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前むきな気持ち、魁(さきがけ)のまち

アクションポート横浜の卒業生を主人公として、大学生がインタビューする企画。第二弾は平野孝典さん。
彼が活動に関わったきっかけや活動への思いをインタビューしました。はじめての方は先ずコチラから。

平野孝典(ひらのたかのり)
横浜国立大学 経営学部 2015年度卒
大学3年生の時に、さかえWalkerに参加。そのほか、社会福祉協議会のボランティア、和田町のゆるキャラづくりに携わる。大学卒業後、現在は地元の水戸市役所で地域に貢献している。

インタビュー|岡﨑祐哉 坂井慶至

オセロの発祥、それは水戸

岡坂:平野さん、今日はインタビューさせていただきありがとうございます!はるばる茨城から来てもらえて本当にうれしいです!

平野:僕も今日のインタビュー楽しみにしていました、よろしくね。

岡坂:よろしくお願いします!さっそくですが、平野さんは今、どんな仕事をしているのですか。

平野:大学卒業後、地元に戻り、水戸市役所で働いています。いまは市民協働部の文化交流課で、芸術文化の振興やオセロの普及啓発などを担当しています。団体の方と一緒にイベントをつくる仕事が多いですね。

岡坂:オセロって、あのオセロですか?

平野:そう、旅館によく置いてあるあのオセロです笑。あまり知られていないけど、水戸市はオセロ発祥の地でもあるんですよ。そうだ、今日は二人にお土産を買ってきましたよ!

岡坂:え、申し訳ないですよ!ありがとうございます!えっと、、、これはオセロと、、コーラですか??

平野:そう!!先ずはオセロのチョコレート。もう一つは、、葵の御紋をあしらった徳川デザインのコーラ。オセロに加えて、水戸は徳川家にゆかりのある地だから、特別なボトルのコーラが売られているんです。

岡坂:え~、そうなんですね!知りませんでした!

平野:そうですよね笑。そういったこともあって、仕事だけでなく、プライベートでも。水戸のことを知らない方々にその魅力を伝えていきたいと思っているんです。

岡坂:か、かっこいい笑。素敵なお仕事を、平野さんはされているんですね!!

タウンマップが僕のなつやすみ

岡坂:平野さんが、アクションポートに関わるようになったのはいつからですか。

平野:僕がアクションポートに関わるようになったのは、大学3年生の夏休み。当時新しいボランティアに参加してみたいと考えていて、パソコンの検索でヒットした、さかえWalkerって活動に興味を持ったのがきっかけでした。

岡坂:さかえWalkerとはどのような活動なんですか。

平野:さかえWalkerは、高校生と大学生が中心となって、栄区の魅力を発掘、発信していくボランティアチームの活動で。僕たちのときは、栄区のマップを作成しました!

岡坂:区の魅力を学生が中心となって、発掘・発信していくのはおもしろそうですね!

平野:そう言ってくれると、うれしいです笑。

キャラの名は。#和田丸

岡坂:平野さんは、学生時代、他にもボランティア活動をしていたんですか。

平野:結構、取り組んでいました。ボランティアは大学2年生のときからです。大学サークルでの地域との触れ合い・活性化を目標とした活動、並行して社会福祉協議会でのボランティア。あと、青少年地域活動拠点での活動などにもです。

岡坂:忙しそう!

平野:もともと、自分から何かをはじめることが好きで。いろいろな活動をしていくのは、おもしろいと思っているんです。組織によって、目標設定の大きさ・広さが違うので、ケースに応じて『どう進めればいいか』『いま何が必要か』を考えていくのはやりがいがあります。

岡坂:すごいなぁ。自分からはじめるのでも大変だし、組織にあわせて考えていくなんて、頭がパンクしてしまいます。先ほど話題にあがった活動も、組織ごとに求められることが異なっていたんですか。

平野:異なっていました。大学のサークルは保土ヶ谷区のために、和田町のゆるキャラをつくることが目標で。それに向けて活動していました。目標が明確でしたね。一方で社会福祉協議会は、地域に住んでいる人たちとのふれあいが目標で。そのためにできることを考えていました。手探りです。

岡坂:同時並行で異なるあたまを使うだなんて、難易度たかいです!でも、それだけに、やりがいもありそうですよね。

意識して出会う、刺激しあって広がる

平野:大変でしたけど、やりがいもその分ありました。やっぱり、他の大学やNPO、地域の人たちのことを知れたのは大きかったです。ふつうに大学生活していたら関わることのない人ばかりでしたから。

岡坂:確かに、家と学校の往復とじゃ得られない経験ですね!

平野:そうなんです。いろいろな関わりは難しいもの、でも自分にとっていい経験になります。特に、自分とは立場の違う人も多かったので、その人たちとの関わりは、いい刺激になりましたね。

岡坂:いい刺激、それはいったいどのような。

平野:関わっている人がみんな、自分の考えを持って一生懸命がんばっている人ばかりで。そんな人と関わっていると僕もがんばらないとって思いが強くなりました。

岡坂:平野さんにとっていい出会いがたくさんあったんですね。羨ましいです!自分たちもそんな出会いを見つけたいです。今からでも間に合うと思いますか。

平野:間に合いますよ!意識して行動すれば、世界が広がりますから。頑張って!!

岡坂:!!!

岡坂:よければ、最後に学生へのメッセージをお願いしてもいいですか。

平野:ムダな経験なんてないと思って、どんなことにもポジティブに行動してみてください。行動すれば、いやなこともあるし、いやなことは大変かもしれない。でも、どうせやるなら楽しくやった方が得るものも大きくなります。人生には避けられないこともある以上、なにごとも楽しめるようになれるといいですよね!

岡坂:ありがとうございます!ポジティブなアクション!なかなか、できないでいました。でも、その方が人生を楽しめそうだし、なにより、かっこいいです!

平野:そう言ってもらえるとうれしいです笑。アクションポートの学生さんのますますの活躍を期待していますね。

ACTION DATA 平野孝典(ひらのたかのり)
2012年 大学内でゆるキャラサークル発足
2013年 栄区社会福祉協議会の学生ボランティアチーム発足
2014年 和田町のゆるキャラづくり開始
       栄区青少年の地域活動拠点『フレンズ☆さかえ』に参加
    さかえWalkerに参加


編集後記

高城:はっくしゅん

高城:うぇぇ

北川:ほら、おじさん、鼻かんでー


斎藤:え、おわり!?編集後記、え!?

***

聞き手 岡﨑祐哉 坂井慶至
テキスト 岡﨑祐哉 坂井慶至
編集 野永雄司
写真 高城芳之
監修 高城芳之


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