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F1層やF2層...M1層とM2層もあるの!?マーケティングで使われる性別年齢区分を初心者向けに解説

こんにちはアドのハシです。

この業界アルファベットが好きだなと入りたての頃はよく思っていました。
今日はマーケティングの対象となる年齢層についてお伝えいたします。
アフィリエイターとかはそこまで気にしない方も多いかもしれませんが、自社商品を取り扱っているメーカーのマーケターとかは会話によく出てくるかもしれません。

アフィリエイターでもそこまで気を遣ってアフィリエイトしてる方はなかなかいない印象で、もしできればASPやクライアントさんからの評価は爆上がること間違い無いでしょう笑

ユーザー属性を考える時、まず優先順位として出てくるのは性別と年齢。性別と年齢層が異なれば戦略や媒体など大きく違ってくるので、ユーザー属性をあらかじめ設定しておくのは大事ですよね。今回はその定義の基本についてお伝えします。

ユーザーの性別年齢区分

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・C層 (Child、Kids) 男女4歳~12歳
・T層 (Teen-age) 男女13歳~19歳

・F1層 (Female-1) 20歳~34歳の女性
・F2層 (Female-2) 35歳~49歳の女性
・F3層 (Female-3) 50歳以上の女性

・M1層 (Male-1) 20歳~34歳の男性
・M2層 (Male-2) 35歳~49歳の男性
・M3層 (Male-3) 50歳以上の男性

F1層の特徴

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F1層は全人口の7%程度で多くを占めていないようにみえていますが、消費行動は活発で企業のマーケティングには重要視される層です。美容やスキルアップなど自分自身にお金をかけることを惜しみない他、独身が多くを占めるので、自由にお金を使えることも特徴です。新しいトレンドに敏感である点も特筆すべきでしょう。

F2層の特徴

F2層になると既婚者が増え、家庭で購入する商品の決定権を持つのが特徴です。車や住宅といった大きな買い物をする事もあることや、健康に対する意識や投資を惜しまない事も特徴です。一方で独身の割合も近年増えており、ライフコースの多様化もみられ、F2層をひとくくりで捉えるのは古いのではないかという意見もあります。そのため、F2層をターゲットにする時は既婚か独身かなどターゲットをより掘り下げた方がいいでしょう。

M1層の特徴

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前回の記事でお伝えしたように、M1層とは20歳から34歳の男性を指します。この年齢層はスキルアップやビジネスへの関心が高く、自己投資に積極的。情報源はインターネットからであるのも特徴です。最近では就業形態の多様化などもあり、副業や兼業などにも関心が高いとも言われています。

M2層の特徴

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M2層とは、35歳から49歳の男子を表す性別年齢区分です。この年齢層になるとM1層に比べて経済力もあり、また既婚者の割合も高くなっています。そのため家庭での消費の決定権は自身ではなくその奥さんが握っていたり、将来を見据えて貯蓄を検討する年齢層なので、他の層に比べると消費が少ない事が特徴です。

区分に捉われない消費動向の多様化
F3、M3層の説明は割愛させていただきますが、上記はテレビが主流メディアだった時代によく使われていた広告、マーケティング業界の用語だったわけですが、現在では消費動向が各年齢性別層で変化していると言われています。

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特に最近だとシェアリングエコノミーやサブスクリプションサービスなど節約志向の高まりから安価で高品質なものを厳選する傾向がみられています。今までは所有するために購入していたわけですが、現在では使う為にサブスクサービスを契約するという事がみられています。

メディアも多様化していますし、各ユーザーの志向にあわせて媒体選定などを行っていかなければいけませんが、結局大事なのは「ユーザーを知るという事」です。

届けたいものを一方的に届けるだけでなく、ユーザーが何を求めているのかそれを念頭におきながら我々マーケターはユーザーに価値を伝える努力をしていきましょう。

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