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世界的なアクティビズムの動向を振り返ろう

お疲れ様です。
最近彼女が滅法欲しくなっているActivist Timesです。
転職も恋活も頑張ります‼︎

さてさて今回は世界的なアクティビズムの動向を振り返ろうの回です。
直近LazardさんとFTIコンサルティングによるアクティビズム動向についての調査結果が公表されましたね。

以下が該当のサイトとなります。

・Lazard Asset Management

・FTI Comsulting

どちらも英語の資料なので、わかりにくいな、、、と思う方もおるかと思います‼︎
そこで私がごくごく簡単にこれらをまとめていきたいと思います。
それではどうぞ。

⭐️最近のアクティビストの動向

● Lazard Asset Management

同社によると2022年第3四半期は3 四半期連続で前年比でアクティビズム活動が増加し、2022 年通期の活動レベルがすでに 2021 年通年レベルに近づいているとのことでした。

(出典)Lazard Asset ManagementのHPより引用

特に情報通信事業(テクノロジー事業)へのアクティビズムが増加したとのことでした。

提案内容としては、M&A関連の目的に焦点を当てたキャンペーンの割合が増加し、戦略と運用に関する需要も2四半期連続で頻度が増加しております。

(出典)Lazard Asset ManagementのHPより引用

2022年9月1日から施行されている SEC の新しいユニバーサルプロキシ ルールの影響で年末にかけて、アクティビストの活動の活発化が想定されているとのことです。

●FTI Consulting

市場の動きとしては
①年初来株価が大幅に下落。2022 年9月1日現在、ダウ ジョーンズ工業株平均 (「DJIA」) は 2022 年の年初来で12.9% 下落し、S&P500 は16.8%下落、Nasdaq Compositeは24.7%下落。
②新規上場する企業が大幅に減少。アクティビストにより支援されていたSPACによる新規上場も減少。その点はアクティビストにとっての投資妙味が減少したと思われる。

こういった状況が継続しており、アクティビストが目をつけていた企業の株価も低下しているため、アクティビストにとって投資しやすい環境は継続しているとのこと。

(出典)FTI ComsultingのHPより引用

2022 年上半期のアクティビストの動向としては、米国を拠点とする企業が関与する合計 321 件のキャンペーンが開始され、2022 年第 1 四半期には 164 件、2022 年第 2 四半期には 157 件が開始。2022 年上半期のキャンペーン数は 2021 年上半期と比較して 23% 増加し、2022年第 2 四半期のキャンペーンは 108 件のキャンペーンが開始された 2021年第 2 四半期と比較し45% 増加。

アクティビストによる取締役会の議席獲得割合は、2Q21年には43 人中 14 人 (33%) だったのに対し、2Q22 では 71 人中 31 人 (44%) と大幅に上昇。

セクター別ではTMTセクター(テクノロジー、メディア、テレコム)が最も多い。

(出典)FTI ComsultingのHPより引用

また米国に関しては、中小型の企業よりも大企業(時価総額100億$以上)の企業に対するアクティビズムが多い(日本とは違う、、)
2021年比で大幅に増加。

また従来からアクティビストとして活動している著名なアクティビストによるアクティビズムよりも、初めてアクティビズムをした投資家が増加。

(出典)FTI ComsultingのHPより引用

最近はアクティビストにアクティビズムする投資家も増えてきているというのが現在のトレンドとのこと。

⭐️最後に

今回は世界的なアクティビズムの動向振り返りました‼︎
中の人の英語の勉強も兼ねてですが、、笑とても面白かったです!

こういったものも引き続き取り上げていけたらと思います‼︎

それではまたお会いしましょう!

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