【競馬】リバティアイランドは本当に怪物か?【走法分析】

走法分析

リバティアイランドの新馬戦(0.25倍速)

捌き/捌き型のストライド走法で、基本的には芝の良馬場に適性がある。ストライドが大きいことから、新馬戦の新潟は絶好条件か。スローペースの上がり勝負(ロンスパ)には滅法強いタイプに見える。一瞬のキレというよりかは、ロンスパだと思う。クラシック路線を十分狙えるタイプ。
逆にこのタイプは道悪には適性が無いことが多く、路面がのめるような馬場だとパフォーマンスを落としやすい。

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前走パフォーマンス

新馬戦らしく、序盤が緩く上がりだけ走った形のレース。通常、上がり3Fで10秒台が出ることはないのだが、よほど無酸素エネルギーを残したまま直線に向かった形だ。3Fとも10秒台が出るのは平坦かつ野芝の新潟ならでは。上がり31.4秒という数値は、あまり気にしなくていい。

しかし、これだけのスローペースで全馬に余力がある状態で走った場合、基本的には前残りになる。リバティアイランドは3F地点で先頭から0.6秒後ろにいながら0.5秒差をつけて勝ったことは評価に値する。また逃げたエマヌエーレは、次走の未勝利戦で2着に0.5秒差をつけて勝っている。負かした馬が弱すぎたというわけではない。エマヌエーレはやや跳びが小さく、新潟に向かなかっただけで、条件次第では十分強い可能性のある馬だと言える。

懸念材料

新馬戦では、上がりにいくまでのペースがかなり落ち着いているので、この馬のこなせるエネルギーの総量をはかることが全くできない。競馬というのは、クラスが上がるほど道中のペースが厳しくなる。早いペースの競馬になった時に脆さをみせる可能性がある。そのあたりが未知なのでわからない。

かなりストライドが大きいことから、全力を出させてもらえないケースが懸念される。内にはいってごたついたり、スパートが遅れてスピードに乗り切れないケースだ。基本的には、ストライドが大きいので、スピードにさえ乗れれば効率のよい走りができるため、ロンスパ戦は問題ないだろう。

あとは繰り返しになるが、この手のタイプは道悪は割引だと思う。


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