見出し画像

人との出会いがあって今の自分がある

アクションポート横浜の卒業生を主人公として、大学生がインタビューする企画。第4弾は中島駿太さん。
彼が活動に関わったきっかけや活動への思いをインタビューしました。はじめての方は先ずコチラから。

中島駿太(なかじましゅんた)
東京都市大学 環境情報学部 2014年度卒
学生時代、エココンに参加した事をきっかけにNPO団体の活動に参加するようになる。アクションポート横浜では横浜サンタプロジェクトなどに参加。
大学卒業後はIT系の企業に就職。

インタビュアー | 齋藤健太

今はIT 企業で働いています!

齋藤:初めまして。今日はよろしくお願いします。お話楽しみにしています。

中島:こちらこそよろしくお願いします。緊張しますね。

齋藤:そうですよね、楽しく会話していけるよう、進行頑張ります!早速ですが、現在どのようなお仕事をされていますか?

中島:IT系の企業に入社して5年目になりますね。プログラマー志望でIT系の企業に就職しました。きっかけは情報化が進んでいく中で日に日に新しくなるIT技術を学び、時代に対応できるエンジニアになりたいと思ったからです。ただし現在は機材管理の部署に異動しプログラマーやエンジニアの方々が使用する機材の準備を行っています。

コミュニケーションの原点を探して

齋藤:今の職場に就職するにつれて学生時代はどのような活動をされていたのですか?

中島:大学3年のNPOに出会う前までは大学で学祭の運営をしていました。当時は、周りの人たちと自分を比べてしまう事が多かったのと人と話すのが苦手だったので苦労しました。

齋藤:そうなのですね。実は僕も人と話すのは苦手なんですよね。。。人とコミュニケーションをとろうと思うきっかけとかはありましたか?

中島:きっかけですか。うーん、そうだなー。大学内である環境団体が活動をしていました。その様子を見ていて自分の中にある疑問が生まれてきたことかな。

齋藤:疑問...?

中島:何故みんな、こんなにもコミュニケーションをとる事ができるのだろう?そのコミュニケーションを取ろうとする思いの原点はどこにあるのだろう?と考えるようになりましたね。

齋藤:なるほど、コミュニケーションの原点、僕も気になります。疑問を持ち始めてからどんな事をしたんですか?

中島:自分の中の問いについて考えてみたいと思って今から7年くらい前になるんですけど、ecocon(全国大学生環境活動コンテスト)に行きました。そこから数年後にecoconを共催しているあるNPOの手伝いをするようになっていきます。その疑問の答えを探す過程で同い年の仲間や、高城さんにも出会いました。答えを見つけるまでは、たくさんの人に話を聞き、自分の目で確かめる事を重要視していました。

齋藤:結構たくさんの人と話されたんですか?

中島:100人以上の人には聞いたかな?関東だけじゃなくて関西や東北に何度も行くようになりましたね。

齋藤:100人も!そんなに色々なところに行く行動力もすごいですね。疑問に対する答えは見つけられましたか?

中島:自分なりの答えは得られました。それは人が積極的にコミュニケーションをとるのは解決したい問題がありそれに立ち向かいたいというそれぞれの気持ち。このたくさんの人に話を聞いて気づいた事やまとめた上で得られた事、学生時代の活動などこれまでの経験を活かして今の職場で仕事をしていきたいと思っています。

学びに感謝するって大事だ

齋藤:アクションポートに関わったきっかけは何でしたか?

中島:きっかけはサンタプロジェクトの清掃サンタへの参加でした。環境活動の仲間に誘われて参加した事がきっかけでしたね。アクションポートの活動をしていく中で学生の色々な姿を見ていました。

齋藤:学生を見ていてどう思いました?

中島:当たり前の事ができているなぁ。と思いましたね。

齋藤:当たり前の事ですか?

中島:学びに対する素直な姿勢やその学びの場への感謝する事を忘れていませんでした。それに、何よりも自分に正直に生きている事ですね。でも、この当たり前な事がとても大切だとこれまで自分自身を振り返った時に忘れていたかもしれないと思いました。

齋藤:アクションポートに限らず、NPOにはどのように関わっていたのですか?

中島:学生の間は参加者の立場で関わっていました。団体に属して活動するようになったのは社会人になってからでした。

齋藤:NPOを通じてたくさんの人に出会ってどのような事を感じましたか?

中島:自分はもし、たくさんの人に出会えていなかったら違った社会人生活を送っていたと思いました。これまでの経験があったから人と話すのが苦手だったのが好きになれたのだと思っています。

齋藤:なるほど。これまでの経験があったからこそ今の中島さんがあるんですね。

齋藤:最後に学生に向けて一言メッセージをお願いします!

中島:経験からの学びを大切にしてください。どんなに小さな事でも社会に出る時に大切な事があるはずです。学びが後になって活かされるという事は誰にだってあるはずです。その事を忘れないでください。

齋藤:今日は貴重なお話をありがとうございました!

中島:こちらこそありがとうございました!

ACTION DATA 中島駿太
2018年 横浜サンタプロジェクト
2019年 アクションポート卒業生パーティー

編集後記

斎藤:あれ、今回、高城さんが編集やったの?

高城:ゆりねぇ、そうなんだよー。しゃけさんが有給休暇中なんだよー。

斎藤:ほかにもやってくれる卒業生がいるといいよね。

高城:それだ!ふーちゃんにも頼んでみよう!

***

聞き手 齋藤健太
テキスト 齋藤健太
編集 高城芳之
写真 高城芳之
監修 高城芳之

サポートもらえたら嬉しいです!記事の担当者がいっぱい褒めてもらえます!いただいたサポートはNPO法人アクションポート横浜の事業運営費に使いたいです! わたしたちのNPOインターンシップへの寄付もうれしいです! →http://intern.yokohama/kikin.html