#6 大田誠師 [三月の末から五月未明のこと]

鹿児島でのライブを終えた三月の末。
ばたばたとぐるぐると過ぎ去って、一日、数日、一週間、十日。
びゅんびゅん流れ去り、なにがなになのか、忘れて想えなくなる。

四月は、と言うと…

Philatelyのリリースから約一カ月、という事で
アコースティックライヴをしました。

それから数日後の木曜日、
サポートメンバーと《会場限定音源》のレコーディング。

高円寺のスタジオ・コヤーマにて、
馬渕さんの協力の下、オープンリールで一発録り。
馬渕さんはギタリストで
前作のタコのアルバム(Phoneme)の
都市にビルやcityなどのギター、レパートリーのコーラス、
誰にも…の「1、2…」などなど大活躍して頂き、
今回も僕の気まぐれなリクエストに快諾して頂き、やはり大活躍なのです。

次作のイメージもあり、
ちょいと実験も兼ねてのレコーディング。

4/21〜7/29,8月,9月はサポートメンバー(芥、うら)と
全国津々浦々、バシーっとやってきます。
key 山田昌平
b タケミ
ds よりまつ
※詳細は[芥hp]にて。

ライブ会場にて、
《会場限定音源/only available at live performance》発売。
(6曲入り、¥1,000)
※サポートメンバー[芥、うら]とのPV
ゐみゐYouTube

4/16は芥のリハ。
オリジナルメンバーと、新曲制作や《Philately》のアレンジに磨きをかけてます。

4/19は国分寺のスタジオにて、
M&N録音サービスの三木さんとアコースティックな録音。
ふだん弾き語りで歌ってるものや、
押入れの奥に三つ積まれた箱の下の方の未発表の物ものを取り出して歌う。

4/21は福島アウトラインでのライブ。
再会と新しい出会い。
ここは僕が上京してから、初めて都外でライブした場所でもあり、
訪れるたんびにしみじみする。
あの頃から、ずいぶんと時が経った。
ふんどしを締めなきゃいかんと思いながらも、その褌を探している始末。

阿部さん、本田くん、澪ちゃん、皆々さま感謝。

今は五月。

一年二ヶ月前の僕は何をしていたんだろう。
スタジオのスピーカーから流れる曲のタイトルを教えてもらったり、はにかんだ笑顔、予約のやりとり、待合いのスペースに置かれたPCの待ち受け画面のラーメン。
そんなのが頭をぐるぐるしてた。

※五月未明に書きました

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