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【必見】ジャフコグループ〈8595〉へのアクティビズムとエンゲージメント③〜村上ファンド〜

お疲れ様です!
今回はジャフコグループへのアクティビズムということで、村上ファンドによるアクティビズムについてまとめていきたいと思います。
それではスタート‼︎

⭐️村上ファンドによるジャフコグループへのアクティビズム

●経緯

①2022年8月2日、村上グループ(シティインデックスイレブンス、南青山不動産、野村絢氏)が大量保有報告書を提出。

保有比率が6.54%であることが判明。

②2022年8月5日、村上グループ(シティインデックスイレブンス、南青山不動産、野村絢氏)が変更報告書を提出。

保有比率が11.87%に上昇。

③2022年8月15日、ジャフコグループが、「株式会社シティインデックスイレブンスらによる当社株式を対象とする大規模買付行為等が行われる具体的な懸念があることに基づく当社の会社支配に関する基本方針及び当社株式の大規模買付行為等に関する対応方針の導入に関するお知らせ」を発表。

●ジャフコグループからリリースから分かる村上グループの動き

・2022 年 8 月 4 日に野村絢氏及びシティインデックスイレブンスの代表取締役である福島氏と、2022年8月 5 日に村上 氏、野村絢氏及び福島氏と面談。

・2022年8月5 日の面談において、村上氏らから、 ジャフコの株式を15%弱取得したことについて知らされるとともに、当社株式を今後も買い増しし、ジャフコの株式の 51%を取得する可能性が あることを示唆される

・ジャフコの保有する株式会社野村総合研究所の株式を流動化等 した上で、ジャフコの株式時価総額の約3分の1、連結株主資本の 40%にも相当する約 500億円の自社株買いを行うべき旨を要請

→この提案内容はカタリスト投資顧問とのエンゲージメントにより実現した内容とほとんど同じですね。

(出典)株式会社シティインデックスイレブンスらによる当社株式を対象とする大規模買付行為等が行われる具体的な懸念があることに基づく当社の会社支配に関する基本方針及び当社株式の大規模買付行為等に関する対応方針の導入に関するお知らせより引用

● (参考)ジャフコグループが導入予定に有事型買収防衛策について

簡単にまとめると、、、

・導入目的
村上グループに20%以上保有させないため

・取締役会決議での防衛策導入か、もしくは株主総会決議での防衛策導入か。
株主総会決議により導入予定。理由は村上グループのジャフコへの支配力の増加がジャフコのの企業価値の向上やか株主利益に増加に繋がるかどうかが不明のため、株主に判断を会仰ごうという考え。

・有事型か、平時型か
有事型。コメント強調。

(出典)株式会社シティインデックスイレブンスらによる当社株式を対象とする大規模買付行為等が行われる具体的な懸念があることに基づく当社の会社支配に関する基本方針及び当社株式の大規模買付行為等に関する対応方針の導入に関するお知らせから引用

・有効期間
2023年8月15日まで(直近1年間)

●その他補足

ちなみに上記のリリースには、村上グループの過去の投資事例も掲載されており、勉強になりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください‼︎

アコーディアやMCJ、新明和工業、黒田電気等の事例が紹介されています。

⭐️最後に

本日は村上グループによるジャフコへのアクティビズムをまとめていきました。
今後も動きがある分野だと思いますので引き続きウォッチしていきたいと思います‼︎

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