれば嬉しく思います。


さいごに

えらんでエールWeeksで講演いただいた各団体は、民間シェルターという共通点はあるものの、それぞれが「DVシェルター」「こどもシェルター」「難民シェルター」「生活困窮者シェルター」として活動しており、扱う社会課題の領域が全く異なります。

それぞれさまざまな事情の中で日々難しい課題に真摯に向き合っていらっしゃることを広く伝えられたらと思い、今後はこのnoteの場でも少しずつご紹介する予定です。

LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL えらんでエール。
一人ひとりが抱える住まいの課題を解決し、一人ひとりの"したい暮らし”を実現できるように、これからも取組んでまいります。



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✳︎LIFULLマガジン
✳︎株式会社LIFULL


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