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【考察】結局村上さんって何で大豊建設を再度5%以上保有したの?

こんばんは。
台風が来そうな中スタバで執筆活動に勤しむActivist Timesです。

今回はタイトルの通り、村上さんが大豊建設を保有した理由を考察していきたいと思います。本気で推定なので、「何言ってんだこいつ、、、」と思う部分あるかと思いますが暖かく見守って(❔)いただけると嬉しいです‼︎

ちなみに一旦村上さんが大豊建設を概ねにエグジットした件は下記noteにまとめているのでもしよろしければご覧ください。

●本件の概要

2022年9月14日報告義務発生日の大量保有報告書にて、シティインデックスイレブンスが、大豊建設株を発行済み株式数の5.07%保有していることが判明しました。
同報告書を見ると、2022年7月下旬から市場で着実に買いを進めていたようですね。

詳細は以下のファイルをご確認してみてください。

●考察

①単純に株価が安くなっており値上がりを狙えると思ったから

以下は直近半年の大砲建設の株価になります。

(出典)Yahoo Financeより引用

丁度村上さんが買い始めた7月下旬の株価を見ると、比較的株価が安くなっているのが窺えるかなと思います。
そのタイミングで買い増しをしており、単純に利鞘が抜けると思い投資をしたのかなと思います。
まぁ逆張り投資家みたいな発想なので、村上さんの投資スタイルには少しそぐわない気もしますが、単純に利益を取ることが投資家としては重要なことなので、このようなケースは考えられると思いました。

②麻生による完全子会社化

前回村上さんも保有分の大部分は麻生によって買われています。
現状麻生の保有比率は、51.83%で、過半数を占める親会社です。

村上さんとしては少数株主の権利を主張し、
麻生に大豊建設の残りの株式を全て買い取らせ、麻生の完全子会社化になることを要求するのかもしれません。

③保有分の自社株買いを要求する

以前三信電気という会社で一度自己株TOBを要求して、一旦大幅に保有が減少した後再度自己株TOBを提案した事例がございました。
保有割合等も違うので一概に一緒とは言い難いですが、保有分の自社株買いを要求するケースはありそうです。
以下ご参考まで三信電気の事例まとめたのでご覧ください。

(ご参考)三信電気の事例

①自社株TOB(1回目)
公表情報によれば、C&I、オフィスサポート、南青山不動産、エスグラント、野村絢氏等の村上ファンド関係者は、2015年4月頃から三信電気株式会社の株式を市場において大量に買い集め、最終的に村上ファンド関係者 の三信電気株式の持株比率を約 38%まで高めました。

しかし、公表情報によれば、C&I、オフィスサポート、南青山不動産及びエスグラ ントは、かかる株式大量取得の開始から約 3 年数か月後の 2018年5月に、三信電気が 実施した総額 197億1,200万円の自社株 TOB(以下第 1 回自社株 TOB) に応募して、その保有に係る三信電気株式の大部分を売却しました。

第1回自社株TOB は、TOB価格を 2,191円と設定しており、公表の前営業日である
-2018年5月11日時点の三信電気の市場株価の終値 2,234円との比較ではディスカウン ト価格でしたが、そのディスカウント率はわずか 1.92%であり、同社株式の過去 3 か月間の終値の単純平均値に対して約 120 円のプレミアムを付した、いわゆるプレミ アム付き価格で行われたものでした。

②自社株TOB(2回目)
公表情報によれば、上記 の第1回自社株 TOB に応募したことによって、村上ファ ンド関係者は、いったん、三信電気に対する持株比率を大きく減少させました(2018年7月3日時点で約 13.90%)が、その後、再び三信電気株式を大量に買い集めるに至り、 2020年11月4日までに、村上ファンド関係者の持株比率を約27.63%(議決権割合に して約 34.73%)にまで高めました。
しかしながら、公表情報によれば、シティインデックスイレブンス及びエスグラントは、2021年6月に三信電気が実施した総額157億4,300万円の自社株TOB(以下 第2回自社株TOB)に応募して、その保有に係る三信電気株式の大部分を売却しています。
第2回自社株TOBは、TOB価格を2,249円と設定しており、TOBの公表の前営業日である2021年5月11日時点の三信電気の市場株価の終値2,070円から8.65%(179 円)のプレミアムを付した、いわゆるプレミアム付き価格によるものでした。

●最後に

今回は村上さんの大豊建設株の再度大量保有についてまとめました。
今後の動向は注視していきたいなと思います。

皆さまの参考になれば嬉しいです‼︎
引き続き宜しくお願いします🤲

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